残クレの金利は高い?相場や注意点を詳しく解説!

残クレとは残価設定クレジットの略称で、お得に車を買うことができるローンの一つです。

この記事では、少し複雑で分かりにくい残クレの金利を紹介するとともに、残クレの注意点を紹介します。
お得に車を買う方法を確認しましょう。

関連記事:残クレの仕組みは?お得なシステムなのか?利用の流れを解説!

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残クレのメーカー別金利相場

残価設定クレジットはディーラーローンの一種です。
メーカーによって金利は大きく異なります。
ここでは、全体的な相場とともにメーカーごとの金利を紹介します。

残クレの金利相場、全体的傾向は?

残価設定クレジットは下取り価格をあらかじめ決めた上で、販売価格から下取り価格を差し引いた金額で組むローンのことです。

ローンであるため、月々の支払いに金利が設定されています。また残価設定クレジットはディーラーで組めるローンの一種であり、メーカーやディーラーによって金利が異なるのが特徴です。

しかし、一般的な残価設定クレジットの金利相場は通常金利が3.5%~5%が相場となっています。

また、ディーラーの店舗や車種限定で行われる特別金利は2%台まで落ちることがあり、場合によってはお得にローンを組めるケースがあるといえるでしょう。

メーカーごとの違い

残価設定クレジットはメーカーごとに異なります。
ここでは、国内主要メーカーの金利を紹介します。
各社の金利を比較すると、以下の通りです。

メーカー残価クレジット金利
特別金利
トヨタ3.6%~6.9%(販売店によって異なる)
日産4.9%
ホンダ3.5%
2.5%
マツダ2.99%
スバル3.9%
2.9%
スズキ3.9%
2.9%
ダイハツ3.9%
1.9%(販売店によって異なる)
※2023年1月30日調査時

上記の通り、平均相場は3%~7%前後ですが、メーカーや販売店によっては特別金利が設定されているケースがあります。

また、特別金利を使うとお得に車の購入が可能です。特別金利の設定の確認は、地域の販売店に直接問い合わせてみましょう。

関連記事:残クレで買った車を乗り換えるタイミングはいつがベスト?

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残クレとほかのローンの金利比較

残価設定クレジットのほかにも車を購入するときに使えるローンはいくつかあります。
ここでは、ほかのローンの金利とともにメリットとデメリットの比較を紹介します。

銀行系ローンの金利と比較すると?

銀行系ローンは、数あるマイカーローンの中でも低金利でローンを組むことが可能です。
銀行や金融機関、借りる金額によってローンの金利は変わりますが、一般的な銀行系ローンであれば2~5%が金利相場です。

また、金融機関によっては金利が2%以下となるケースもあり、ローンのキャンペーンなどを併用すると、低金利でローンを組むことができます。

しかし、金利の安さが魅力の銀行系ローンですが、残価設定クレジットの設定ができません。
フルローンとなるので金利が安価でも、数年内に乗り換える予定があるケースではお得にならないケースがあります。

フルローンではどうなる?

ディーラーの場合は残価設定クレジットのほか、車両の金額すべてを支払うフルローンも選択が可能です。

フルローンも残価設定クレジットと同じようにディーラーによって金利が異なり相場は約4~7%です。
残価設定クレジットより高い金利相場となるのは、次の車も自社メーカーである可能性が高いためです。

一方、フルローンの場合は次も同じ自社メーカーの車を選択するかは分からないため、メーカー側は残価設定クレジットを推奨しています。
また、銀行系ローンと比較すると、ローンが組みやすいというメリットがありますが、ローンを完済するまで所有者の名義はディーラーや販売店が提携を結ぶ信販会社であることを把握しておきましょう

残クレの注意点や金利で確認したいこと

残価設定クレジットはお得に車を購入できるローンですが、注意すべき点がいくつかあります。
ここでは、金利面に注目しつつ、残価設定クレジットの抑えるべきポイントを紹介します。

途中解約は難しい!

