タイヤの空気圧はガソリンスタンドで測れる?点検や補充方法を解説

自動車におけるタイヤは、走行において非常に重要な部品です。
安全に走るためにもタイヤの空気圧はこまめに確認しておきたいところ。

しかし、あまり車に詳しくない人にとって「タイヤの空気圧」といわれてもなにをどうすればよいのかわからないものでしょう。

自転車のタイヤであれば、自転車屋さんで空気の補充や空気圧の確認をしてくれます。
では、車の場合はどうでしょう。身近にあるガソリンスタンドでしてくれるのでしょうか。

この記事では、タイヤの空気圧を測る方法や空気圧が不十分の場合に起こりうることなどを紹介します。

タイヤの空気圧をガソリンスタンドで測る方法とは?

タイヤ空気圧1

タイヤの空気圧はガソリンスタンドで測ることが可能です。
スタッフに依頼する場合と自分で行う場合に分けて紹介します。

ガソリンスタンドのスタッフに依頼する場合

多くのガソリンスタンドには、タイヤに空気を入れるための機械である「空気充填機」が置かれています。
ガソリンスタンドで給油する際、スタッフに空気圧の点検を依頼すれば確認してもらえることがほとんどでしょう。
中には、こちらから何も言わなくても空気圧の点検をしてくれるスタッフもいます。

空気圧の点検ならびに空気の補充は、基本的に無料対応です。
ただし、ガソリンスタンドによっては有料のところもあるため、よく使うガソリンスタンドが無料で行っているか、有料で行っているかは事前に確認しておきましょう。

セルフのガソリンスタンドでスタッフに依頼できない場合

セルフのガソリンスタンドの中には、空気入れを貸し出しているところもあります。
その場合は自分で空気を補充することが可能です。

スムーズに入れるためにも、空気入れの使用方法や点検方法などを事前に把握しておきましょう。
セルフのガソリンスタンドといってもスタッフが在中している場合もあるため、空気入れの使い方などわからないことがあれば質問ができます。

関連記事:タイヤの空気圧はどれくらい?空気圧を測る方法とタイミングを解説

タイヤの空気圧が不十分だとどうなるのか?

タイヤパンク

タイヤの空気圧が不足すると、さまざまな悪影響を及ぼす可能性が。
ここでは、タイヤの空気圧が不十分の際に起こりうる問題について紹介します。

タイヤの消耗が早くなり、燃費も悪化する

タイヤの空気圧が不足すると、偏摩耗が発生するかもしれません。
偏摩耗とは、タイヤが偏って削れていく現象のことです。偏摩耗が発生すると、タイヤの寿命が短くなる傾向にあります。

偏摩耗が発生する原因として、空気の量によってタイヤの接地面積が変わることが挙げられます。
空気圧が低下すると、タイヤが車量の重さで押しつぶされてしまい、通常であれば接地しない部分が接地してしまいます。その結果、偏摩耗が発生してしまうのです。

なおタイヤの接地面が増えるということは、その分抵抗も増えるため燃費の悪化にもつながります。
空気圧が不十分の場合、タイヤの性能を十分に発揮できないといえるでしょう。

最悪の場合バーストしてしまう可能性もある

タイヤの空気圧が不足すると偏摩耗や燃費の悪化だけでなく、パンクやバーストなどが発生する可能性も考えられます。タイヤの空気圧が低いまま走行した場合「スタンディングウェーブ現象」が起こるからです。
スタンディングウェーブ現象とは、タイヤが、横から見るとウェーブ上に変形してしまっている現象のこと。
この状態で走ると、タイヤが加熱されてしまい、最終的にバーストにつながり、とても危険です。

関連記事:タイヤの空気圧を点検する意味は?適正ではない空気圧によるデメリットについて

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タイヤの空気圧の点検はどのように行うのか?

