車に落ちた鳥のフンの正しい取り方とは?取るときの注意点も解説
「ピカピカの新車なのに、鳥のフンが落ちた。」「車に落ちた鳥のフンをそのままにしていたら、固まって取れない。」
マイカーをお持ちの方であれば、鳥のフンの悩みについて一度は直面したことがあると思います。
しかも落ちてから時間が経過し固まってしまった鳥のフンは、なかなか取れません。
無理矢理取ろうとすると、車の塗装が剥がれてしまうリスクも。
この記事では、車に落ちた鳥のフンの正しい取り方や取るときの注意点について解説します。
さらに、車に鳥のフンが落ちないようにするための方法も併せて紹介。
マイカー購入予定の方、マイカーを持っている方、鳥のフンに悩まれている方、ぜひ最後までお読みください。
関連記事:車に鳥のフンがよく落ちるのは、スピリチュアル的にも運がいいって本当?
INDEX
車に落ちた鳥のフンの正しい取り方
鳥のフンが固まってしまっている場合は、お湯をかけて鳥のフンを柔らかくしましょう。
柔らかくなったら、マイクロファイバークロスなどのカー用品で、優しく拭いてあげてください。
「早く鳥のフンを落としたい」気持ちはわかります。
しかし鳥のフンを柔らかくせずに、固い状態のまま落とすのは絶対にやめましょう。
鳥のフンにはタンパク質が含まれているため、とても固い状態で車のボディにこびりついている可能性が高いです。
したがって、無理矢理落とそうとすると、車の塗装が剥がれしまうリスクがあります。
車に落ちた鳥のフンを取るときは、まずお湯をかけて鳥のフンを柔らかくしてから、拭きましょう。
関連記事:車についた鳥のフンで塗装が剥がれるって本当?掃除方法や対策についても解説
鳥のフンを取るときの流れを確認
車についた鳥のフンを取るときの流れを確認しておきましょう。
流れは以下です。
- お湯をかけて鳥のフンを柔らかくする
- 鳥のフンが柔らかくなったら、マイクロファイバークロスなどのカー用品などで優しく拭く
- 石鹸を使い、手を綺麗に洗う
鳥のフンが落ちたばかりで固まっていないときは、マイクロファイバークロスなどのカー用品、ウェットティッシュなどで拭いても問題ございません。
しかし優しく拭くことは、徹底しましょう。
関連記事:車に鳥のフンがよく落とされるけど、対策は?掃除方法も紹介
お湯は、花粉や黄砂などを落とすときにも使えます
車についた花粉や黄砂などを落とすときにも、お湯は使えます。
ちなみにですが、花粉や黄砂も車についた状態のまま勢いよく拭くと、車の塗装を傷つける可能性があります。
お湯などをかけてから、優しく拭くと安心ですね。
お湯ではなく、水を使うのはダメなのか
固まった鳥のフンがより取れやすくなるのは、お湯を使ったときです。
理由は「温度の高いお湯のほうが、水の密度が小さく粘度も下がる」からです。
水の密度が小さく粘度も下がっているほうが、汚れの細部まで浸透し、汚れの落ちを良くします。
車についた鳥のフンを取るときの注意点
それでは、車についた鳥のフンを取るときの注意点を整理しておきます。
- 固まる前に落とす
- 取った後、石鹸を使い手を洗う
- 強く擦らない。拭く前に柔らかくする
- 使用するお湯の温度は45℃程度に
詳しくみていきますね。
注意①:固まる前に落とす
作業の手間を省き時間の効率化のためにも、もし可能であれば鳥のフンが固まる前に落とすことを徹底しましょう。
鳥のフンが落ちてすぐなら、まだフンも柔らかいですし、取れやすいです。
ただ鳥のフンが柔らかくても、拭くときは優しくしましょう。
理由は、鳥のフンには砂などの硬いモノが混ざっているからです。
注意②:取った後、すぐに手を洗う
鳥のフンを取り終わったら、すぐに石鹸を使い手を綺麗に洗いましょう。
理由は、鳥のフンにはさまざまな菌が混ざっているからです。
手に菌が付着し、そのまま人間の体に入ってしまうと、体調不良などの原因になってしまいます。
外出先などので鳥のフンを掃除するときは、事前に手を洗える場所があるかも確認するといいですね。
注意③:強く擦らない。必ず柔らかくする
繰り返しになりますが、車についた鳥のフンを拭くときは、優しく拭きましょう。
強い力で擦ったり拭いたりすると、車の塗装に傷がつくリスクがあります。
注意④:使用するお湯の温度は45℃程度に
お湯を使用する場合、お湯の温度は45℃程度に設定しましょう。
45℃よりも熱い温度のお湯を使用すると、車のゴムパーツや樹脂パーツ箇所などにダメージが生じる可能性があります。
人にもよりますが、お風呂に入るときのお湯の温度よりも少し熱いくらいを目安にするといいでしょう。
車に鳥のフンが落ちることを防ぐ方法とは
最後に、車に鳥のフンが落ちるのを防ぐ方法を紹介します。
自宅や外出先でも実践できる内容です。
気になる方はぜひお試しください。
関連記事:車カバーをかけるのはめんどくさい。必要?
