車のアンビエントライトとは?効果や後付けする方法について解説

アンビエントライトを搭載している車は徐々に増え、認知度が広まっています。しかし、標準で搭載されはじめた頃は高級車や輸入車を中心としていたため、アンビエントライトに馴染みがない人も多いでしょう。

この記事ではアンビエントライトの基本情報と後付けする方法について紹介します。アンビエントライトの取り付けを検討している人は参考にしてみてください。

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車のアンビエントライトとは?

アンビエントライト

ここでは、アンビエントライトとはどのような照明のことか解説します。

アンビエントの意味

アンビエント(ambient)は英語であり、辞書によると次のような意味です。

  • 環境の
  • (音や光について)周囲の、ぐるりと
  • (飲食物が)常温保存可能な

アンビエントライトとは

アンビエントライトの明確な定義はありませんが、一般的には間接的な光で周辺を照らす照明を指します。

英単語の意味から直訳すると「周囲の照明」となり、住宅関係の場合は室内全体や天井、壁面などを均一に照らす照明とされています。

車の場合では、車内を優しく照らす間接光のイルミネーションを指します。ドアトリムやインパネ部分に細いライン状の光を放つイルミネーションユニットを組み込み、車内をぐるりと囲うような仕様が代表的です。

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アンビエントライトの効果とは

アンビエントライト

アンビエントライトを車に装着するとどのような効果があるのか紹介します。

車内を上質な空間にする

アンビエントライトのイルミネーションは車内のカスタマイズを目的としています。

昼間はウッドパネルやレザーなどこだわった車内の加飾を楽しむことができますが、夜間はメーター周辺が光っているのみでそれらを見ることができません。

アンビエントライトが搭載されていることで、昼間とは違った車内空間が演出されます。このときに明るすぎる光は運転の妨げとなってしまうため、間接的で弱めの光となっています。

おもてなしや安全性の向上

ドアパネル部の照明は乗降時に足元を照らし出し視認性をアップさせ、ドアオープンで点灯する機能は乗り降りする人をおもてなしする効果があります。

また、走行中は控えめな照明が気分を落ち着かせ、安全運転をすることに対してプラスに作用します。

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アンビエントライトは後付けできる?

グローブボックス
グローブボックス

後付けするためには業者に依頼するか自分で行うかのどちらかになります。また、後付けに向いている・向いていない車についても解説します。

自分で取り付ける(DIY)

自分で後付けを行う場合は一定の知識や技術、道具が必要になります。

アンビエントライトを光らせるためには車から電源を取り出さなければなりません。
電源を取り出すとは、後付けでイルミネーションやドライブレコーダーなどの製品を取り付ける際に、製品の電源配線を車側の配線へつなぐことです。

電源の取り出し方で夜間のみ点灯させたりドアを開けると明るさを増したりさせるなど点灯するタイミングも変わってきます。

加えて配線を間違えたり、銅線がむき出しのままだったりすると車両火災を引き起こす原因となるため、十分な知識が必要です。

道具に関しては、車のパーツを傷つけたり壊したりせずに取り外すためのものや、電気が流れているかどうかチェックする検電テスターなどが必要です。

自分で取り付けを行う際のリスクは自己責任ということを心に留めておきましょう。

業者に依頼する

カーカスタムを請け負っている業者であれば、丁寧な作業で純正風に仕上げてくれます。

また、いつも車検を依頼している整備工場やガソリンスタドでも知識のある整備士がいれば取り付けを行ってくれることがあります。

カー用品店は依頼を受けてくれるか否かは店舗により異なりますので、問い合わせが必要です。
費用は店舗により差がありますが、工賃など諸々を含めて数万円はかかると考えておきましょう。