タイヤの空気圧の点検は簡単に行うことができます。ここでは、点検の方法や点検を行う頻度について詳しく紹介します。

目視とともにエアゲージを使用する

タイヤの空気圧の点検は、目視ならびにエアゲージを活用して行います。エアゲージとは、タイヤの空気圧を測定するための機器のことです。
目視でタイヤ空気圧が低下していないかを確認した上で、適切に空気が入っているかエアゲージで確認するとよいでしょう。

点検を目視だけで済ませる人もいますが、基本的にはエアゲージの併用をおすすめします。
車に詳しい人や毎日念入りに点検している人であれば目視だけでも空気圧が減っていることが分かりますが、それ以外の人が目視のみで確認するのは難しいためです。

なお目視で「どう見ても空気圧が低い」と分かる場合は、危険なレベルに達している可能性があります。
速やかに空気の補充を行なってください。

頻度は1か月に一度程度が理想

タイヤの空気は入れたとしても自然に抜けていくものです。運転していなくても、駐車しているだけでも抜けていきます。
空気圧は、空気充填後の1か月が最も低下率が高いとされています。
そのため、空気圧の点検や補充は1か月に一度程度行うとよいでしょう。

また、長距離を走れば走るほどタイヤの空気は抜けやすくなります。長い間使っている車であれば、空気圧チェックの頻度を高めた方がよいかもしれません。

他にもタイヤが破損している場合や、空気を入れるための部品であるバルブが変形しているなどの異常がある場合は、さらに早く空気が抜けていくことが予想されます。
明らかに空気圧の低下が著しい場合は、タイヤだけでなく他の部分も点検を行いましょう。

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タイヤの空気圧を調整する際に気を付けるポイントとは?

タイヤの空気圧調整について気を付けるべきポイントがいくつかあります。ここでは、気を付けるべきポイントを紹介します。

空気を正確に入れる

タイヤの空気圧を調整する際に気を付けたいポイントの一つが、空気を適正値で入れるということです。

指定空気圧の数値通り入れることが基本ではありますが、自然に空気が抜けていくことも考慮して、車両指定圧の0~+20kPaの範囲内で調整することをおすすめします。

なお空気圧の上限に関しては、10%までになるよう管理しましょう。

冷えてから調整する

空気圧の数値とともに気をつけたいポイントが、タイヤが冷えてから調整を行うということです。

空気は温められると膨張する性質を持っているため、タイヤが温まった状態だとタイヤの中の空気が膨張している可能性があります。

高速道路や夏の高温となった道路を走ってきた直後などに測定すると、数値が高く出る傾向にあります。実際の数値は膨張した空気が萎んだ状態ですので、膨張した状態で空気圧を測定し、足りない分を補充してもあまり意味がありません。
そのため、温まった状態で空気圧を調整していると空気圧不足になる可能性があります。

窒素ガスを入れると何が違うのか?

ガソリンスタンドやカー用品店でタイヤの空気を補充する際、窒素ガスをおすすめされることがあります。
通常のものと比べてなにが異なるのか知らないまま、許諾するわけにはいかないでしょう。

ここでは、窒素ガスと通常の空気の違いについて紹介します。

空気圧が下がりにくいかつタイヤの劣化を防げる

窒素は空気中にも含まれていますが、実はタイヤに補充することでさまざまなメリットが得られるのです。

具体的には、窒素ガスはゴムを通り抜けにくいという性質があることから、空気圧が下がりにくいことが挙げられます。メンテナンスが楽になるといえるでしょう。

また、タイヤの劣化を防げるということもメリットの一つです。
一般的にタイヤのゴムやホイールなどの金属は、酸素や水分が触れることで酸化が進んでいきます。
対して窒素ガスは、通常の空気よりも酸素と水分の量が少ないことから酸化防止の効果が期待できるでしょう。
酸化を防止することで腐食の進行も抑えられるため、タイヤをより長持ちさせることが可能です。

費用は一本500円程度

窒素ガスにはいくつかのメリットがある一方で、費用がかかるというデメリットもあります。

窒素ガスの補充は基本的に有料です。
しかし、デメリットといったものの価格は1本500円程度とそれほど高くはありません。
前述したメリットが得られることを考慮すると、試す価値はあるといえるでしょう。

この価格はガソリンスタンドによって変わることがあるため、実際に確認してみるのが確実な方法です。

安全なカーライフのためにもタイヤだけでなく車のメンテナンスはなるべく定期的に行いましょう。

まとめ

修理、故障、メンテナンス、整備

タイヤの空気圧は、こまめに確認すべき部分です。
タイヤの空気圧が十分でなかったら燃費が悪くなったり、最悪の場合タイヤがバーストしてしまったりする可能性があります。

ガソリンスタンドのスタッフに依頼すれば確認してもらえるため、給油する際に依頼してみましょう。基本的に無料で点検・補充してもらえます。

なお有料ではありますが、窒素ガスを補充するのもおすすめです。
空気圧が下がりにくくなる効果やタイヤの劣化を防ぐ効果などが期待できます。


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