洗車はセルフがおすすめ?必要なアイテムやメリット・デメリットなどをご紹介

車を洗車する際には、洗車機を使用する、プロの業者に依頼する、自分で洗車するなどの方法があります。
洗車機や業者に依頼すると費用がかかるため、セルフ洗車をしたいという人もいるでしょう。

しかし、何も知らないままセルフ洗車を行うと車に傷がついてしまう可能性があります。
そのため、コツを押さえておくことが大切です。

この記事では、セルフ洗車をするメリット・デメリットや注意点、セルフ洗車に必要な道具をご紹介していきます。

pit in plus carwash
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セルフ洗車するメリット

ここでは、セルフ洗車するメリットについて解説していきます。

費用を抑えられる

ガソリンスタンドにある洗車機を使用したり、プロに洗車を依頼したりすると費用がかかります。
しかし、セルフ洗車の場合は、必要な道具と水を用意すれば洗車することが可能です。
必要な道具を最初に揃えればその後に大きな出費はありません。

細かな部分まで洗車できる

ホイールやドアミラー、ワイパーなどは洗車機できれいにするのが難しい部分です。
しかしセルフ洗車であれば、洗車機で洗いにくい細かな部分まで自分の手で丁寧に洗えます。

細かな汚れが気になる人や隅々まできれいにしたい人にとっては、メリットといえるでしょう。

車の状態を把握できる

車の状態を普段から細かく確認する人は少ないでしょう。
自分が気づいていないうちに傷やへこみができているかもしれません。

ボディについた傷を放置すると、傷ついた部分から錆が広がり、内部にダメージを与えてしまうため、早めに対処することが大切です。

セルフ洗車では車の隅々まで見て洗うため、車をきれいにしながら傷やへこみを把握できるのはセルフ洗車のメリットといえます。

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セルフ洗車するデメリット

車のメンテナンスイメージ

セルフ洗車にはメリットがある一方でデメリットもあります。
デメリットを事前に押さえたうえでセルフ洗車を行いましょう。

手間と時間がかかる

1台の車を隅々まできれいに洗うには、1~2時間程度かかります。

また、雨の日には洗車できないため、晴れもしくは曇りの日にまとまった時間を確保することが必要です。
そのため、休日の日にしかできない人もいるでしょう。

また、座って洗車することは難しく、立ったまま中腰姿勢で手を動かさなければならないため、体力を消耗しやすい作業です。
無理な姿勢を長時間続けて腰を痛める可能性もあるため注意しましょう。

車を傷つけてしまう可能性がある

セルフ洗車は、費用を節約できる反面、慣れていない人が行うと車に傷がついてしまう可能性があります。

たとえば、最初に車のボディを水洗いせずにスポンジでこすってしまった場合や硬いブラシでこすってしまった場合などが挙げられます。

洗車スペースや水が必要

セルフ洗車するときには、洗車スペースと水が必要です。
しかし、マンションやアパートなどの場合は、スペースや水を確保するのが難しいでしょう。

駐車スペースを確保できない場合はコイン洗車場を利用するという方法もありますが、利用するたびに費用がかかります。

関連記事:車についた水垢はクエン酸で落とせる?洗車時に活用できる日用品や水垢対策も紹介

セルフ洗車する際の手順

セルフ洗車する際の手順は以下の通りです。事前に確認してスムーズに作業を進めましょう。

手順1:車の汚れを水で洗い流す

セルフ洗車では、最初にボディに付着した汚れを水で洗い流します。
このときに、細かい砂やほこりが残っているとスポンジでこすったときに傷がついてしまうため、落としきることが大切です。

なかには鳥の糞や油汚れなどの水では落としきれないものもありますが、できるだけきれいに落としましょう。

手順2:ボディの汚れを落とす

水で落としきれなかった汚れは、カーシャンプーを利用して落とします。
カーシャンプーは、水を張ったバケツに入れて十分に泡立てることが必要です。

十分に泡立てたら、スポンジにつけてボディを洗います。

このときに、一定の方向にスポンジを動かすことが大切です。
スポンジはこまめにバケツに戻し、付着した汚れを落としながら洗いましょう。

また、ボディの高いところから順番に洗うと効率的です。
低いところから洗ってしまうと上から汚れが落ちてきて、再度洗う必要があり手間が増えます。
高いところに手が届かない場合は脚立を利用しましょう。

