CX-5をグレード別に比較!グレードの選び方についても解説!
マツダが製造・販売するCX-5は高級感のあるデザインが好評のSUVで、車の生命感を意識したデザイン哲学「魂動(こどう)デザイン」を採用しています。
ラグジュアリーな外装と快適性にこだわった内装で、上質なドライブが楽しめます。
CX-5には3種類のエンジンのほか7種類のグレードが存在し、使用用途に合わせて好みの種類が選べます。
この記事ではそれぞれのグレードを比較し、選び方について解説します。
CX-5が気になっている人やどのグレードを選ぶべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
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INDEX
CX-5の概要
CX-5は、マツダが製造・販売するSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)です。
車名の「C」はクロスオーバーコンセプト、「X」はスポーツカーを意味しています。
数字はマツダ独自の車格を体系化したもので、大きい数字を上級モデルとして1から9まであります。
街乗り中心の利用を意識して作られたSUVとして、幅広い世代から人気を博しています。
CX-5の主な特徴は以下のとおりです。
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デザイン「魂動 -SOUL of MOTION」
CX-5は、マツダのデザイン哲学「魂動(こどう)デザイン」を採用しており、スポーティで洗練されたデザインが特徴です。
魂動デザインは生命力あふれるダイナミックさと、シンプルで美しいデザインを実現しています。
初代CX-5では「魂動デザイン」が採用され、2台目のCX-5では「魂動 -SOUL of MOTION」が採用されました。より力強いテーマとなっています。
ボディカラーは全8種類展開です。中でも、まるで熟練の職人によって塗装されたような繊細さを誇る「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」は魂動デザインを引き立たせています。
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セーフティ性能
街乗りだけでなく多目的に活躍するCX-5は、セーフティ性能も高いです。
人間工学に基づき、わき見を防ぐレイアウトや広く確保された視界で、誰もが運転しやすい運転席を設計しています。
また、衝突回避支援システムである「i-ACTIVSENSE」を全グレードに搭載し、走行をアシストしてドライバーのミスによる衝突を回避します。
さらに、アクセルやブレーキ、ステアリングなどの運転補助が可能です。
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上質な室内環境
CX-5は、路上の騒音やエンジン音がほぼ聞こえないほど、静かな室内環境を実現しています。
また、快適なシートの設計にもこだわり、長時間のドライブでも疲れない構造です。
体をしっかりと支える部分には剛性を最適化し、振動が伝わる座面には柔らかいウレタンを採用して、より良い座り心地を可能にしています。
シート表皮はレザーやクロス、スムースレザーなど、バリエーションが豊富です。
グランリュクスと合成皮革を併せた素材もあり、どれも上質な風合いや質感を演出しています。
CX 5をグレード別に比較!
CX-5のグレードは以下のとおりです。
- Smart Edition
- Proactive
- Black Tone Edition
- Field Journey
- L Package
- Sports Appearance
- Exclusive Mode
Smart EditionはCX-5のエントリーグレードであり、先進安全機能が標準装備されています。
コストパフォーマンスが良く、必要最低限以上の装備が揃っているため、ベースグレードといえど満足感が高いです。
Proactiveは、Smart Editionの安全装備を充実させたグレードです。
スマートキーやリアパーキングセンサー、クルーズコントロールなどが標準装備されています。
価格と装備のバランスが良く、おすすめのグレードです。
Black Tone Editionには、ブラック塗装のアルミホイールやブラック塗装のフロントグリルなどが特別装備されています。
スタイリッシュな外観が特徴であり、若い世代に人気です。
Field Journeyには、アウトドアに適した装備が標準装備されています。
スポーツモードとオフロードを選択できる「Mi-Drive」が装備されており、アウトドア派の人におすすめのグレードです。
L Packageには、本革シートが標準装備されています。
メタルウッドやサテンクロームメッキを採用したインパネなど高級感があるのが特徴です。
日差しを軽減するIRカットをフロントガラスとフロントドアに採用しており、運転時も快適に過ごせます。
Sports Appearanceは、スポーティな外観を演出する装備が標準装備されています。
ブラックメタリック塗装のアルミホイールやクレシックレッドを利かせたフロントグリルアクセント、ブラックのレザーシートなど、スポーティな車が好きな人におすすめのグレードです。
Exclusive Modeは、シートにナッパレザー、インパネに本杢やサテンクロームメッキを採用するなど特に高級感のある仕上がりになっています。また、ボーズサウンドシステムが標準装備されており、上質さや音響面にこだわる人におすすめです。
CX5のグレードの選び方
CX-5にはさまざまなグレードがあるため、どれを選べば良いか迷う人も多いのではないでしょうか。
ここでは、CX-5の選び方についてガソリン代や整備、使用用途に分けて説明します。
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ガソリン代
CX-5の選び方として、まずはガソリン車を選ぶか、クリーンディーゼル車を選ぶかの2つの選択肢があります。2023年6月時点で、レギュラーガソリンは1リットル158.7円、軽油は1リットル135.4円です。レギュラーガソリンより軽油の方が23円ほど安く、どの車を選ぶかで走行にかかるコストが変わります。
なお、CX-5のクリーンディーゼル車は、以下の7種類です。
- XD Smart Edition
- XD Proactive
- XD Black Tone Edition
- XD Field Journey
- XD L Package
- XD Sports Appearance
- XD Exclusive Mode
ガソリン車には、2.0Lガソリン車と2.5Lガソリン車があります。それぞれ以下のとおりです。
2.0Lガソリン車
- 20S Smart Edition
- 20S Proactive
- 20S Black Tone Edition
- 20S Field Journey
2.5Lガソリン車
- 25S L Package
- 25S Sports Appearance
- 25S Exclusive Mode
整備
CX-5の整備に必要な費用や頻度などを考慮して、グレードを選ぶのもおすすめです。
車を長く乗り続けるためにはメンテナンスが必要ですが、クリーンディーゼル車の整備費用はガソリン車よりも高くなる傾向があります。
エンジンオイルを交換する目安は、ガソリン車の場合7,500~15,000km程度で、クリーンディーゼル車の場合5,000km程度です。
また、クリーンディーゼル車はエンジンオイル交換に加えて、定期的な水抜きも必要になります。
なお、メンテナンスを怠るとエンジンが摩耗し傷がつくなどして、異臭を発生させる場合があります。
走行時に負担をかけないためにも、必ず定期点検を行いましょう。
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使用用途
車を選ぶ際には、使用用途を洗い出した上で選ぶことが大切です。
特に街乗りをメインに使用する場合には、ガソリン車をおすすめします。
ディーゼルエンジンでは、頻繁に停止すると内部に煤が溜まって故障を起こすためです。
その他、アウトドア派にはField Journey、高級感を求める人にはL PackageやExclusive Modeなど、好みに合わせてグレードを選択するのがおすすめです。
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まとめ
今回はCX-5の概要やグレード別の選び方について解説しました。
3種類のエンジンのほか、さまざまなグレードがあるCX-5では、ライフスタイルに合わせて最適な車を選択できます。
エンジン車かクリーンディーゼル車かどちらを選択するかで、ガソリン代やメンテナンス代など購入後の維持費に差が出るため、購入前によく比較検討することが大切です。
その他、アウトドアが好きな人や高級感を求める人、音響にもこだわりたい人など、趣味や好みに合わせて選べます。
これからCX-5の購入を検討している人は、費用面だけでなく装備の特徴やデザインなど、複数の視点から好みの1台を見つけてみてください。
画像出典元:マツダ 株式会社