三菱エクリプスクロスの内装は？荷室や収納についても解説

三菱エクリプスクロスは、クールでスタイリッシュな内装が魅力です。収納や荷室もしっかりと確保され、利便性の高さを感じられます。

本記事では、そんなエクリプスクロスの内装や収納について詳しく解説します。

関連記事：【2024年】人気SUVのおすすめランキング30選！車種の選び方も解説！

エクリプスクロスの内装の特徴

最初に、エクリプスクロスの内装の特徴について解説します。

シルバー&ブラックのクールなデザイン

エクリプスクロスには、P・G・Mの3グレードと2タイプの特別仕様車がありますが、内装に大きな違いはありません。

シートカラーは全グレード共通でブラックを採用し、随所にシルバーを加えることでクールなデザインに仕上げているところが魅力です。SUVならではのスタイリッシュな印象もあり、格好良いデザインが好みの人も満足できるでしょう。

また、インストルメントパネルにはシルバーカラーを採用し、プレミアム感とスポーティー感の絶妙なバランスが取られています。

さらに、ステアリングホイールに本革を使い、ワンランク上のデザイン性と機能性を備えているのもエクリプスクロスの特徴です。

航空機のコックピットを思わせるインテリア

運転席周辺にパドルシフトを搭載することで、航空機のコクピットを想起させるインテリアに仕上げています。

シフトレバーの周辺にシートヒーターやドライブモードなどのスイッチを配置しているところからも、コクピットのような雰囲気を感じられるでしょう。

グレードによって異なるシート素材を選べる

エクリプスクロスのシートは、グレードによって選択できる素材が変わります。

グレードMは、通常のファブリックか上級ファブリック/シルバーステッチ、グレードP、Gはスエード調素材×合成皮革のコンビネーション/シルバーステッチかライトグレーまたはブラックの本革の中から選べます。

なお、本革を選択した場合、運転席と助手席はパワーシート（電動でシート位置の調節が可能になる機能）仕様になるのが基本です。

また、特別仕様車のG Limited Editionは、ステッチなしの上級ファブリックか上級ファブリック/シルバーステッチ、BLACK Editionはスエード調素材×合成皮革のコンビネーション/ミディアムグレーステッチを選べます。

後部座席も9段階リクライニングで快適

エクリプスクロスは、後部座席も9段階リクライニングが可能です。自分にとって心地良い角度に変えられるため、長時間のドライブでも快適に過ごせるでしょう。

後部座席と前席のスペースも十分に取られており、大人が座っても窮屈さを感じません。
アームレストも備え付けられているため、リラックスした状態で過ごせます。

また、エクリプスクロスの外観はリアガラスに向かって背が低くなっているように見えますが、頭上の空間はきちんと確保されているのが特徴です。背の高い大人が座っても余裕があり、快適性の高い内装に仕上げています。

エクリプスクロスの収納

ここでは、エクリプスクロスの収納を紹介します。

スマートフォン用のトレイ

エクリプスクロスは、座席周りに便利な収納を豊富に揃えています。
例えば、インパネセンター下部、シフトノブの奥にはスマートフォントレイを配置してあるため、運転席と助手席どちらからも手に取りやすくなっています。

トレイの上部にはアクセサリーソケットやUSBポートが装備されており、充電しながらの走行も可能です。

グローブボックス

グローブボックスは、使い勝手の良い2段タイプを採用しています。

上の段には車の取扱説明書や車検証などの重要書類、下の段には小物類や雑誌、ポーチなど細々としたものを収納するなど、好みに合わせた使い方をできるのが嬉しいポイントです。

ドリンクホルダー

ドリンクホルダーは、フロアコンソール（運転席と助手席の間のスペース）に配置されています。

ラバーマットとフラップが付いているため、車内が振動してもドリンクボトルが倒れたり、中が溢れたりといった事態を防げるでしょう。

フロアコンソールボックス

大容量のフロアコンソールボックスが搭載されているのもエクリプスクロスの特徴です。十分な深さがあるので、ティッシュなど運転中に必要になりそうなものを収納しておくのに役立つでしょう。

また、フロアコンソールボックスの上部にはサングラストレイが付いています。サングラスやメガネを置いておけば、必要な時にすぐ装着できるのも嬉しいポイントです。

助手席シートバックポケットやドアのボトルホルダー

助手席にはシートバックポケットが配置されており、小物類の収納が可能です。
シート素材に本革を選んだ場合は、助手席だけでなく運転席にもシートポケットがつきます。

このほかに、リアドアやフロントドアにもボトルホルダーが配置されており、高い収納力を備えていると言えるでしょう。

エクリプスクロスの荷室＆シートアレンジ

最後に、エクリプスクロスの荷室やシートアレンジについて詳しく紹介します。

ハンドフリーで開閉

エクリプスクロスには、バンパーの下に足先を出し入れするだけで荷室のゲートが開閉する「エレクトリックテールゲート」が搭載されています。

両手が塞がっていたとしても、足を使えば簡単にゲートを開けられるため、荷物を地面に置くことなくスムーズに積載できるのが嬉しいポイントです。

また、停止位置メモリー機能によって、ゲートが開く高さを自由に変更することもできます。使いやすさを重視したエクリプスクロスならではのこだわりと言えるでしょう。

広々とした荷室スペース

エクリプスクロスには、さまざまなシーンに対応できる荷室が備え付けられています。9インチのゴルフバッグの場合、ガソリンモデルは4個、PHEVモデルは3個まで積載可能です。

スタイリッシュな見た目ながら十分な積載容量もきちんと備えているため、日常使いはもちろんのこと、アウトドアや旅行などさまざまな用途で役立てられます。

工具なども入れられるラゲッジアンダーボックス

荷室の下部には、工具などを収納できるラゲッジアンダーボックスが搭載されています。「細々とした小物類をそのまま荷室に入れると転がって心配」という場合も、ラゲッジアンダーボックスを使えば安心です。

また、汚れた洋服や濡れたスイムウェアなど、他の荷物と一緒にしたくないアイテムも収納できます。このように、あると便利な収納力を備えているところがエクリプスクロスのこだわりです。

用途に合わせたシートアレンジ

エクリプスクロスは後部座席を9段階でリクライニングできるため、用途に合わせたシートアレンジが可能です。居住性を重視したアレンジから積載性を重視したアレンジまで、さまざまに形を変えられます。

例えば、後部座席を全て倒せば荷室が広がり、大きめのアウトドア用品なども積みやすくなるでしょう。後部座席に人を乗せつつ長尺の荷物を積みたい場合は、1シートのみ倒せば対応できます。

エクリプスクロスは、柔軟にシートや荷室のスペースを変えられる車を求めている場合にもぴったりなモデルと言えるでしょう。

まとめ

エクリプスクロスは、シルバーとブラックを基調としたクールな内装が魅力です。スポーティーなデザインでありながらプレミアム感も備え、上質なドライブタイムを提供してくれます。

また、収納力が高いのもエクリプスクロスの良いところです。

スマートフォン用のトレイや大容量のフロアコンソールボックスなど、随所に便利な収納が備え付けられています。

状況に合わせてシートアレンジが可能なので、荷室もさまざまな用途で活用できるでしょう。

画像出典：三菱自動車