車内をきれいに掃除する方法を紹介！必要な道具やポイントも併せて解説！

車の掃除が必要と思いながらも、具体的にどのように掃除すればよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
車を使用していると車内にはゴミや埃などが溜まっていくため、定期的な掃除が必要です。
小さなお子様がいる人やアウトドアが趣味の人は、お菓子のゴミや泥などが落ちて汚れてしまうことも多いでしょう。

この記事では、車内をきれいに掃除する方法や必要な道具、車内掃除を依頼できる業者について解説していきます。

車の掃除に必要な道具

車内を掃除する時に必要な道具には、以下です。

• 布団たたき
• 掃除機（ハンディークリーナー）
• ハンディーモップ
• ブラシやたわし
• 車用ウェットシート（内装用、布用、革用）
• 雑巾
• バケツ
• マイクロファイバークロス
• 中性洗剤、車用クリーナー（内装用、布用、ガラス用）
• 車用ガラスクリーナー

また、上記の道具以外にも、霧吹き、粘着テープ式クリーナーまたはガムテープ、車内樹脂用ワックス、歯ブラシまたは綿棒があると便利です。

霧吹きは、中性洗剤を入れて使用でき、粘着テープ・ガムテープは、細かいごみや髪の毛を除去する際に役立ちます。
また車内樹脂用ワックスは、ドアの内張りなどの樹脂部分をきれいに掃除でき、歯ブラシ・綿棒は、エアコンの吹き出し口や隙間などの細かな場所を掃除する際に便利です。

具体的な車内の掃除方法

事前準備として、車内の荷物など掃除をするのに邪魔になるものは外に運び出しましょう。

掃除する際は、高い箇所から低い箇所へと進めることがおすすめです。

ここでは、車内の掃除のやり方を、場所別に解説していきます。

フロアマットの掃除

フロアマットを掃除する際に使用する道具は、以下です。

• 布団たたき
• 掃除機（ハンディークリーナー）
• 中性洗剤
• ブラシやたわし
• バケツ

①はじめに、フロアマットを取り出します。
②布団たたきを使用して、おおまかな泥やごみをたたき出し、細かい埃などは掃除機で吸い上げましょう。

③汚れがひどい場合は、中性洗剤を付けてブラシやたわしで水洗いをします。
④水洗いをした場合は、乾くまで天日干しを行いましょう。
フロアマットが生乾きのまま使用すると、カビや雑菌が繁殖するため、完全に乾かすことが大切です。

天井の掃除

車の天井を掃除する際に必要な道具は、以下です。

• 車用ウェットシート
• 中性洗剤、車用クリーナー
• 雑巾
• バケツ

①天井は、洗浄成分を含んだ車用ウェットシートか、薄めた中性洗剤や車用クリーナーを付けた濡れ雑巾でやさしく拭きます。

②汚れがひどくない場合、水拭きだけでも十分です。
③汚れを拭き取った後は、乾いた雑巾で拭き上げます。

内装の掃除

ダッシュボード、ハンドル、メーターパネル、ドリンクホルダー、ドアの内側、シートベルトなどを掃除します。

車の内装を掃除する際に必要な道具は、以下です。

• ハンディーモップ
• 車用ウェットシート
• 車用クリーナー
• 雑巾
• バケツ
• マイクロファイバークロス

①はじめにハンディーモップで埃を取り、濡れた雑巾で水拭きを行います。
②汚れが取れない箇所や、手垢や油分がついているハンドルやシフトノブなどは、車用クリーナーを付けるか車用ウェットシートで拭きましょう。

シートの掃除

車のシートを掃除する際に必要な道具は、以下です。

• 布団たたき
• 掃除機（ハンディークリーナー）
• 中性洗剤、車用クリーナー
• 車用ウェットシート
• 雑巾
• バケツ

①車のドアをすべて開けて、布団たたきでシートの埃やごみをたたき出し、掃除機で吸い取りましょう。
②その後に、濡れた雑巾や車用ウェットシートで拭き取ります。
③汚れの度合いに応じて、中性洗剤や車用クリーナーを使用しましょう。

