アクアのサイズを他社人気車と比較して解説!走行性や安全性についてもご紹介
トヨタが販売する「アクア」は、国内で人気を博しているコンパクトカーです。
コンパクトカーの購入を検討している人の中には、アクアを候補に挙げている人も多いでしょう。
そこで今回は、アクアのサイズや走行性、安全性について詳しく解説します。ライバル車とのサイズ比較もご紹介しているため、アクアの購入を検討されている人はぜひ参考にしてください。
関連記事:アクアをカーリースで利用するメリットとは?基本スペックや魅力についても紹介
INDEX
アクアの大きさと概要
アクアはトヨタが販売するハッチバック型のコンパクトカーです。
実用性の高いハイブリッド専用車として2011年12月にデビューしたアクアは、以降マイナーチェンジなどを実施し、2021年には2代目を発売しました。
全てのグレードがハイブリッド車となっており、多彩なカラーバリエーションが魅力です。
コンパクトなボディで運転しやすいだけでなく、室内空間は広々としています。
内装など
また、シンプルなデザインは外装だけではなく内装にも採用されています。
車内の快適さや運転のしやすさを追求することにより、ドライバーや同乗者に疲労を感じさせにくい仕様になっています。
アクアは収納も充実しており、荷室長656mm、最大荷室幅1,153mm、荷室高824mmと、ラゲージスペースを広々と使うことができます。リヤシートをフラットにすることで、さらにスペースを広げることも可能です。
運転性能と装備
安全・安心で快適に乗ることができる充実した装備と、より高度な環境性能を追求したアクアは、WLTCモード燃費33.6km/Lという優れた環境性能を持っています。
さらにそれだけでなく、心地よい加速がもたらす上質な走りもあわせ持っています。
また、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントや停電していても車から電気が取り出せる非常時給電モードを全車標準装備とするなど、ハイブリッド車だからこそできるこだわりの装備を充実させていることが特徴です。
車内の収納スペースは、助手席アッパーボックスや助手席シートアンダートレイなどをはじめ12種類もあるため、機能的な使い方が可能です。
アクアには、以下のようなグレードが用意されています。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込) |
---|---|---|
Z | 2WD | 2,400,000円 |
G | 2WD | 2,230,000円 |
X | 2WD | 2,107,000円 |
B | 2WD | 1,997,000円 |
GR SPORT | 2WD | 2,595,000円 |
Z(E-Four) | 4WD | 2,598,000円 |
G(E-Four) | 4WD | 2,428,000円 |
X(E-Four) | 4WD | 2,305,000円 |
B(E-Four) | 4WD | 2,195,000円 |
アクアと他社人気車3台とサイズ比較
アクアは、コンパクトカーとしての運転のしやすさと燃費のよさを誇る車ですが、アクアと似たスペックを持つコンパクトカーも他社からリリースされています。
アクアと似たスペックのコンパクトカーモデルとして、以下の3台が挙げられます。
・トヨタ プリウス
・日産 ノート
・トヨタ ヤリスハイブリッド
ここでは、上記の3台とアクアのサイズをそれぞれ比較してみます。
アクアZ×プリウス
アクアZ | プリウスZ | |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4,050×1,695×1,485 | 4,600×1,780×1,430 |
客室寸法(mm) | 1,830×1,425×1,190 | 1,840×1,500×1,135 |
車両重量(kg) | 1,080 | 1,570 |
乗車定員(人) | 5 | 5 |
参考元:プリウス諸元表
アクアZ×ノート/S
アクアZ | ノート/S | |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4,050×1,695×1,485 | 4,045×1,695×1,505 |
客室寸法(mm) | 1,830×1,425×1,190 | 2,030×1,445×1,240 |
車両重量(kg) | 1,080 | 1,220 |
乗車定員(人) | 5 | 5 |
参考元:ノート諸元表
アクアZ×ヤリスハイブリッド
アクアZ | ヤリスハイブリッドZ | |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4,050×1,695×1,485 | 4,180×1,765×1,590 |