手順3:タイヤホイールの汚れを落とす

ボディがきれいになったら、タイヤホイールについた汚れを落とします。
タイヤホイールは洗いにくいため、専用ブラシを利用しましょう。

また、タイヤホイールは頑丈そうに見えますが、アルミホイールや樹脂製の素材などは傷つきやすいため、丁寧に洗うことが大切です。

手順4:泡を水で洗い流す

ボディとタイヤホイールの洗浄が終わったら、車についた泡を水で洗い流します。

このときにもボディの高いところから低いところに向けて洗い流しましょう。
サイドミラーやドアの隙間などの隅々まで丁寧に洗い流すことが大切です。

手順5:水滴をクロスやタオルで拭き取る

最後に車についた水滴をクロスやタオルで拭き取ります。
水滴は水垢の原因になるため、残らないようにすべて拭き取りましょう。

また、拭き取る際の摩擦により傷ができるのを防ぐために クロスやタオルは湿らせておきましょう。

関連記事:コーティング車の正しい洗車方法とは?手順とポイントを解説

セルフ洗車する際に必要になる物とは

セルフ洗車する際に必要になる道具は以下の通りです。

  • ボディ用の洗車スポンジやクロス
  • ホイール用のブラシ
  • カーシャンプー
  • バケツ
  • 拭き取り用のタオルやクロス
  • ワックスやコーティング剤
  • 脚立

ルーフの位置が高い車を洗うときには脚立があると便利です。
コイン洗車場などには脚立が用意されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

また、カーシャンプーは、中性タイプのものがおすすめです。
中性タイプの洗剤は塗装やコーティングが剥がれる心配もなく、やさしく汚れを落とせます。

しかし、こびりついた水垢や汚れなどは、中性タイプでは落ちにくいため、汚れの程度にあわせてアルカリ性のカーシャンプーや酸性洗剤などを使い分けましょう。

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セルフ洗車する際の注意点

ここでは、セルフ洗車の際に注意点についてご紹介していきます。

洗剤や水滴が乾く前にすばやく作業する

セルフ洗車するときには、すばやく作業することが大切です。
ボディに付着した洗剤や水滴が乾燥してしまうと水垢がついたり、水滴が日光の熱を集めて塗装面が焼け、凹凸ができてしまったりする場合があります。

丁寧に作業することも大切ですが、可能な限りすばやく洗剤や水滴を除去し、水垢がつかないように気をつけましょう。

日差しや風が強い日を避ける

セルフ洗車するときには、天候にも注意が必要です。
天気のよい日は洗車したくなりますが、洗車に適した日ではありません。

日差しが強いと洗剤や水滴の渇きが早くなり水垢ができてしまいます。

ほかにも、ボディの温度が上がり、ワックスやコーティングもきれいに仕上げにくくなるため、日差しが強い日の洗車は避けましょう。

また、風が強いと砂やほこりが飛んできやすいため、スポンジでこすったりクロスで拭き取ったりするときにボディを傷つけてしまう可能性があります。

そのため、風が弱く、日差しも強くない曇りの日が洗車に適した気候といえます。

ホースの接触に気をつける

洗車する際は、ボディにホースが当たらないように注意しましょう。
車の汚れを洗い流すことに集中して、ホースでボディを傷つけてしまう可能性があります。

特にルーフなどの高い部分を洗うときには、サイドミラーやドアにホースが接触していないか気を配りながら作業しましょう。

まとめ

この記事では、セルフ洗車をするメリット・デメリットや洗車の際の注意点、セルフ洗車に必要な道具などをご紹介しました。

セルフ洗車は、洗車の費用の節約や自分の手で隅々まできれいにできるというメリットがある一方で、手間と時間がかかることや、車に傷がつく恐れがあるといったデメリットもあります。

セルフ洗車する際には、必要な道具を揃えて車に傷がつかないように注意して作業することが大切です。

注意点を押さえたうえでセルフ洗車を行い、車をきれいに保ちましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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