車に鳥のフンが落ちるけど、磁石は効果ある?その他の対策も解説
「鳥が寄ってこないためには磁石が効果的って聞いたけど、本当?」「車に鳥のフンがよく落ちるから、対策を知りたい。」
マイカーをお持ちの方で、鳥のフンが落ちていることに悩んでいる人は多いかと思います。
そして「鳥が寄ってこないようにするには、磁石を置いておくといい」という話を、聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
「磁石を置くと、本当に鳥が寄ってこなくなるのか?」
「車に鳥のフンが落ちないようにするためには、対策を知りたい。」
この記事で解説します。
マイカーに鳥のフンが落ちることに悩んでいる人、ぜひ最後までお読みください。
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INDEX
磁石は本当に効果があるの?
結論、磁石を置くことはあまり効果がないようです。
なぜ「磁石を置くと、鳥が寄ってこなくなる」という噂が広まっているのか。
元々鳥類は方角を認知するにあたり、磁場を感じることができるみたいです。
つまり、磁石を置くことで磁場を乱す、その結果鳥も惑わせて寄ってこなくなる、という理論かもしれません。
しかし国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の試験にて、この理論が成立しない結果が出ました。
スズメとカラスの磁石の忌避効果を試験したところ、餌台への来訪回数、飼料消費量、平均滞在時間において磁石ありとなしの差はわずかで、有意差は認められないという結果が出たのです。
「なんだ、効果ないのか…。」と落ち込んでいる皆さん。
まだまだ諦めるのは早いですよ。
車に鳥のフンが落ちないようにする対策、じつはまだまだたくさんあります。
早速みていきましょう。
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車に鳥のフンが落ちないようにする6つの対策
車に鳥のフンが落ちないようにする対策は、以下です。
- サイドミラーを隠す
- 鳥よけグッズを使用する
- カーポートを設置する
- ボディカバーを使用する
- 車の色を考える
- 電力会社に相談する
自宅でも外出先でも実践できる対策もあります。
それぞれ見ていきましょう。
方法①:サイドミラーを隠す
サイドミラーを隠す(折りたたむ)と、鳥のフンが落ちてくる可能性を低くすることができます。
理由は、鳥はサイドミラーに映った自分の姿を、敵と勘違いして威嚇のためにフンを落とす習性があるからです。
サイドミラーを隠すという方法なら、自宅や外出先ですぐに実践できそうですね。
方法②:鳥よけグッズを設置する
鳥よけグッズとはその名のとおり、設置することで鳥が寄ってこなくなるグッズです。
代表的な鳥よけグッズは、こちら。
- 超音波撃退機
- 鳥よけバルーン
- 鳥よけフクロウ
鳥よけグッズ①:超音波撃退機
超音波撃退機は、特殊なセンサーで動物を感知したら超音波を発して動物を撃退する、というもの。
屋外に長時間設置可能な商品もあるため、晴れの日も雨の日も玄関周りや駐車場近辺に設置できます。
電池式タイプもあるため、コンセントの心配もいりません。
鳥よけグッズ②:鳥よけバルーン
鳥よけバルーンは、大きな目玉の模様がイラストされた風船になります。
大きな目玉の模様でカラスやハトなど鳥たちを怖がらせて、近づかないようにする仕組みです。
大きさは、約40センチ前後。
使い方もバルーンのため、吊るすことができればどこでも使用OK。
自宅の駐車場はもちろん、外出先でも使用できそうです。
鳥よけグッズ③:鳥よけフクロウ
鳥よけフクロウは、約40センチほどある本物そっくりなフクロウの置き物です。
使い方は、鳥のフンの被害が大きい自宅の庭、玄関、ベランダ、駐車場などに設置すればOK。
風が吹くと、本物そっくりに頭が動くものもあるみたいです。
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方法③:カーポートを設置
自宅の車庫にカーポートを設置することも、鳥のフンの被害を抑えることに有効です。
カーポートとは、車庫に設置する屋根のようなもの。
屋根のおかげで、鳥のフンや雨が車の上部に直撃するのを防いでくれます。
方法④:車のボディカバーを使用
鳥のフンの被害だけではなく、車両の盗難なども防ぎたい方には車のボディカバーがおすすめです。
車のボディカバーとは、車全体を覆うシートのようなものです。
車全体を覆ってくれるからこそ、鳥のフンや雨、黄砂などから車を守ってくれるでしょう。
さらに車種が特定されないため、盗難などのトラブルの可能性も低くなりそうです。
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方法⑤:車の色を考える
じつは車に鳥のフンが落ちてきやすい原因として、車の色もあげられます。
車の色が赤、青、黒の場合、鳥がフンを落としやすいみたいです。
その理由は、
- 赤→りんごなど、果実と勘違いして目に刺激を与える
- 青→川や池の水面と勘違いしやすい
- 黒→水面と勘違いしやすい、またカラスなどの動物と勘違いし敵意をもつ
とのこと。
したがって、これから車を購入したい方・乗り換えたい方で、車の色に興味があまりない人は、赤、青、黒以外の色を選択すると鳥のフンの被害を小さくなるかもしれません。
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方法⑥:電力会社に相談
最後に紹介する方法は「電力会社に相談」です。
もし自宅や会社など、ご自分がよく車を停車する近くの電柱や電線に鳥たちがいたり鳥のフンが落ちていたら、電力会社に相談すると良いです。
電線カバーに鳥よけ対策を行ってくれたり、電線の配線を変更してくれたりします。
まとめ
車に鳥のフンが落ちないための対策において、残念ながら磁石はあまり効果を発揮しません。
その代わり、
・サイドミラーを隠す
・鳥よけグッズを使用する
・カーポートを設置する
・ボディカバーを使用する
・車の色を考える
・電力会社に相談する
などの対策があります。
「サイドミラーを隠す」方法は、今すぐにでも実践できる内容です。
自宅や外出先でぜひお試しください。