SUVの選び方を徹底解説!SUVにはどんな特徴や種類がある?

車にあまり詳しくない人であっても、「SUV」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
SUVは、舗装されていない砂利道や山道などのオフロードの走行が可能なだけでなく、たくさんの荷物を積み込めるモデルも多くあります。

今回はSUVの特徴をはじめ、購入を検討している人へ向けてSUVの選び方を解説します。

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SUVの特徴

SUVとは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略称で、日本語に訳すと「スポーツ用多目的車」という意味です。

SUVは、砂利道や山道、雪が積もった道や氷の張った道などの悪路をスムーズに走行可能な点が特徴の車種です。

また荷物を積み込めるトランク部分が大きく、レジャーやアウトドアなど、大きい荷物を積む必要がある場合でも活躍できる車種でもあります。

SUVの選び方

近年人気があるSUVは、各メーカーからさまざまな種類が発売されています。
SUVの購入を検討している人のなかには、何を基準に車を選べばよいのか分からないという人も多いでしょう。

ここでは、SUVの選び方について解説します。

使用用途を明確にする

契約イメージ

まずは車の使用用途を明確にすることが大切です。
具体的な例としては以下のようなケースが挙げられます。

  • お子さまや家族の送迎、週末のまとめ買いなどで積載量の大きい車が必要である
  • アウトドアやレジャーが趣味のため遠出が多く、利便性や乗り心地が快適な車がよい
  • 家の周りや地域には舗装が不十分な道が多く、走行が安定しやすい車がほしい

まずはどのようなシチュエーションで利用することが多いのかを考え、それにあったSUVを選ぶようにするとよいでしょう。

ランニングコストを確認する

SUVの購入を検討する際は、ランニングコストも考慮しましょう。費用面を重視する場合は燃費がよいハイブリッドモデルがおすすめです。

ガソリン車と比較すると車体価格は少し高めになるケースが多いですが、購入後のランニングコストは抑えやすいです。

例えば、レジャーなどで遠出が多い人が燃費性能の低い車を選んでしまうと、ガソリン代がかさみ、家計を圧迫してしまうケースがあるでしょう。

車を初めて購入する場合は、車体価格が安価なモデルを選んだり、好みのデザインか否かだけで選んだりする人もいるでしょう。

車体価格が安いことは重視するべきポイントの一つといえますが、数年間利用することを考えると、ランニングコストのことも考えなければなりません。

気になったSUVの車体価格が高いようであれば、中古車やカーリースの利用を検討するのも一つの方法でしょう。

SUVの種類

SUVはいくつかの種類に分類されます。ここではSUVの種類とその特徴を解説します。

クロスオーバーSUV

クロスオーバーSUVは、悪路だけでなく街中などの舗装された道路も快適に走行できるよう調整されていることが特徴です。


そのため、街乗りとアウトドアの両方で利用ができる車といえます。近年、各メーカーからは毎年新しいモデルが登場しており、豊富なデザインのなかから選ぶことができるでしょう。

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コンパクトSUV

コンパクトSUVは、排気量660cc以上で比較的小さいSUVのことを指します。
SUVの魅力の一つであるオフロードでの走破性のよさや車内の広さなどを残しながら、車体をコンパクトにしている点が特徴です。

道が狭くても運転がしやすいため、運転が得意ではない人や運転免許を取り立ての人におすすめのSUVといえるでしょう。

関連記事:コンパクトSUVとは?購入のメリットや人気車種をご紹介

ミドルサイズSUV

ミドルサイズSUVは、コンパクトSUVよりもサイズが大きいSUVをいいます。
走行性の高さに加えて、スタイリッシュな外観も特徴といえるでしょう。
ミドルサイズSUVの例としては、トヨタのハリアーやマツダのCX-5などが挙げられます。

フルサイズSUV

フルサイズSUVはボディのサイズが大きいSUVをいいます。
街乗りには適していないものの、悪路の走破性に優れているという特徴があります。
ミドルサイズSUVの例としては、トヨタのランドクルーザーが挙げられます。

軽自動車タイプ

SUVの外観の特徴や機能を持ち合わせる軽自動車は、「軽SUV」とも呼ばれます。
SUVの多様化の象徴的な存在といえるでしょう。
軽自動車であることから、普通車のSUVと比べて車両価格は比較的安価です。

