中古車のタイヤは大丈夫?チェックポイントや交換の目安を紹介

中古車を購入する際は、タイヤの状態もしっかりと確認しておく必要があります。

しかし、「タイヤのどこを確認する必要があり、どんな状態であればよいのだろう」と疑問に思う人も多いでしょう。
実際に、タイヤにはチェックするべきポイントが多く存在します。

この記事では、中古車購入時にチェックしなければならないポイントと、タイヤ交換の目安などを解説しています。

関連記事:【2023年】中古車のおすすめを車種ごとに14台紹介!選び方や注意点も解説

タイヤ交換の目安とは?

車をお持ちの方や、ご購入を検討中の方の中でも、タイヤを交換するタイミングがわからないという人も多いのではないでしょうか。
ここではタイヤ交換の目安について解説します。

関連記事:タイヤの空気圧を点検する意味は?適正ではない場合に起こる危険性について

スリップサインが出たら即タイヤ交換

スリップサインとはタイヤの溝の深さを簡単に見分けられるようにしたものです。
タイヤの溝の底の一部を浅くしており、タイヤが摩耗するとタイヤの溝が途切れて見られるようになっていて、残り溝の深さ1.6mmになると出てきます。

タイヤの溝が1.6mm以下になると、整備不良となり、車検にも通りません。
その状態で走行すると、2点の減点に加えて普通車は9,000円、大型車は12,000円の罰金が課されます。

道路運送車両法三章道路運送車両の保安基準第九条

そのため、スリップサインが1箇所でも出た場合は、すぐにタイヤ交換を行いましょう。

関連記事:車検に通るタイヤの溝は何mm?スリップサインについても紹介

経年劣化が見えたらタイヤを交換しよう

タイヤにひび割れや亀裂が確認できたら、すぐにタイヤ交換をしましょう。
状態の悪いタイヤを使用しているとパンクやバースト(破裂)などの可能性があります。

タイヤ交換の目安となる年数は4〜5年、走行距離で判断する場合は約3万kmなどと言われています。

しかし、あくまで目安であり、スリップサインが出ていなくてもゴムが硬化や劣化、ひび割れがあったりすると危険なため目安の年数、距離に達していなくても交換を検討するべきです。

日々チェックをして、問題がないようであれば上記の年数、距離は目安になります。
自分で判断できない場合は、ディーラーやカー用品店で点検してもらいましょう。

関連記事:タイヤバーストとは?起こった時の対策は?前兆や予防策もご紹介!

溝の深さ4mm以下を目安にタイヤ交換を検討しよう

タイヤの溝が1.6mm以下になると車検に通らないと説明しましたが、走行の安全性を考えるともう少し早い段階で交換していた方が安心です。

ブリヂストンによると、タイヤの溝が4mm以下になるとブレーキ時の制動距離が急激に大きくなるため、交換を推奨しています。

関連記事:雪道を車で走行するときの危険性とは?運転するときに気をつけるポイント

中古車購入時に見ておきたいタイヤのポイント

ここでは中古車購入時に見ておきたいタイヤのポイントを解説します。

ひび割れがないか

タイヤはゴム製品のため、走行距離だけでなく使用期間や温度によっても劣化します。
タイヤの劣化が進むとひび割れや硬化が発生しやすくなるため、中古車購入時に必ず確認しておきましょう。

偏磨耗していないか

偏磨耗とは、タイヤの接地面の一部や片一方だけ摩耗したり、タイヤブロックがうろこ状に摩耗することを言います。
とくにフロントタイヤの外側は旋回時に車の負荷が多くかかるため、他の箇所に比べてすり減りやすい傾向があります。

偏磨耗は、スリップサインでは判断しづらい場合もありますので、定期的なチェックが必要です。

関連記事:タイヤのローテーションをする時期の目安の頻度を解説

タイヤサイズを把握しておく

タイヤサイズを把握しておけば、自分でタイヤを選んで購入できます。
中古車購入時には、タイヤのサイズも確認しておきましょう。

タイヤのサイズについては、運転席のドアを開けたときのピラー部分にタイヤサイズが記載されたシールが貼ってあります。
もしくは、タイヤ本体の側面にも記載されています。

