低速でハンドルを切ると発生する異音の原因と対処法について解説

長年同じ車を運転していると、さまざまな故障が発生する可能性があります。

なかには、運転中に異音が発生した経験がある人もいるのではないでしょうか。

異音といっても発生する箇所や音に違いがあります。

車の運転中に異音が発生している場合、原因を特定できなければ、どのように対処すべきか判断は難しいでしょう。

そのまま放置すれば、車の故障につながり、高額な修理費が発生する可能性があります。

そこで今回は、車の異音トラブルのなかでも「低速でハンドルを切ると発生する異音」の原因と対処法について解説します。

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低速でハンドルを切ると異音が発生する際に考えられる原因

低速時にハンドルを切ると異音が発生する場合に、考えられる原因を理解するには、異音が発生している場所を把握する必要があります。

場所を理解できれば、どのように対応すべきか判断できるでしょう。

車から異音がする場合には、主に以下の場所から発生している可能性が高いです。

  • エンジンルーム
  • 足元
  • ハンドル周辺

この3つの場所を確認し、それぞれの原因を特定しましょう。

エンジンルームからの異音

エンジンルームから異音が発生している場合、パワーステアリングベルトもしくはパワーステアリングフルードに原因があると考えられます。

パワーステアリングとは、ハンドルを回す力をアシストしてくれるシステムです。

このパワーステアリングに問題がある場合、エンジンルームから「キュルキュル」「キリキリ」という異音が発生します。

また、パワーステアリングの動力を伝達する役目のプーリーに異常がある場合にも、同じ異音が発生するため慎重な特定が必要でしょう。

パワーステアリングフルードは、パワーステアリングのために必要なオイルを指します。

このパワーステアリングフルードに異常がある場合、エンジンルームから「ギュイン」「ガガガ」という異音が発生するでしょう。

この場合には、パワーステアリングフルードが減少していると考えられます。

足元からの異音

足元から異音が発生している場合、タイロッド周辺もしくはドライブシャフト周辺の異常が考えられます。

タイロッドとは、操舵輪を左右に動かすためのロッドのことです。

このタイロッドに不具合があると「カッキン」「カコン」などの異音が発生します。

ドライブシャフトは、エンジンの動力を伝える役割を担う部品です。

もし内部のベアリングが破損している場合は「ゴリゴリ」「ゴー」というような異音が発生します。

ドライブシャフトは交換する際には高額な費用が発生するため、交換時期について事前に把握しておきましょう。

ハンドル周辺からの異音

ハンドルを左右に切るとハンドル周辺から異音が発生する場合、ハンドルロッド部分に異常がある可能性が高いでしょう。

足元のハンドルロッドと防振ゴムが擦れることで異音が発生します。

また、ハンドル周辺のプラスチックパーツと鉄が擦れる場合にも、異音が発生する可能性が高いでしょう。

低速でハンドルを切ると異音が出る際の対処法は?

異音の原因を特定できれば、適切な対処法を把握できます。

パワーステアリングベルトやタイロッド、ドライブシャフトに原因がある場合、基本的に「部品の交換」が必要です。

一方で、パワーステリングフルードに原因がある場合、オイル漏れを改善することで異音が解消されるでしょう。

車の異音を解消するうえで大切なことは、原因を正確に特定することです。

原因を特定できれば、必要となる対処法を把握できます。

異音が発生している場合は放置せず、早急に対応することをおすすめします。

異音を放置して車を乗り続けることで、車の寿命を短くしてしまい、高額の修繕費が発生する可能性があるでしょう。

修理を依頼する際の費用はどれくらいかかる?

ここからは、低速でハンドルを切ると異音が発生する場合に、業者へ修理を依頼する際の費用について解説します。

パワーステアリングベルトの修理費

パワーステアリングベルトを交換する際の費用は、1,500~5,000円ほどです。

ベルトは車によっては数本使用されることもあれば、1本のみの車もあります。

そのため、自身の車にパワーステアリングベルトが何本使用されているか、把握することでおおよその修理費も把握できるでしょう。

ベルトの交換工賃は5,000~10,000円ほどです。

またパワーステリングフルードが減っている場合は、補充もしくは交換すれば異音を解消できます。

仮にパワーステアリングフルードの漏れが発生している場合は、数万円の修理費が発生するでしょう。

タイロッドの修理費

タイロッドの修理・交換の場合は、10,000~20,000円ほどの費用が発生します。

足回りの部品は、1箇所のみの不具合もあれば、別の箇所も劣化していることが多いです。

そのため、交換する際は左右同時に行うことをおすすめします。

ドライブシャフトの修理費

ドライブシャフトの修理・交換は、部品のみで10,000〜50,000円であり、工賃で20,000前後になるでしょう。

ドライブシャフト交換は、車の足回り部分を解体する必要があるため、手間がかかり工賃が高くなります。

異音の発生を避けて長く車に乗るコツ

車の異常を少なくして、長く車を乗り続けるにはポイントを押さえておくことが大切です。

以下では、車を長く乗り続けるためのコツについて解説します。

異音が原因となる部品の寿命を把握する

異音を発生させるリスクを抑えたいのであれば、部品の寿命を正しく理解し、適切な時期で交換する必要があります。

部品が壊れるまで使用し続けた場合、部品だけでなく車全体のトラブルにつながる可能性もあるでしょう。

その場合には、多くの修理費が必要になります。

寿命が近づく前に部品の交換、点検などを行うことで、低コストでトラブルを解消可能です。

定期点検を行う

カーショップやディーラーで定期点検を行えば、不具合が起こりそうな部品を事前に把握できます。

例えばディーラーに依頼することで、一定の距離に到達するタイミングに寿命がきそうな部品の交換を知らせてくれます。

自身で部品の状況を確認できないのであれば、積極的にカーショップやディーラーに依頼するようにしましょう。

点検・メンテナンスを定期的に行うことで、部品の異常を事前に把握できます。異常がない状態を保つことで、車を長く乗り続けられるでしょう。

まとめ

今回は低速でハンドルを切ると発生する異音の原因と対処法について解説しました。

異音の原因は、パワーステアリングベルトやパワーステアリングフルード、ドライブシャフトなど部品の劣化、寿命、オイルの減少などです。

異音が発生した場合でも原因を特定できれば、適切な対処法を把握できます。

対処法は異音が聞こえる場所や音の種類から見分けることが可能です。

車の運転中に異音が発生する場合は、走行時の安全性にも関わるため早急に対応するようにしましょう。

対応が早いほど、修理費のコストを抑えられます。

自身で対処できないのであれば、販売店やカーディーラーなどの専門業者に依頼することがおすすめです。

異音が発生した場合は、放置せずに速やかに対応するようにしましょう。

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