SUVのおすすめ車3選

ここでは人気のSUVを3種類紹介します。
SUVの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

トヨタ|ハリアー

ハリアーは高級ラグジュアリーSUVとも呼ばれるSUVであり、初代モデルは1997年にトヨタより発売されました。
トヨタ独自の安全機能「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されています。

自動ブレーキ機能や車間距離を保ちながら運転をする「レーダークルーズコントロール」、道路標識の見落とし防止サポート機能(ロードサインアシスト)なども搭載されています。SUVの走行性能に高い安全性能を加えた車といえるでしょう。

基本メーカートヨタ
車名ハリアー
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,740×1,855×1,660
車両重量(kg)1,530~1,750
スペック総排気量(L)1,986~2,487
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式2WD/4E-four(ハイブリッド車)
2WD/4WD(ガソリン車 )
トランスミッション電気式無段変速機(ハイブリッド車)
Direct Shift-CVT(ガソリン車)
カラー(全7種)・プレシャスブラックパール
・センシュアルレッドマイカ
・ブラック
・ダークブルーマイカ
・スレートグレーメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スティールブロンドメタリック
※参考元:ハリアー|諸元表

関連記事:トヨタ新型ハリアーのボディカラーの特徴や品質を維持する方法を徹底解説!

関連記事:ハリアーのグレードを比較!特徴や概要を解説

スバル|フォレスター

フォレスターは低重心による安定した走行性とスタイリッシュな形が特徴の車です。
クロスオーバーSUVに分類されます。

初代モデルは1997年にスバルより販売が開始されており、2022年11月現在、現行のフォレスターは5代目です。

スバル独自のAWD(All-Wheel-Drive)システムは、左右対称かつ一直線にパワートレインが配置していることから、優れた重量バランスと低重心を実現しています。
急こう配の雪道や傾斜のきつい道の上り・下りや、アイスバーンのカーブなどでも安定した走行が可能です。

基本メーカースバル
車名フォレスター
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)全長×全幅:4,640×1,815
全高:1,715~1,730
車両重量(kg)1,570~1,660
スペック総排気量(L)1,795~1,995
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)48~63
駆動方式2WD/4E-four(ハイブリッド車)
2WD/4WD(ガソリン車 )
トランスミッションAWD(常時全輪駆動)
カラー
(全10種)※「Advance」
・クリスタル・ホワイトパール
・アイスシルバー・メタリック
・マグネタイトグレー・メタリック
・クリスタルブラック・シリカ
・クリムゾンレッド・パール
・ホライゾンブルー・パール
・ダークブルー・パール
・カスケードグリーン・シリカ
・オータムグリーン・メタリック
・ブリリアントブロンズ・メタリック
※参考元:フォレスター|諸元表

日産 |エクストレイル

エクストレイルは、日本国内に数あるSUVのなかでも「ミドルクラスSUV」に位置付けられている車です。
街乗りだけではなくアウトドアを楽しみたい人にも適しており、2000年の発売以降、多くの人から人気を得ています。
4WDには「インテリジェント4×4」と呼ばれる、走行中の状況に適した駆動モードを選択可能なシステムが搭載されています。

基本メーカー日産
車名エクストレイル
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,660×1,840×1,720
車両重量(kg)1,740~1,880
スペック総排気量(L)1,497
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)55
駆動方式2WD/4WD
トランスミッションCVT
カラー
(全10種)※「X」
・ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーン
・カスピアンブルー/スーパーブラック 2トーン
・シェルブロンド/スーパーブラック 2トーン
・ブリリアントホワイトパール
・ダイヤモンドブラック
・カーディナルレッド
・カスピアンブルー
・ステルスグレー
・ブリリアントシルバー
・ダークメタルグレー
※参考元:エクストレイル|諸元表

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関連記事:【e-POWER】エクストレイルの燃費はよい?カタログ燃費と実燃費を比較【e-4ORCE】

まとめ

この記事ではSUVの選び方や特徴を紹介しました。
SUVは、2000年代に入ってからじわじわと人気を高め、各メーカーからさまざまなモデルが発売されています。

そのため購入の選択肢も多いです。
今回紹介したSUV選びのポイントなどを参考に、ぜひ自分に合った車を選んでみてください。

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