客室寸法(mm) | 1,830×1,425×1,190 | 1,845×1,430×1,205 |
車両重量(kg) | 1,080 | 1,190 |
乗車定員(人) | 5 | 5 |
参考元:ヤリスハイブリッド
サイズを見ると、アクアとライバル車は特に大きな違いはないことが分かります。
乗車定員も同様のため、サイズだけでどの車にするか決めるのは難しいところです。
そのため、コンパクトカーならではの走行性能や燃費のよさ、安全性を比べてみるとよいでしょう。
ほかにも、シートアレンジや荷室、便利な機能など使用用途に適しているか見極める必要があります。
関連記事:アクアの内装の特徴とは?フルモデルチェンジの変更点やグレード別の違いを解説
アクアの走行性や安全性について
ここでは、アクアの走行性や安全性について解説します。
アクアの走行性
アクアの走行性には以下のような特徴があります。
・燃費性能のよさを誇るハイブリッド車
・加減速の幅が広くコントロールも自在
・最小半径回転が4.9mで小さく車庫入れやUターンがしやすい(グレードB)
アクアのグレードごとの燃費性能は以下の通りです。
Z/G | 駆動方式:2WD | 駆動方式:E-Four (トヨタの電気式4WD) |
WLTCモード(km/L) | 33.6 | 30.0 |
市街地(km/L) | 34.3 | 32.0 |
郊外(km/L) | 36.0 | 31.1 |
高速道路(km/L) | 31.8 | 28.5 |
X | 駆動方式:2WD | 駆動方式:E-Four (トヨタの電気式4WD) |
WLTCモード(km/L) | 34.6 | 30.0 |
市街地(km/L) | 35.7 | 32.0 |
郊外(km/L) | 37.6 | 31.1 |
高速道路(km/L) | 32.4 | 28.5 |
B | 駆動方式:2WD | 駆動方式:4WD |
WLTCモード(km/L) | 35.8 | 30.1 |
市街地(km/L) | 36.5 | 30.4 |
郊外(km/L) | 39.5 | 32.6 |
高速道路(km/L) | 33.5 | 28.3 |
現行型のアクアは、バッテリーの出力が向上したことにより、街乗りの際に大半をモーターで走行することができます。
また、「POWER+」モードに切り替えることで、アクセルペダルだけで自由に速度を調節可能です。ペダルの踏み替え頻度が減ることによって、ドライバーの負担を減らすとともに快適な走りが実現できます。
アクアの安全性
アクアの安全性には以下のような特徴があります。
- スイッチ1つで駐車をアシストしてくれる
- レーダーとカメラが前方の歩行者等を検出して警告してくれる
- 障害物に衝突しそうになると自動でブレーキをかけて衝撃を軽減する
駐車したい場所の隣で「アドバンストパークスイッチ」を押すことで、駐車に必要な操作をアシストしてくれます。
基本的には区画線のある駐車スペースでないとアシストはされませんが、あらかじめ登録しておくことで区画線のない駐車スペースでもアシストしてくれます。
また、障害物に衝突しそうになるとカメラが検出して自動でブレーキ制御を行ってくれます。
さらに、「プリクラッシュセーフティ」によって、衝突回避をサポートしてくれます。
アクアにはレーダーとカメラが搭載されており、前方の歩行者や自転車を感知します。
衝突しそうになった際に警報やブレーキ制御を行ってくれるため、事故を回避することが可能です。
アクアはこんな人におすすめ
アクアは以下の3つを求める人におすすめです。
- 燃費性能がよい車に乗りたい人
- 小回りの利く車に乗りたい人
- 十分な収納スペースを求める人
普段から車に乗ることが多く、走行距離も長い場合は燃費を重視して車を選ぶことが大切です。
そのため、低燃費で維持費を抑えたいと考えている人にアクアはおすすめです。
アクアはコンパクトカーなのでサイズが小さく小回りが効くため運転しやすいのが特徴です。
また、安定感のある走りを実現している車なため、快適に運転したいという人にも向いています。
操縦安定性を実現しているため、高速道路を走行することが多い人も安心して運転できるでしょう。
さらに、アクアには広いラゲッジスペースや豊富な収納スペースが存在するため、多くの荷物を積みたい人にもおすすめです。ミニバンやSUVほどの広さはありませんが、コンパクトカーとしては十分な広さがあります。
まとめ
アクアは、ライバル車と比べると少しサイズが小さい印象を受けますが、その分小回りが利き燃費性能もよいです。
また、コンパクトカーでも十分なラゲッジスペースを有しているので、さまざまな場面で活躍する車といえるでしょう。
車の購入を考えている人は、今回紹介した内容を参考に使用用途に合う車をぜひ見つけてみてください。