ホンダ ヴェゼルの内装のおしゃれなインテリアをグレードごとに解説!
「ヴェゼル」はホンダが販売しているコンパクトSUVで、内外装のおしゃれな美しさから人気のある車種です。
2013年に初代が発売され、2021年に発売された2代目が最新モデルとなっています。
コンパクトSUVの購入を検討している人の中には、ヴェゼルを候補に入れている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヴェゼルの内装はどのようになっているのか、グレードごとに違いはあるのか気になるところです。
そこで今回は、ヴェゼルの内装に焦点をあてて魅力やグレードごとの違いを解説していきます。
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ヴェゼルの内装は乗る人の快適さを優先
ホンダが販売しているコンパクトSUV「ヴェゼル」は、コンパクトでありながらSUVの力強さとシンプルさを兼ね備えたデザインが魅力的です。
ここではヴェゼルの全グレードに共通する以下の点について解説します。
- シート
- インパネ
- 室内
- 収納スペース
ヴェゼルの購入を検討されている人はぜひ参考にしてください。
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ヴェゼルのシートは足元のゆとりと素材にこだわる
2代目ヴェゼルは後部座席にもゆとりを持たせるため、足元の空間が初代モデルより35cmも広く設計されています。また、後部シートを倒すとフラットな荷室が生まれ、より多くの荷物を載せることが可能です。
シートの素材にもこだわりを持ち、以下の2種類が採用されています。
- 生地でできたファブリックシート
- しっとりとした素材のプライムスムースとファブリックが合わさったコンビシート
グレードにより採用されるシートは異なるため、希望のシートがある場合はどのシートがどのグレードに採用されているか確認しておきましょう。
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ヴェゼルのインパネは使い勝手のよさを重視
2代目ヴェゼルに搭載されているインパネは、シートに引けを取らない高級感のあるデザインが特徴です。
機能面でも充実しており、ヴェゼルの使い勝手のよさを底上げしています。
ヴェゼルのインパネの特徴は以下の通りです。
- ナビやエアコンのダイヤルを共通デザインに統一
- 水平基調のインパネにより運転席が広く感じる
- グレードによってはメッキで装飾されている
前モデルではタッチパネル式だったエアコンのボタンはアナログ式に変更され、電子式のシフトレバーもストレートゲート式に変更されています。
そのため、タッチパネル操作が苦手な人でも、確実に操作することが可能です。
また、インパネ周辺の機器も充実しており、エンジンスタータースイッチや2つのUSBポータルなどを標準装備しています。
ヴェゼルの室内は後部座席にもゆとりを確保
2代目ヴェゼルには、センタータンクレイアウトが採用されています。
このセンタータンクレイアウトとは、機械が占拠するスペースを極力減らして、人のためのスペースを増やすというホンダのコンセプトをもとに作られたレイアウトです。
本来、車体の後ろ部分に搭載される燃料タンクを車体の前部分に搭載することで、人のためのスペースを大きく確保しています。
その結果、窮屈になりやすい後部座席でも、足を組めるほど広い空間が実現されています。
ヴェゼルの収納はあらゆる場所にスペースを確保
2代目ヴェゼルには、さまざまな収納スペースが設けられています。
車体の前部分の収納は以下の通りです。
- USBポートの間にあるフロントアッパーレイ
- グレードによっては充電もできるセンターコンソールトレイ
- 助手席の目の前にあるグローブボックス
- センターコンソールのドリンクホルダー
- 深さのあるセンターコンソールボックス
- ドアの内側に設けられているポケットとアームレスト
一方、車体の後ろ部分の収納は以下の通りです。
- センターコンソールの後方に設けられている縦長のスペース
- ドリンクが2本入るリアセンターアームレスト
- 運転席と助手席の後ろに設けられているポケット
- ドアの内側に設けられているドリンクホルダーとポケット
このように、車内のあらゆる場所に収納スペースが設けられています。
どのシートに座っても、小物やドリンクなどを収納することが可能です。
一方、グローブボックスとセンターコンソールボックス以外で、大きいものを収納するのは厳しいため、ある程度大きさのあるものを収納する場合は、上記の2つを使用することをおすすめします。
ヴェゼルのグレードごとの内装の違い
ヴェゼルには「G」「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」の4つのグレードが用意されています。
グレードによって内装が異なるため、購入を検討している人は事前に確認しておきましょう。
主なスペックは以下の通りです。
全長 | 4,330mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,580mm〜1,590mm |
ホイールベース (前後ホイールの中心から中心までの長さ) | 2,610mm |
車両重量 | 1,250kg~1,450kg |
乗車定員 | 5 |
ここでは、ヴェゼルのグレードごとの内装の違いについて解説します。
VEZEL G
「G」全体的に黒がベースになっており、落ち着いた印象です。
アームレストもソフトな手触りで、エントリーグレードであることを感じさせません。
VEZEL e:HEV X
「e:HEV X」は、ヴェゼルのハイブリッド車の中で最もオーソドックスなグレードで「G」と同じくブラックのファブリックシートを採用しています。
内装は「G」と大差ありませんが、燃費性能や加速性が優れており快適さは勝ります。
そのため、見た目以上に機能面を重視するのであれば「e:HEV X」がおすすめです。
VEZEL e:HEV Z
「e:HEV Z」は「G」や「e:HEV X」の上位にあたるグレードで、安全性や走行性などの機能面に加えて、内装もグレードアップしています。
「G」や「e:HEV X」ではファブリックシートが採用されていますが「e:HEV Z」ではコンビシートが採用されています。
背もたれや座面部分はファブリック、その他の部分はプライムスムースが使用されています。
ボディカラーがプレミアムクリスタルレッド・メタリック、プラチナホワイト・パール以外なら、PLaYに採用されている「グレージュ」も選択可能で、2色から選ぶことができます。
VEZEL e:HEV PLaY
「e:HEV PLaY」はヴェゼルの中で最上位にあたるグレードです。
他のグレードと比べると値段は高くなりますが、その分性能が充実しています。
他のグレードにおいて内装の色はブラックが使用されていますが、「e:HEV PLaY」ではシートのサイド部分やインパネ周りなど、あらゆる箇所にグレージュが採用されています。
また、シートはコンビシートとなっており素材は「e:HEV Z」と相違ありませんが、プライムスムース部分の色はグレージュになっています。
まとめ
今回はヴェゼルの内装に注目して、魅力やグレードごとの違いを解説しました。
ヴェゼルは落ち着いた内装が特徴で、上位グレードになるほど高級感のある仕上がりになっています。
上位グレードの「e:HEV PLaY」ではカラーが異なり、さらに上質な印象を与えます。
ヴェゼルの購入を検討しておりグレード選びに迷っている人は、今回紹介した内容を参考に機能面だけでなく内装の違いを比較しながら、自身に合うグレードを購入してみてはいかがでしょうか。
画像引用元:本田技研工業株式会社