快適に寝れる車の選び方とは?車種別のおすすめの車もご紹介
キャンプやアウトドアなどの人気の高まりにより、車を停めて寝泊まりをする人が増えています。快適に車中泊ができる車を探している人のなかには、寝れる車の選び方が分からない人もいるのではないでしょうか。
この記事では快適に寝れる車の選び方を分かりやすく解説します。車中泊におすすめの快適に寝れる軽自動車やミニバンも厳選して紹介しているので、寝れる車を探している人は参考にしてください。
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INDEX
快適に寝れる車の選び方
車中泊を楽しむためには車選びが重要です。ここでは、快適に眠ることができる車の選び方について解説していきます。
フルフラットにできる
眠りの快適性を追求するのであれば、シートをフラットな状態にできる車がおすすめです。足が伸ばせないとストレスを感じて寝にくくなってしまうため、完全に水平な状態にできるフルフラットシートの車を選びましょう。
車内スペースが広い
車内のスペースが十分に確保できると、荷物を積んでも圧迫感がないためリラックスして過ごすことができます。車内スペースが広い車のボディタイプは、次の通りです。
- ワンボックス
- ミニバン
- ステーションワゴン
- 軽バン
寝やすさを求めるなら、車中泊をおこなう人の体のサイズよりもゆとりのある広さが必要になります。また、大人が2人で寝るのであれば幅の広さも重要です。天井が高ければ着替えもしやすくなるため、車の幅と長さ、高さなどを確認しましょう。
おすすめの快適に寝れる軽自動車
ここでは、快適に寝れるおすすめの軽自動車を3台紹介します。
スズキ|スペーシア
スズキが製造・販売しているスペーシアは、家族が使いやすい大空間が魅力の軽ハイトワゴンです。ボディがBOX型のため、肩周りや頭上には大きなスペースがあります。前席を倒すとフルフラットにできるため、大人2人でも余裕を持って横になることが可能です。
スペーシアの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | スズキ |
車名 | スペーシア |
ボディタイプ | 軽ハイトワゴン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,785 |
車両重量(kg) | 850 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 27 |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) |
トランスミッション | CVT |
カラー(全8種) | ライトブロンズパールメタリック オフブルーメタリック アーバンブラウンパールメタリック シフォンアイボリーメタリック ピュアホワイトパール ブルーイッシュブラックパール シルキーシルバーメタリック クールカーキパールメタリック |
※参考:スペーシア│主要諸元表
※紹介グレード:HYBRID G 2WD・CVT
ダイハツ|アトレー
ダイハツが製造・販売しているアトレーは、無骨でかっこいいデザインが魅力の軽自動車です。スクエアボディであるため、荷室空間や車内空間が広く、ゆったりとくつろぐことができます。リアシートは水平格納式なので、フラットフロアにすれば休憩や車中泊が可能です。
アトレーの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | ダイハツ |
車名 | アトレー |
ボディタイプ | 軽ワンボックス |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,890 |
車両重量(kg) | 970 |
総排気量(cc) | 658 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 38 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |
カラー(全6種) | トニコオレンジメタリック レーザーブルークリスタルシャイン オフビートカーキメタリック ブラックマイカメタリック ブライトシルバーメタリック シャイニングホワイトパール |
※参考元:アトレー│主要諸元表
※紹介グレード:RS 2WD
スズキ|ハスラー
スズキが製造・販売しているハスラーは、ビビットなカラーと装備が好きに選べるキャンプやアウトドアにぴったりの軽自動車です。汚れや水に強いラゲッジスペースにはさまざまな荷物を積めます。
ワンアクションでリアシートを変形させることできるため、簡単にスペースを拡大させることが可能です。
ハスラーの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | スズキ |
車名 | ハスラー |
ボディタイプ | 軽SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,680 |
車両重量(kg) | 810 |
総排気量(cc) | 657 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 27 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |
カラー(全13種) | シフォンアイボリーメタリック クールカーキパールメタリック オフブルーメタリック ブルーイッシュブラックパール ピュアホワイトパール バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーン ピュアホワイトパール ガンメタリック2トーン アクティブイエロー ソフトベージュ2トーン オフブルーメタリック ソフトベージュ2トーン クールカーキパールメタリック ソフトベージュ2トーン コーラルオレンジメタリック ソフトベージュ2トーン |
※参考元:ハスラー│主要諸元表
※紹介グレード:HYBRID G 2WD
おすすめの快適に寝れるミニバン
ここでは、快適に寝れるおすすめのミニバンを4台紹介します。
トヨタ| ヴォクシー
トヨタが製造・販売しているヴォクシーは、個性的で大胆なエクステリアとリラックスできる快適性が魅力のミニバンです。
