狭い道ですれ違い事故を起こさないコツを徹底解説!

日本は狭い道路が多く、車を運転していると対向車とすれ違わなくてはいけない場面もあります。

狭い場所でのすれ違いがうまくできなければ、サイドミラーがぶつかって車に傷がつくなどのトラブルが起こる場合もあるでしょう。

この記事では、狭い道でうまくすれ違うためのコツを解説します。
すれ違い事故を起こした場合の過失や実際の事例についても詳しく解説するため、車を運転している人はこの記事を読んで参考にしてみてください。

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狭い道で起きがちなすれ違い事故

日本の道路

狭い道路を走る際は、対向車とすれ違う時に事故の危険性が高まります。

実際に、どのような事故が起こるのでしょうか。ここでは、すれ違い事故の概要と日本の道路事情についても併せて説明します。

すれ違い事故の概要

すれ違い事故は、道路ですれ違いざまに、車同士が接触してしまうことで起こる事故です。この事故により、車のボディや塗装に傷がついたり、車両のパーツが破損したりすることがあります。

狭い幅の道を通らなくてはいけない時には、基本的には徐行しているため、軽微な被害が多いことが特徴です。命にかかわるような大きな交通事故ではないとはいえ、すれ違い事故を起こしてしまうと、ぶつかった車のドライバー同士で大きなトラブルが発生する場合もあります。

日本の道路事情

日本の都市部は住宅が密集しているため、中央線も書かれていないような幅の狭い道が多い地域があります。田舎の方では、元々は農道だった道を整備した道路も多く、車2台分の道幅がない場所も多いです。

日本はほかの先進国と比較しても、道路が狭いといわれることがあります。理由としては、乗り物を使うようになった歴史が浅いためです。徒歩で使用していた道を拡大した記録もなく、現代でも狭い道をそのまま使用されていることがあるようです。

狭い道では、普通車のすれ違いがそもそも難しい場合もあるため、ミラーやボディが接触するなどのトラブルが起こります。狭い道では、対向車が見えるたびにお互い車体を左側に寄せて、サイドミラーを倒し、ゆっくりぶつからないように車を走らせなければなりません。

ドライバー同士のトラブルに発展しないようにするためにも、すれ違う時の事故は避けたいものです。次の章では、すれ違い事故を起こさないコツを紹介します。

狭い道ですれ違い事故を起こさないコツ

狭い道でのすれ違い事故を防ぐための主なポイントは、「ゆっくり走行する」「すれ違い地点を決めて車を左に寄せる」「車を動かさずに待つ」の3つです。それぞれ詳しく解説します。

ゆっくり走行する

道幅が5.5m未満の道路には、センターラインがありません。そういった場所では、ゆっくりと走行することがポイントです。急いで走行してしまっては、対向車との接触やはみ出しの危険性が高まります。まずは落ち着いて、慎重な運転を心がけることが重要です。

すれ違い地点を決めて車を左に寄せる

すれ違う時には、早めにすれ違うところを決めておくとよいです。特に、電柱がある地点はさらに道幅が狭くなっており、すれ違いには向きません。すれ違いがしやすい道路の幅を確認して、場所が決まれば、早めに車を左に寄せておくことがコツです。

この際、相手がすれ違いやすいように、左に寄せておく時は車体が真っ直ぐになるようにしましょう。

車を動かさずに待つ

対向車が近づいてきたら、サイドミラーが当たらないか車外をよく見ておきましょう。必要であれば、サイドミラーをたたんでおくこともできます。すれ違う時に接触するかもしれないと思ったら、無理に車を進めずに停止しておくこともポイントです。

また、対向車が先にすれ違い地点で待っている可能性もあります。その場合は、対向車のドライバーと目線を合わせ、タイミングを見て発進・停止を行いましょう。

すれ違い事故を起こした際はどうなる?

すれ違い事故

すれ違い事故は、状況に応じて過失割合が変わります。過失割合は基本的には5:5ですが、事故の状況によって異なり、裁判所や弁護士会が発表している基準に基づいて決定されます。

ここでは、すれ違い事故を起こした際の一般的な過失割合について、ケースごとに紹介します。

どちらかの車が一時停止していた場合

すれ違う時にどちらかの車が一時停止していた場合です。この時、一方の車が明確にぶつかっていったと判断されれば、10:0で過失がかたよることもあります。しかし、止まっていたと判断されるのはぶつかる3秒以上前から停止していた場合のみです。事故の直前に停止しただけでは、過失がないとは認められません

運転の操作ミスが明確な場合

どちらかの車に明らかな操作ミスがあったとされる際にも、過失の割合は変更されます。運転を失敗していることがわかれば、10%ほど過失の割合が加算されるケースがあります。しかし、こちらもどのような場合に非があると考えられるかは、ケースバイケースです。

このように、すれ違い事故では過失割合が状況によって変わるため、過失を決める際に、いさかいが起こることもあります。ドライバー同士で事故の見解が異なる場合には、ドライブレコーダーなどの客観的事実を元に判断されることが多いです。

過失の割合でもめる時には、弁護士が間に入って示談を行い、それでも解決しなかった時には裁判が行われることもあります。どちらかが悪いといったような水掛け論に発展させないためにも、客観的な証拠として提出できるデータを用意しておくことが重要です。

ドライブレコーダーのデータや事故直後の写真、目撃者がいる場合は証言から、もしくは周辺の防犯カメラに写っていることもあり、証拠の提出に役に立ちます。これらの内容から事故の状況を正しく判断して、事故類型に応じて基本過失割合を確定します。

事故の規模によっては損害賠償や保険料など、多額の金額が発生する場合もあるため、すれ違い事故を起こした際には、専門の弁護士に相談することをおすすめします。

狭い道でのすれ違いにルールはある?

狭い道ですれ違う際には、どちらが停止すべきかなどルールが定められている状況があります。それは、山道ですれ違う場合です。ここでは、山道走行の危険性やすれ違いのルールについて紹介します。

山道

山道走行の危険性

日本の国土の約6割は山地といわれています。そのため、山道も多いのが特徴です。

山道は整備された道路とは異なり、道が狭かったり、道のすぐ隣が崖になっていたりする場所もあります。また、カーブが多く、運転に不慣れな人はハンドル操作が難しいと感じる場合もあるでしょう。カーブになっていて先が見えず、突然対向車が現れる可能性もあります。

山道でのすれ違いのルール

山道でのすれ違い時には、基本的に上りの車両が優先とされています。急な斜面で停車すると、上りの車は後ろに下がってしまう危険性があるためです。もし後続車がいれば、すれ違いの最中に後ろの車にぶつかってしまうこともあり危険です。

ただし、状況によっては、下りの車両が優先となる場合もあります。危険な山道の場合には、数メートル置きに待機所が設けられており、待機所が近ければ上り下りに関係なく、より近い方が待機所で停止するのがマナーとされています。

また、山の待機所は足場がしっかりしていない場合もあるため、心配な場合はゆっくりと走るか、一度車から降りて周囲を確認するとよいでしょう。

まとめ

この記事では、狭い道路ですれ違い事故を起こさないためのコツや、万が一すれ違い事故が起きてしまった際にどうなるかなどを説明しました。狭い道路でほかの車両とすれ違わなければいけない場合には、ゆっくりと走行してすれ違い地点で左に寄って停車することが大切です。

すれ違い事故が起きれば、半々の過失と見なされることが多いですが、事故の状況によっては過失の割合が変わることもあります。保険料や修理費など、さまざまな面でトラブルになる場合が多いため、十分に注意してすれ違い事故を起こさないようにしましょう。

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