残価設定クレジットを利用する上での大きな注意点はいくつかあります。
中でも大きな注意点は、途中解約は難しいことです。

残価設定クレジットは、下取り価格をあらかじめ決めた上で組むため、途中解約を行う場合は残っているローン分の一括返済が必要になります。

また車に傷を作ってしまっていた場合や故障といったトラブルがあるなど、精算時に車両価格が残価を下回っていると追加の費用がかかることも考慮しなくてはなりません。
一括返済を行うことができれば問題はありませんが、もしも一括返済が難しいケースの場合、ほかの会社でローンを組み返済を行う必要があります。

途中解約をすると複雑な手続きを踏む必要があるため、途中解約は難しいといえるでしょう。

走行距離やカスタムに制限がある

残価設定クレジットのもう一つの注意点が走行距離制限です。
残価設定クレジットが下取りを前提としたローンであり、車は走行距離が伸びると価値が落ちていくためです。

言い換えると、残価設定クレジットの残価を保証するため、走行距離に制限が設けられているといえるでしょう。
そのため、指定の走行距離を超えてしまうと追加の支払いが発生するケースがあります。

また、残価設定クレジットにおける残価は新車の状態をもとに計算が行われています。
そのため、純正部品を外す・部品の追加など、カスタムを加えると精算時に追加の費用が発生する場合があることも把握しておきましょう。

支払総額は高くなることも

残価クレジットは、支払総額が一般的なローンより高くなるケースがあります。
特に車を途中で乗り換えず最後まで乗るケースでは、支払総額が高くなる傾向にあるため注意が必要です。

なぜなら、残価クレジットが残価に対しても金利がかかるケースがあることが関係しています。
そのため、途中で車を乗り換えなかった場合、一般的なローンより支払総額が高くなってしまいます。

もしも、購入した車を長期間乗る場合は、残価クレジットではなくフルローンがお得となるケースがあります。
金利の数字だけでなく金利がかかる項目にも注意が必要です。

残価より買取金額を上回るケースも

残価設定クレジットで発生する、思わぬ落とし穴が残価より買取金額が上回るというケースです。
一般的に車は、発売から年数が経過するほど価値が落ちていく傾向にあります。

しかし、中には数年が経過しても人気が高く、中古車の買取金額が高い車があります。
車種でいえばSUVやミニバンが該当し、具体的な例としてはスズキのジムニーやトヨタのアルファードはリセールバリューが高い車両です。

残価設定クレジットを組み最終的にディーラーなどに下取りをしてもらうより、中古車販売店に売却した方が高く売れるケースがあります。
もしも人気車を購入するのであれば、後々後悔しないよう慎重にローンを選択することがポイントです。

関連記事:残クレがやばいといわれる理由は?仕組みを理解してお得に車を購入しよう

残クレをお得に利用する方法

残価設定クレジットをお得に利用できるのはどのような人なのでしょうか。
ここでは、どんな人が残価設定クレジットの利用に向いているかとともに、お得に利用できるケースを紹介します。

家族の変化や子どもの成長に合わせて車を変えていく

残価設定クレジットをお得に利用する方法として挙げられるのが、家族の変化や子どもの成長に合わせて車を換えていく方法です。

例えば、子どもが生まれる前の新婚夫婦の場合、旅行やドライブなどが楽しめるコンパクトカーを残価クレジットで購入し、子どもが生まれたと同時にコンパクトカーを下取りに出し、ミニバンへと乗り換えるといったケースです。
このシチュエーションの場合は残価クレジットが有効活用できるといえます。

子どもや家族構成の変化に合わせて車種を変更する家庭の場合、残価設定クレジットはお得といえるでしょう。

車を短期で乗り換える人や上位グレードを狙いたい人

車を短期間で乗り換えていくシチュエーションは残価設定クレジットがお得といえます。

例えば、代替わりとともに乗り換えるといったケースではフルローンより残価設定クレジットを組む方がお得になる場合があります。

ほかにも高級車と位置づけられている車を短期間で乗り換えたい人の場合、残価設定クレジットをうまく活用することで支払額を抑えながら、お得に上位グレードのモデルを乗り換えていくことが可能です。

短期間で車を乗り換えていく人にはおすすめの方法といえるでしょう。

関連記事:残クレとは?仕組みや注意点について初心者向けにわかりやすく解説!

まとめ

残価設定クレジットは残価となる下取り価格を決定し、残価を差し引いた金額でローンを組む支払い方法です。
月々の支払いが安くなる、上位グレードの車を安く購入できるなどのメリットがあります。

しかし金利によっては支払総額が高くなるといったケースや走行距離制限があるなど、注意すべきポイントもあります。

そのため、本当にお得に利用できる人は限られてしまう残価クレジットですが、メリットやデメリットをしっかり確認した上で組むと、お得に車を乗り換えていくことができます。

残価設定クレジットのメリットやデメリットともに金利などをしっかり把握し、お得に車を乗り換えましょう。

この記事を書いた人

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