エスクァイアの内装の魅力を紹介!グレードごとの違いと便利機能を解説
車選びのとき、外観や燃費などさまざまなポイントをチェックしますが、内装も重要なチェックポイントの1つです。
内装は、ドライブ中の快適さを左右するため、シートや空調、収納などをよくチェックしましょう。
この記事では、トヨタが製造・販売していた5ナンバーサイズのミニバン、エスクァイアの内装の魅力や便利機能をご紹介します。
ミニバンの購入を検討している人や、エスクァイアを購入しようか迷っている人は、参考にしてください。
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INDEX
エスクァイアの概要
エスクァイアは、ゆとりのある車内空間が魅力の5ナンバーサイズのミニバンです。
2014年に初代が発売され、モデルチェンジが繰り返されたのち、2020年4月に発売されたモデルを最後に、2021年12月に販売終了となりました。
内装はブラックを基調としており、高級感があります。
室内高1,400mmの車内空間は頭上にゆとりがあるうえに、低床フラットフロアを採用しているため、車内をスムーズに移動したり、お子さまが着替えたりしやすいのが特徴です。
また、走行性能のよさも魅力です。
ハイブリッド車においては19.8km/Lの低燃費を誇り、環境にも財布にもやさしい車といえます。
安全性にも配慮されており、歩行者を検知して衝突を防ぐ機能などを含む、衝突回避支援パッケージToyota Safety Senseが標準装備されています。
さらに、駐車時に前後の静止物を検知して接触を防ぐ機能なども搭載されており、安全なカーライフをサポートします。
エスクァイアの内装の魅力を紹介
エスクァイアの内装を車内空間、シート、インパネ、収納スペースに分けてご紹介します。
ゆったりとした車内空間
エスクァイアは室内高が1,400mmあり、頭上にゆったりとしたスペースが確保されています。また、低床フラットフロアで車内を移動しやすいだけでなく、乗り降りしやすいのも特徴です。
内装カラーは、グレードごとに異なります。ハイブリッド車またはガソリン車の2種類を展開している「Gi」グレードの内装は、シックなブラックと、個性を演出するバーガンディ&ブラックの2種類から選択できます。
特別仕様車の「Giプレミアムパッケージ ブラックテーラード」の内装は、Giのブラックカラーをベースに、カーボン調やラインの装飾が加えられ、さらに上質な雰囲気に仕上げられています。
いずれのグレードも落ち着いた高級感の感じる内装に仕上げられているのが特徴です。
快適さにこだわったシート
エスクァイアのシートには合成皮革が採用されています。
ファブリック素材などに比べ、ひんやりと冷たいイメージがある合成皮革ですが、冬は冷たさを感じにくく、夏は涼しい昇温降温抑制機能が搭載されているため、1年中快適に座れるのが特徴です。
また、運転席と助手席に快適温熱シートが採用されているため、寒い冬にも心地よい暖かさを感じられます。
シートアレンジも多彩です。
7人乗りの2列目シートは、810mmもの超ロングスライドが可能なため、3列目シートを折りたたみ、2列目シートを後ろに下げることで、足元に大きなゆとりを確保できます。
3列目シートは、軽い力で簡単に折りたためます。
また、2列目シートと3列目シートをすべて倒せば、フラットになり、横になって休憩することも可能です。
利便性に配慮したインパネ
エスクァイアのインパネは、上面がフラットに設計されています。
運転席から助手席側のボンネットまで広く見渡せるため、車幅の感覚をつかみやすく、運転しやすいのが特徴です。
インパネ中央には、マルチインフォメーションディスプレイが設置されており、時計や外気温、エアコン表示などさまざまな情報を同乗者と共有できます。
また、エアコンスイッチは左右独立式なので、運転席・助手席それぞれ好みの温度に設定できるのも特徴です。
豊富な収納スペース
