車の鳥のフンのシミ、お湯を使って落とそう!洗車の流れ・注意点も解説

車についた鳥のフンのシミがなかなか取れない。

車を持っている人ならば、車に鳥のフンがべっとりついてしまったこと、一度は経験あるかと思います。

鳥のフンは落ちてすぐの固まる前の状態であれば、すぐに拭きとれますが、落ちてからしばらくするとカチコチに固まってしまいます。

そうなるとなかなか取りづらいものです。

「全然取れないな…こんにゃろー!!!」とムキになって力づくで取ろうとすると、車のボディに傷が入ってしまう可能性も。

大切なマイカーに鳥のフンがこびりついてしまった方は、ぜひお湯を使ってみましょう!

お湯を使えば、固まってしまった鳥のフンを、いとも簡単にお掃除することが可能です。

車についた鳥のフンの掃除に悩んでいる方、ぜひご参考ください。

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車についた鳥のフンのシミはお湯で落とすべし

洗車

車に鳥のフンのシミができている場合は、お湯を使って洗ってみましょう

理由は、お湯は水よりも「固まってしまった鳥のフンを柔らかくする」からです。

さらにお湯が役に立つシーンは、鳥のフンが付着したときだけではありません!

鳥のフンはもちろん、花粉や凍りついた水滴にも有効です。

私たち人間の鼻を犯し、くしゃみと鼻水祭りを開催する、花粉たち。

じつは花粉によって、花粉症だけではなく、車の塗装にも悪影響が生じるのです。

理由は、花粉に含まれるペクチンというタンパク質にあります。

このペクチンのせいで、花粉たちは車の塗装にこびりつき腐食を進めます。

花粉の時期にも、ぜひお湯を使って大切なマイカーを守ってあげましょう。

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お湯の温度に注意

車についた鳥のフンや花粉をお湯で落とす際は、お湯の温度に注意してください。

お湯で洗車をする際は、温度を45℃程度に設定しましょう。

45℃程度よりも高温になると、車に使用されているゴム製品の部品にダメージが生じてしまいます。

お湯で洗車するとき、こんな素材の部品には気をつけて

車についた鳥のフンをお湯で落とす際、45℃程度の温度が良いとお伝えしました。

温度に続いて、以下のような素材の部品箇所には注意しましょう。

  • 樹脂パーツ
  • ゴムパーツ

樹脂パーツは主に、ワイパーの根本やタイヤの上部であるフェンダーアーチと呼ばれる箇所に使用されています。

見た目は、塗装されておらず黒やグレーの色です。
車種にもよりますが、サイドミラーの根本の部分にも使用されています。

一方ゴムパーツの代表例は、ウェザーストリップという部品です。
ドアを開けた際のドアの淵や車のボディをなぞるように装着している、黒いひも状のゴムのパーツです。

樹脂パーツやゴムパーツの箇所において、お湯を使いお掃除する際は、お湯の温度に十分注意しましょう。

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落とす際の流れ

車についた鳥のフンのシミをお掃除するときの、流れを確認しておきましょう。

お掃除の流れは以下です。

  1. お湯をかけてフンを柔らかくする
  2. マイクロファイークロスなどで優しく拭く

まずは、こびりついてしまったフンを絶対に無理矢理落とさないようにしましょう。

強引に拭いて落とそうとすると、車の塗装まで剥がれる可能性があります。

必ずフンを拭く前に、45℃程度のお湯をかけてフンが柔らかくなるまで待ちましょう。

フンが柔らかくなってきたら、マイクロファイバークロスなどのカー用品で、優しく拭きとりましょう。

このときも「柔らかくなったし、一気に拭き落とそう」とはしないでください。

優しく優しく撫でるように、フンを拭き落としましょう。

理由は、鳥のフンには砂などの硬い物質も混ざっているからです。

もし勢いよく拭いてしまったら、砂が車の塗装を傷つけてしまうリスクがあります。

車のボディに傷をつけないためにも、優しく拭きましょう。

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車についた鳥のフンのシミを拭く際の注意点

注意点

車についた鳥のフンのシミを拭き際の注意点は、以下です。

お湯の温度は45℃程度に

上述しましたが、とても大切なことなので繰り返しお伝えします。

固まってしまったお湯を柔らかくするためにお湯をかけるとき、お湯の温度は45℃程度に設定しましょう。

理由は、もしお湯の温度が45℃よりも高温になると、樹脂やゴムでできた車のパーツにダメージが生じてしまう可能性があるからです。

拭きとるときは強引にではなく、優しく撫でるように

車についた鳥のフンを拭きとるとき、強引に拭きとるのではなく、優しく撫でるように拭きましょう。

理由は、鳥のフンには砂などの硬いものが含まれており、強く拭くと砂が車の塗装を傷つけてしまうリスクがあるからです。

鳥のフンにお湯をかけて柔らかくなったとしても、優しく慎重に拭きましょう。

拭き終わったら、すぐに手を洗ってください

鳥のフンを拭き終わったら、すぐに石鹸をつけて手を洗いましょう。

理由は、鳥のフンにはさまざまな菌が紛れているからです。

外出先で車に鳥のフンがついていたら、

「拭き終わった後、すぐに手を洗える場所があるか」事前に確認した上で、拭くといいですね。

ちなみになんで水よりもお湯のほうが汚れが落ちるのか

最後に水よりもお湯のほうが、汚れが落ちやすい理由について、説明しておきます。

理由は、水の「密度」にありました。

水は温度が高くなるほど、水の密度が小さくなり粘度も下がります。

つまり水は粘り気が小さくなることで汚れの細部まで浸透し、汚れの落ちを良くしてくれるのです。

まとめ

車のメンテナンスイメージ

車についた鳥のフンのシミに悩む方もいらっしゃると思います。

時間が経過し固まってしまった鳥のフンは、なかなか落ちません。

いきなり拭いて落とそうとするのではなく、まずは45℃程度のお湯をかけて、鳥のフンを柔らかくしましょう。

そうすることで、車のボディに傷をつけるリスクを低くしながら、鳥のフンを拭き落とすことができます。

車は、暮らしがより楽しくなり、人生に充実感を与えてくれるものです。

綺麗な車に乗ってドライブをしたほうが、テンションも上がりますよね。

車に鳥のフンのシミがついている人は、ぜひお湯を使ってお掃除し、ピカピカの車で楽しいカーライフを送ってください。

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カーナレッジ編集部

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