フレアクロスオーバーとハスラーの違いとは？スペックや魅力も解説

自社で製造した商品を他社ブランドとして販売するOEM（Original Equipment Manufacturer）は、自動車業界で多く行われています。今回の記事で取り上げる「フレアクロスオーバー」は、スズキが製造・販売している「ハスラー」のOEM車です。

フレアクロスオーバーは、ハスラーのOEM車であるため、外観や内装、仕様が同じになっています。双方の車を検討する際に、どちらの車を購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、フレアクロスオーバーとハスラーの特徴を紹介し、双方にどのような違いがあるのか解説します。

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フレアクロスオーバーとハスラーの概要

まずは、フレアクロスオーバーとハスラーの概要について紹介します。

フレアクロスオーバーとは

先述した通り、フレアクロスオーバーは、マツダが販売しており、スズキが製造・販売しているハスラーのOEMモデルです。

クロスオーバーとはもとは「境界を越えて交じり合うこと」を意味する言葉ですが、「SUVのジャンルの1つであり、街乗りでの快適さを重視したSUVです。フレアクロスオーバーは、軽自動車に該当しますが、名前の一部にもなっていることから、オフロードも街乗りも快適に走行できる性能が備わっていると窺えるでしょう。

また、車内空間が広めに設計されていますが、ボディサイズが小さく小回りが利くため、街乗りなどの普段使いだけでなく、アウトドアでも活躍できるでしょう。

フレアクロスオーバーのスペック表は以下の通りです。

ハスラーとは

ハスラーは「新しく遊べる軽！」というテーマでスズキから製造・販売されている車です。軽自動車のトールワゴンとSUVの要素を融合させた新しいジャンルの先駆者としてとても人気のある車両です。

「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発され、アクティブさと見た目のかわいさ・かっこよさが特徴です。

ハスラーのスペック表は以下の通りです。

フレアクロスオーバーとハスラーの違い

フレアクロスオーバーは、ハスラーのOEM車であるため非常に似ていますが、少し異なる部分も存在します。以下では双方の違いについて解説します。

カラーの種類

フレアクロスオーバーには、モノトーン4色、ツートンカラーが3色の計7色が用意されており、一方でハスラーには、モノトーン5色、ツートンカラー8色の計13色用意されています。

特に、ハスラーは選べる色が豊富に用意されているため、個性を生かせる車といえるでしょう。それぞれの色の種類を以下の通りです。

共通カラー

モノトーン

• クールカーキパールメタリック
• オフブルーメタリック
• ブルーイッシュブラックパール3
• ピュアホワイトパール

2トーン

• デニムブルーメタリックガンメタリック2トーン
• フェニックスレッドパールガンメタリック2トーン
• ピュアホワイトパールガンメタリック2トーン

ハスラーのみ

モノトーン

• シフォンアイボリーメタリック

2トーン

• バーミリオンオレンジガンメタリック2トーン
• アクティブイエローソフトベージュ2トーン
• オフブルーメタリックソフトベージュ2トーン
• クールカーキパールメタリックソフトベージュ2トーン
• コーラルオレンジメタリックソフトベージュ2トーン

価格

フレアクロスオーバーとハスラーの価格を比較した場合、ハスラーの方が最低価格は安価です。ただし、それぞれの価格に含まれる装備は異なりますので一概にはいえません。

2023年6月時点の価格は以下の通りです。

フレアクロスオーバー

ハスラー

なお、2トーンカラーを選択する場合には5万円ほど高くなります。

フレアクロスオーバーとハスラーの魅力

双方ともハイブリッド車であるため燃費性能が高く、街乗りで活躍する仕様です。

また近年流行している軽SUVでもあるため、アウトドアシーンでも活躍できるでしょう。シートをフラットに倒せるので快適に車中泊を楽しめます。

運転時のセーフティーサポートとして車線脱線時の警報機能、ふらつき警報機能、先行者発進時のお知らせなど、安全に優れたサポート機能が備わっていることも魅力の一部といえるでしょう。

まとめ

今回は、フレアクロスオーバーとハスラーの基本的な情報から違いなどについて解説しました。フレアクロスオーバーはハスラーのOEM車ということもあり、同等の性能をもっています。

しかし、全てが同じではなく、カラーバリエーションや価格など異なる点も存在します。特に外観で個性を出したい人は、カラーバリエーションが多いハスラーを検討することがおすすめです。

見た目が似ている車ですが、詳しく調べると「外観」の選択幅に違いが見えてきます。双方の車の購入を検討する際は、この記事で紹介した内容を参考に選んでみてはいかがでしょうか。