8人乗りのセカンドシートはストレートにロングスライドできます。後方へスライドさせれば足を伸ばしてゆったりとくつろぐことも可能です。
ヴォクシーの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | ヴォクシー |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,695×1,730×1,895 |
車両重量(kg) | 1,670 |
総排気量(cc) | 1,797 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 52 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー(全種) | ホワイトパールクリスタルシャイン メタルストリームメタリック マッシブグレー アティチュードブラックマイカ スパークリングブラックパールクリスタルシャイン グリッターブラックガラスフレーク |
※参考元:ヴォクシー│主要諸元表
※紹介グレード:HYBRID S-Z 2WD(7人乗り)
日産|セレナ
日産が製造・販売しているセレナは、家族で出かけるのにぴったりのモダンなデザインが特徴のミニバンです。ミニバンのなかでも室内空間の広さはトップレベルですべてのシートにゆったり座ることができます。
2列目と3列目のシートを倒せばフルフラットにできるため、車中泊でも足を伸ばしたまま眠ることが可能です。
セレナの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | 日産 |
車名 | セレナ |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,690×1,695×1,870 |
車両重量(kg) | 1,670 |
総排気量(cc) | 1,997 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 54 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | エクストロニックCVT |
カラー(全14種) | プリズムホワイト インペリアルアンバー ダイヤモンドブラック ダークメタルグレー ブリリアントシルバー アズライトブルー ホワイト |
※参考元:セレナ│主要諸元表
※紹介グレード:X
トヨタ|シエンタ
トヨタが製造・販売しているシエンタは、優しい丸みが特徴の最小クラスのミニバンです。
前後席間距離を確保しており、頭上にもゆとりがあります。フロントシートをフラットモードにすれば、足を伸ばして横になることが可能です。
シエンタの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
車両重量(kg) | 1,290 |
総排気量(cc) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機) |
カラー(全4種) | ホワイトパールクリスタルシャイン ブラック ベージュ アーバンカーキ |
※参考元:シエンタ主要諸元表
※紹介グレード:X 2WD(7人乗り)
三菱|デリカD:5
三菱が製造・販売しているデリカD:5は、たくましさと洗練された美しさを併せ持つアクティブミニバンです。
6:4ベンチシートは2種類のフラットモードに対応しています。セカンドシートとサードシートを倒せばくつろぎの空間になるため車中泊が快適になるでしょう。
デリカの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | 三菱 |
車名 | デリカD:5 |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,800×1,795×1,875 |
車両重量(kg) | 1,970 |
総排気量(cc) | 2,267 |
使用燃料 | 軽油 |
燃料タンク(L) | 64 |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 8速スポーツモード A/T |
カラー(全8種) | ホワイトダイヤモンド ブラックマイカ ホワイトダイヤモンド×スターリングシルバーメタリック グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ スターリングシルバーメタリック ブラックダイヤモンド スターリングシルバーメタリック×グラファイトグレーメタリック ブラックダイヤモンド×グラファイトグレーメタリック |
※紹介グレード:P(7人乗り)
快適に寝るためのグッズ
寝やすい車を選ぶことに加えて、車中泊向けのグッズを用意するとさらに快適に過ごせるでしょう。ここでは、快適に寝るためのグッズをいくつか紹介します。
マット
車内用のマットがあれば、シートの硬さを軽減して快適に寝ることができます。1泊であればマットなしでも我慢できますが、連泊の場合はシートの硬さが体への負担になるでしょう。
車内用マットには小さく収納できるタイプや厚みがあるタイプ、ふくらませて使うタイプなどさまざまなタイプがあります。また、選ぶ際は車のサイズにマットのサイズが合っているかを確認しましょう。
寝袋
車中泊で快適に過ごすための便利グッズの代表格が、キャンプやアウトドアでも欠かせない寝袋です。布団でも代用することができますが、コンパクトに畳める寝袋を選べば余計な荷物を減らすことができます。
おすすめなのは季節を問わず使えるオールシーズン対応の寝袋です。寒い冬や暑い夏の車中泊でも快適に過ごせるでしょう。
カーテン
就寝中に外部からの視線が気になる人もいるでしょう。そのようなときは、車用のカーテンを用意すればプライバシーを保つことができます。特に着替えるときは遮るものがあると安心です。車の窓のサイズに合ったものを選びましょう。
まとめ
この記事では、車中泊にチャレンジしたい人のために、快適に寝れる車の選び方を紹介しました。
軽自動車でも普通車でも、車中泊を楽しむためには室内空間の広さと高さが必要です。さらに快適するためには、シートをフルフラットにできる車を選びましょう。
今回紹介したおすすめの車は、室内空間が広くてシートをフルフラットにアレンジすることが可能です。車中泊の質を高めるグッズも紹介しているため、併せて購入を検討してみてください。