後付けに向いている車と向いていない車

アンビエントライトを後付けしやすい車の特徴はパーツがバラしやすいことです。

イルミネーションユニットを取り付ける際にはパーツを取り外すことが必須です。例えば、ドアの内張りやインパネ、グローブボックスなどが挙げられるでしょう。

グローブボックスは比較的取り外しやすい構造になっていますが、インパネは取り外す部位が多かったり、取り外す順番があったりするため慣れない人は苦労します。

ドアの内張りに関しては、近年ではビス留めではなく溶着になっている車種があり簡単に取り外すことができません。

仮に溶着されたパーツを取り外せたとしも、取り外し前と同じ状態に戻すことは困難です。

パーツを取り外せない、または元通りに戻せない構造になっている車種は後付け加工に向いていません

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無理にパーツを取り外してはいけない理由

無理に行ってはいけない理由は、取り外したパーツを元通りに戻せないと部品の強度が損なわれる可能性があるからです。

例えば溶着されたドアの内張りを取り外した場合、戻す際に溶着部分を再溶着したりビス留めしたりして一見固定できたように見えても、走行中の振動により固定力が弱まってくる恐れがあります。

特にドアは乗降するたびに開閉を繰り返すため、頻繁に衝撃が加わるパーツです。固定力が弱まってくると、振動により部分同士がぶつかり合って異音が発生することがあります。

走行中の異音はイライラ感や不安感を抱きストレスとなるでしょう。また、最悪の場合はパーツが外れてしまい危険です。

以上のようなリスクがあるため、無理なパーツの取り外しや加工は控えるようにしましょう。

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アンビエントライトの後付け方法

車の配線チェックのイメージ

アンビエントライトを後付けする場合は、各パネルの隙間を利用する方法が浸透しています。

車種専用のキットを取り付ける

車種によっては専用のアンビエントライトキットが販売されています。取り付け部位1箇所の製品もあれば、車内全体のフルキットもあります。

キットの中身は、光源となるLEDユニット、実際に光るパーツとなる導光チューブ、配線などです。

車種専用に設計されているため、純正パーツに取り付けやすくなっており、電源の取り出しもコネクターを接続するだけで簡単にできる仕組みになっていることがほとんどです。

複雑な加工をする必要がなく、綺麗に仕上げることができます。

汎用の製品を取り付ける

車種専用のキットがない車に取り付ける場合は、汎用のチューブイルミネーションを使用します。配線作業が苦手な人はシガーソケットから電源を取得するタイプを選ぶと良いでしょう。

汎用の製品を取り付ける場合、導光チューブを必要な長さにカットしたり、取り付けるパネルを加工させたりする必要があります。製品によっては、パネルとパネルの隙間にはめ込めることができる形状の導光チューブもあります。

汎用の製品は自由度が高いため自分好みにカスタマイズができる一方で、綺麗な仕上がりになるかどうかも自身の腕にかかっています。

取り付け手順

ドア内張りを例に挙げて、一般的な取り付け手順について簡単に説明します。

1.取り付け準備

  • ドアの内張りに導光チューブを仕込む隙間があるか確認をします。
  • ドアの内張りを取り外します。

2.導光チューブの取り付け

  • LEDユニットに導光チューブを取り付けます。
    (光源がパワーLEDの場合、高温になるため保護材を巻きます。)
  • 導光チューブの末端(LEDユニットの反対側)を熱収縮チューブなどでキャップをします。
  • 導光チューブをパネルの隙間にはめ込むように取り付けます。

3.電源を取り出す

  • ドア内の配線にアンビエントライトのLEDユニットの電源をつなぎます。
  • LEDユニットはドア内張りの中に隠れるように固定します。

4.各パーツを元に戻す

  • 取り外したドア内張りを元に戻します。
  • ウィンドウやドアロックなどが正常に作動するか確認をします。

まとめ

車をカスタムするイメージ

アンビエントライトとは、細くライン状の光で車内空間を優しく彩る間接照明です。標準で搭載されているアイテムですが、市販品を使用して後付けすることも可能です。

カスタムの要素だけでなく、足元を照らすことで乗降時のおもてなしや安全性を確保することにも一役買います。また、夜間時ではほのかな明かりが運転手を程よいリラックス状態にする効果もあります。

自分で後付けをする場合には一定の知識や技術が必要となりますが、カーカスタムショップなどに依頼することも可能です。

アンビエントライトがあると車内の雰囲気が一気に変わります。イルミネーションが好きな人や長年乗り続けている車の印象をガラッと変えたい人におすすめします。

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