エスクァイアには、使い勝手のよい収納スペースが豊富に設置されています。
助手席前にはオープントレイ、アッパーボックス、グローブボックスがあり、小物をしっかりと収納できます。
運転席と助手席の間には引き出し式のドリンクホルダーがあり、使わないときは収納できるため、邪魔になりません。
小物をたっぷり収納できるセンターコンソールボックスには、2列目シートからスマートフォンの充電ができるUSB端子が2ヶ所ついています。
助手席の後ろにはカップホルダー付きのテーブルがあり、後部座席で飲食するときに便利です。
ほかにも、運転席カードホルダーやロアボックス、シートバックポケット、ドアポケット、ドリンクホルダーなど、便利な位置に収納スペースが設けられているため、収納場所に困りません。
車内をさらに快適にするためのアイテムを紹介
エスクァイアの内装には、車内の快適さを高める機能や装備がオプションとして用意されています。
では、エスクァイアの車内の便利なオプションを2つご紹介します。
インパネ一体型センターコンソールボックス
エスクァイアのセンターコンソールボックスは、独立型とインパネ一体型の2種類があります。
インパネ一体型は、ハイブリッド車のオプションです。
アッパートレイ、リヤボックス、運転席サイドポケットがついており、独立型よりもたくさんの小物を収納できます。
また、インパネ一体型センターコンソールボックスには、アクセサリーコンセントもオプションで搭載できます。
アクセサリーコンセントは、ハイブリッド車ならではの電気エネルギーを、停電時などの非常用電源として使用できる便利な装備です。
リヤオートエアコン
ハイブリッド車のGiグレードには、リヤオートエアコンが標準装備されています。
しかし、ガソリン車のGiグレードでは、リヤクーラーが標準装備されており、リヤオートエアコンはメーカーオプションとなっています。
後部座席の人も快適にドライブを楽しみたい場合は、リヤオートエアコンをつけることをおすすめします。
エスクァイアはこのような人におすすめ
エスクァイアは、どのような人におすすめなのかを2パターンご紹介します。
内装の広さと高級感を両立したい人
エスクァイアは、広々とした車内と高級感を感じられる上質な内装が魅力の車です。
床は低くて乗り降りしやすく、室内高1,400mmで頭上もゆったりとしているため、快適にドライブを楽しめます。
シートには、合成皮革を使用して上質さを演出しつつ、昇温降温抑制機能や快適温熱機能で心地よい温度を感じられます。
ゆとりのある空間を確保しながら、ラグジュアリーな空間に仕上げられているため、広さと高級感を両立したい人に適しています。
落ち着いた内装の車がほしい人
エスクァイアは、ブラックを基調としたシックで落ち着いた雰囲気の内装が特徴です。
ブラックとバーガンディを組み合わせた内装カラーも展開されていますが、バーガンディも深みのあるカラーなので、落ち着いた大人の上質空間を演出します。
クールさや、落ち着きのあるラグジュアリーな内装の車を求めている人に適しています。
まとめ
エスクァイアは、ゆとりのある車内空間と高級感のある内装が特徴の5ナンバーサイズのミニバンです。
ブラックを基調とした内装は、合成皮革シートやカーボン調の装飾により、高級感のある空間に仕上げられています。
昇温降温抑制機能や温熱シート、左右独立温度調整タイプのエアコンで1年中快適にドライブを楽しめます。
収納スペースも充実しており、ドリンクや小物の置き場所にも困りません。
シートアレンジも多彩で、2列目シートを後ろにスライドさせて足元にゆとりを持たせたり、3列目シートを折りたたんで荷物をたっぷりと積み込んだりなど、柔軟に使用できます。
上質な素材や落ち着いたカラーで高級感を持たせつつ、広々とした空間や多彩なシートアレンジ、豊富な収納を装備して利便性にもこだわっているのが魅力です。
ゆとりがある利便性の高い空間と高級感を両立したミニバンを求めている人は、エスクァイアでカーライフを楽しんではいかがでしょうか。