ナンバープレートの文字が色落ちで薄くなった状態で走行するのはOKかNGか

長期間同じ車を使用していると、どれだけ大切に扱っていても劣化が進みます。

意外と盲点なのが「ナンバープレートの色落ち」です。
ナンバープレートの文字が色落ちしてしまい、薄くなる現象がときどきあります。

色が薄くなると文字が見えづらくなります。
この状態で公道を走ることは、果たして違反なのでしょうか?

今回はナンバープレートが色落ちした状態で走るのは違反なのか、なぜ色落ちしてしまうのかなどの解説と、文字が薄くなってしまった際の対処法などを紹介します。

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ナンバープレートの色が劣化で薄くなった!これって違反?

通常の視力で数字や文字が識別できなくなる程度の場合、違反とみなされる可能性が高いです。

道路運送車両法第19条には車両番号標の表示の義務などについて定められています。
国土交通省令により、自動車登録番号標(ナンバープレート)及び、記載された自動車登録番号を見やすいように表示しておかなければ、公道を走ることは許されないこととされています。

また、73条にはナンバープレートとナンバープレートに書かれた文字を見やすく表示しなければいけない旨も記載されています。

色落ちだけでなく、汚れや傷で識別が困難になっている場合も含まれるため確認しておくのが良いでしょう。

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なぜナンバープレートの色が薄くなるのか

ナンバープレートイメージ

ナンバープレートの色落ちは、主に以下の2つの原因が考えられます。

  • 紫外線による劣化
  • 汚れによる劣化

紫外線

紫外線は、プラスチックの材料であるポリ塩化ビニル(PVC)を劣化させ、色素を分解します。
つまりナンバープレートは、日光に長時間さらされると、色が薄くなったり、変色したりすることがあるのです。

昼間の長時間運転が多い方や、屋根など太陽光を遮るものがない駐車場に車を停めている場合、日常的に紫外線にさらされているため少し注意が必要です。

汚れ

汚れによる劣化も、色落ちの原因です。

ナンバープレートは、走行中に泥やホコリ、排気ガスなどの汚れが付着します。
これらの汚れは、色素を分解したり表面を覆って光を遮ったりすることで色落ちを促進すると考えられます。

汚れたからといって洗車時に強力な洗剤やブラシを使用すると、色落ちしてしまうかもしれません。

ナンバープレートの色が薄くなった際の対処法

ナンバープレートが実際に色落ちしてしまい、道路交通法に違反していそうだと感じた際はナンバープレートの交換をしましょう。

申請方法

ナンバープレートの交換申請は、管轄の運輸支局または自動車検査登録事務所で行います。

  1. 運輸支局または自動車検査登録事務所に行き、窓口に申請書類を提出する
  2. 登録手数料を支払う
  3. 新しい車検証を受け取る
  4. 自動車税事務所(運輸支局内)に変更したことを申告する
  5. 古いナンバープレートを返却
  6. 新しいナンバープレートを購入

自分で必要な書類の準備ややりとりが面倒な方はディーラーに交換手続きを代行してもらうことも可能です。

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ナンバープレートの色落ちを防いで長持ちさせる方法

洗車

ナンバープレートの色落ちを防ぎ、長持ちさせる方法は下記の4点です。

  • 紫外線から保護する
  • 汚れから保護する
  • 高温や低温から保護する
  • 定期的に点検する

紫外線から保護する

ナンバープレートの大敵は日光です。

日光に長時間さらされると紫外線による劣化で色が薄くなったり、変色したりすることがあります。
そのため、ナンバープレートに紫外線が当たらないよう日陰を保つことが大切です。

駐車場に屋根がない場合や日当たりの良い場所に設置されている場合は、車本体をカーテンやシェードなどで覆い、日光を遮ってあげるのがおすすめです。

汚れから保護する

ナンバープレートは、走行中に泥やホコリ、排気ガスなどの汚れが付着します。
これらの汚れは、色素成分を分解したり、表面を覆って光を遮ったりすることで、色落ちを促進します。

ただの汚れと放置するのではなく、こまめに洗車してナンバープレートをきれいな状態でできるだけ保つことが色落ちの防止につながります。
洗車の際には、柔らかいスポンジや布を使用し、洗剤は中性洗剤を使用するようにしましょう。

また、強力な洗剤やブラシを使用すると、色素を傷つけて色落ちする可能性がありますので、注意しましょう。

高温や低温から保護する

ナンバープレートは、高温や低温にさらされると、プラスチックの劣化が進み、色落ちする可能性があります。

そのため、ナンバープレートを直射日光や熱源から離れた場所に設置するようにしましょう。

定期的に点検する

ナンバープレートの色や形状に異常がないか、定期的に点検するようにした方が良いです。
色が薄くなったり、傷がついたりした場合は、早めに再交付を受けましょう。

ナンバープレートの色落ちを防ぐための対策をすることで、より長持ちさせることができます。

ナンバープレートカバーとは

クエスチョンマーク

ナンバープレートカバーとは、ナンバープレートを覆うように取り付けるカバーのことです。
プラスチック製で無色透明のものから、薄い水色・ピンク・グレーといった着色したものまで、多種類の製品が市販されています。

ナンバープレートカバーは、以下の目的で使用されます。

  • ナンバープレートを汚れや傷から保護する
  • ナンバープレートのデザインをおしゃれにする
  • ナンバープレートを隠す

ナンバープレートカバーは、ナンバープレートを保護する効果があります。

ナンバープレートは、走行中に泥やホコリ、排気ガスなどの汚れが付着します。
これらの汚れは、ナンバープレートの劣化や文字や数字の識別を困難にする原因になります。ナンバープレートカバーを装着することで、これらの汚れからナンバープレートを保護することができます。

また、ナンバープレートカバーは、ナンバープレートのデザインを変更する効果もあります。ナンバープレートカバーには、さまざまなデザインのものがあり、車の雰囲気に合わせたナンバープレートを演出することができます。

2016年からナンバープレートに関するルールが明確に

ナンバープレートを汚れから守ってくれるナンバープレートカバーですが、2016年4月1日以降から装着に関する新たなルールが新たに追加され、それに伴いナンバープレートにカバーをはめることが全面的に禁止となりました。

今まではなあなあで済んでいたところが明文化され、ナンバープレートをカバーで被覆させたりシールを貼ったりすることなどが明確に禁止されたのです。

そのため、ナンバープレートカバーをつけていると違反行為として取り締まられ、罰金を支払わなければならないため注意してください。

明文化される前は利用者も多かったため、いまだにつけていいと思っている方も少なくありません。

まとめ

ナンバープレートの色が落ち、文字が薄くなる現象は紫外線や汚れなどによるものです。
紫外線や排気ガスなどには色素成分を分解する成分があり、そのためナンバープレートが色落ちしてしまうのです。

紫外線をできるタイミングで良いのでなるべく避けること、洗車をして汚れを定期的に落としてあげることなどが対策として挙げられます。

ナンバープレートカバーという、ナンバープレートの保護やおしゃれを用途とするものがあります。
しかし、2016年からナンバープレートのルールが明確に定まり明文化されました。
そのため、ナンバープレートにカバーなどを付けて装飾することは違反となり罰金や減点対象となります。

付けようか検討していた方はやめておきましょう。

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