方法①:鳥よけグッズを設置する
車の周囲に鳥よけグッズを設置することは、鳥のフン問題には効果的です。
おすすめする鳥よけグッズは、以下です。
- 鳥よけバルーン
- 超音波撃退機
- 鳥よけフクロウ
鳥よけバルーンは、鳥が恐怖に感じるような模様がイラストされています。
サイズは40センチ前後で吊るせば使用できます。
自宅やも外出先で車を停車するときに、簡単に実践できそうです。
超音波撃退機や鳥よけフクロウは、自宅の庭、玄関、駐車場などに設置します。
犬や猫などペットを飼っている方でも、影響なく使用できるのも魅力の1つです。
方法②:サイドミラーを隠す
自宅や外出先で車を停めるとき、サイドミラーを隠す(折りたたむ)と、鳥のフンが落ちてくる可能性を低くすることができるかもしれません。
理由は、鳥がサイドミラーに映った自分の姿を敵と勘違いして、威嚇のためにフンを落とすからです。
方法③:車の色を考える
これから車を購入する人、買い替えを検討される方は、車の色を赤、青、黒以外の色を選択すると鳥のフンが落ちてくる可能性が低くなるかもしれません。
というのも、あるイギリスの会社によると、車の色が赤、青、黒の場合、鳥に狙われやすいとの調査結果が出たようです。
狙われやすい理由は、
- 赤→りんごやさくらんぼなど、果実と勘違いして目に刺激を与える
- 青→川や池の水面と勘違いしやすい
- 黒→水面と勘違いしやすい、またカラスなどの動物と勘違いし敵意をもつ
とのこと。
車の色などにあまりこだわらない人は、参考にしてもいいかもしれませんね。
関連記事:車はこの色がおすすめ!車の人気色をランキング形式で紹介
方法④:車のボディカバーを使用
車のボディカバーを使用すれば、鳥のフンはもちろん雨や黄砂など、車を傷つけるさまざまな外的要因から車を守ってくれます。
またボディカバーは車全体を覆うので、第三者からの車種の特定を防ぎます。
車両の盗難や車上荒らしなどからも守ってくれそうです。
方法⑤:カーポートを設置
自宅の車庫にカーポートを設置すれば、鳥のフンの被害を抑えることができるでしょう。
そもそもカーポートとは、車庫に設置する屋根のようなものです。
この屋根のおかげで、車の上部を鳥のフンや雨が直接車に直撃するのを防いでくれます。
方法⑥:電力会社に相談
もし自宅や会社など、よく車を停める場所の近くの電柱や電線に鳥がいたら、電力会社に相談すると良いでしょう。
電線の配線を変更したり、電線カバーに鳥よけ対策を施してくれることもあります。
まとめ
車に落ちた鳥のフンを取るときは、まずお湯をかけて固まってしまった鳥のフンを柔らかくしましょう。
車に落ちた鳥のフンは、時間が経過し固まるとなかなか取れません。
無理矢理取ろうとすると、車の塗装を剥がれてしまうリスクもあります。
そして、お湯の温度は45℃程度がベスト。
45℃よりも熱いと、車のゴムパーツなどにダメージが生じることもあるので、注意が必要です。
車に鳥のフンが落ちる頻度が多い人は、鳥よけグッズやさまざまな汚れから車を守るツールを使うのもおすすめ。
車に鳥のフンがついていると、出勤やドライブなど車を使用するとき、なんとなくブルーな気持ちになってしまいます。
逆を言えば、車が綺麗なだけで、気分もテンションも楽しくなりやすいでしょう。
今回紹介した方法がお役に立って、皆さまのカーライフが今まで以上に充実することを願っています。