タイヤサイズは「205/55R16 91V」などの英数字で表記してあり、左から順に以下のことを表しています。

  • 205:タイヤの幅。単位はmm。
  • 55:偏平率(タイヤの断面の幅に対するタイヤの断面の高さの比率)
  • R:タイヤの構造(Rの場合はラジアル構造)
  • 16:リム径(タイヤの内径)
  • 91:ロードインデックス(負荷能力:タイヤ1本あたりが支えられる荷重。91の場合は615kg)
  • V:走行に耐えられる速度(Vの場合は240km/h、現状のタイヤはほとんどが法定速度を上回っている)

タイヤの購入時にはサイズを確認し、間違えないようにしましょう。

関連記事:タイヤのサイズを変更すると車検に通らなくなる?許容範囲を解説

中古車購入時にタイヤ交換できるのか?

タイヤの状態によっては、中古車購入時に交換が必要なこともあるでしょう。
中古車販売店にタイヤ交換を依頼すれば、対応してもらうことができる場合もあります。

中古車購入後にタイヤ交換を行う場合は、下記の3つの方法が考えられます。

  • ディーラーに交換を依頼する
  • カー用品店で交換を依頼する
  • 自分で交換する

それぞれについて詳しく解説していきます。

pit in plus tire
pit in plus tire

ディーラーに交換を依頼する

ディーラーに交換を依頼する場合、タイヤを用意する方法は2つあります。

  • 店舗で購入したタイヤに交換してもらう
  • 自分で購入して持ち込んだタイヤに交換してもらう(持ち込めないところもあります)

基本的にはどちらの方法でも対応してくれますが、タイヤを持ち込んだ場合は持ち込み料金が発生する可能性があります。

ディーラーでのタイヤ交換の特徴は、下記の通りです。

  • クオリティが高い
  • 車に適したタイヤを選んでくれる
  • 費用は高め

ディーラーは特定のメーカーに特化しており、各メーカーの車種の知識が豊富な整備士が揃っています。

そのため、ただタイヤを交換するだけではなく、車にあったタイヤを選んでくれるといったサービスも充実しています。

しかし、その分費用が割高になるため注意が必要です。
とにかく費用を抑えたいのであれば、カー用品店や自分で交換するとよいでしょう。

関連記事:ディーラーでタイヤ交換するのは正解か?他の依頼先とも比較

カー用品店で交換を依頼する

カー用品店でタイヤを交換する場合も、店舗での購入と持ち込みが選べます。
ディーラーと違い、持ち込みを断られたりする心配はあまりないです。

カー用品店の特徴は、下記の通りです。

  • タイヤの種類が豊富
  • 費用が安価
  • メーカーに特化した整備士は少ない

カー用品店は、タイヤの品揃えが豊富なため選択肢が広がります。
また、安価なタイヤも置いており、タイヤの交換費用も安価なため、ディーラーに比べて費用を抑えられます。

しかし、メーカーに精通した整備士が在籍している可能性はディーラーに比べると低くなります。

自分で交換する

タイヤは自分でも交換できないこともないですが、かなりの重労働であり、難易度も高くリスクがあるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。

個人でタイヤを交換する場合、タイヤチェンジャーがあるご家庭は少ないため、ホイールからタイヤを外すだけでも大掛かりになります。

ディーラーやカー用品店では、タイヤチェンジャーを使ってホイールからタイヤを脱着するため素早くタイヤの脱着が可能ですが、個人で交換する場合はタイヤレバーというヘラのような工具を使用し、手作業で外していく必要があります。

さらに、失敗すればホイールに傷をつけてしまう可能性があるため、おすすめはできません。

まとめ

中古車購入時には、「ひび割れがないか」「偏磨耗していないか」などをチェックしてタイヤ交換の必要がないかを確認しましょう。

タイヤは車を走らせる上でとても重要なパーツです。
メンテナンスを怠っていると大事故に繋がりかねないため、購入時に関わらず必ず定期的にチェックしましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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