フロアの掃除

車のフロアを掃除する際に必要な道具は、以下です。

• 掃除機（ハンディークリーナー）
• 中性洗剤、車用クリーナー
• 雑巾
• バケツ

①大きなごみが落ちている場合は、手で拾い、掃除機をかけます。
②掃除機のアタッチメントで隙間用ノズルがあると、隅々まできれいに落とせるためおすすめです。
③フロアの汚れやシミが取れない場合は、中性洗剤や車用クリーナーを使用しましょう。

ガラス

車の窓ガラスを掃除する際に必要な道具は、以下です。

• 車用ガラスクリーナー
• 雑巾
• バケツ
• マイクロファイバークロス

①濡れた雑巾で水拭きします。
②ガラスに手垢や油分がついている場合は、車用ガラスクリーナーを使用しましょう。
③水分や拭きムラを残さないように、仕上げにマイクロファイバークロスで乾拭きを行って完了です。

車内を掃除する際のポイント

車内の掃除をするうえでは、いくつかポイントや注意点があります。

ここでは、車内を掃除する際のポイントについて解説していきます。

フロアマットはしっかり乾かす

フロアマットを水洗いした場合は、しっかりと乾かしましょう。
半乾きの状態で使用すると、雑菌が繁殖しやすくなります。

そのため、ほかの箇所を掃除している間に乾くように、フロアマットは最初に掃除をすることがおすすめです。

また、掃除する日が曇りの場合は乾くのが遅くなるため、湿気が少ない晴れの日に行いましょう。

水拭きのやり方と中性洗剤の量に気をつける

シートやフロアなどの掃除の際に、埃が溜まっている状態で水拭きをしてしまうと、逆に押し込んでしまいます。

そのため、掃除機で埃を除去してから水拭きをしましょう。

また雑巾で水拭きをする際は、固く絞ってから行うことが重要です。
必要以上に濡らすと乾きが遅くなり、雑菌の繁殖に繋がります。

また中性洗剤は、付け過ぎないように注意しましょう。

過量な中性洗剤は、落としきれずシートや布部分にしみ込んだままになってしまう可能性があります。

車用クリーナーは用途に合わせる

車用のクリーナーは、内装用や布用、ガラス用などさまざまな種類があります。
そのため、使用箇所に合ったクリーナーを使うことが重要です。

素材に合っていないタイプのクリーナーを使用すると、シミができたり変色したりする可能性があります。

革仕様の内装は掃除道具に注意する

革仕様のシートを布団たたきでたたくと、痛めてしまう可能性があるため控えましょう。

革仕様のシートや革製のハンドル、シフトノブなどは、革用ウェットシートやクリーナーを使用することがおすすめです。
これらを使用することで、汚れを落とすだけでなく艶のある仕上がりになります。

車内の掃除は専門業者への依頼も可能

車内の掃除を自分で行う場合、時間と手間がかかります。

そのため、業者へ依頼したい人もいるでしょう。

ここでは、車内の掃除を依頼できる業者を紹介していきます。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、車内掃除を依頼できる業者の一つです。
しかし、車内掃除を対応していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

また、短時間で完了するため、スピード重視で掃除をしてもらいたい場合におすすめです。

ディーラーや自動車整備工場

ディーラーや自動車整備工場にも、車内掃除を依頼できます。

専用の掃除機や専用の洗剤を使用するため、細部までの掃除や異臭の除去が可能です。

短時間できれいになるため、車検や整備の際に依頼するとよいでしょう。

車内クリーニング専門業者

汚れがひどい場合や匂いが気になるときは、車内クリーニングの専門業者に依頼しましょう。

設備や道具が揃っており、徹底的にきれいにしたい人におすすめです。

ほかの業者と比較して料金が高い傾向にありますが、技術力が高いため満足のいく仕上がりが期待できます。

まとめ

この記事では、車内の掃除の手順や必要な道具、車内掃除を依頼できる業者について解説しました。

車内掃除は、高い箇所から低い箇所の順番に進めることがおすすめです。

掃除機などで埃を取り除いた後に、水拭きをします。
取り切れなかった汚れは、専用のクリーナーか薄めた中性洗剤を使用しましょう。

自分で掃除をする時間がない人は、ガソリンスタンドやディーラー、自動車整備工場、車内クリーニングの専門業者などへの依頼がおすすめです。

掃除のクオリティや費用を比較して、依頼を検討してみてはいかがでしょうか。