レクサスLSの内装の魅力とは?高級感がある洗練されたインテリアをご紹介!
トヨタ自動車が国内外で販売するレクサスは、高品質な部品で設計されているため、高級車ならではの風格があります。
しかし、車の購入を検討する際は、外観だけでなく、内装や車内空間の広さも気になるところです。
特に内装は、運転時の使用感に関わるため、こだわりを持たせたいポイントといえるでしょう。
この記事では、フラッグシップセダンである「レクサスLS」にピックアップして内装についてご紹介します。
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INDEX
レクサスLSの概要
レクサスは、トヨタ自動車が北米向けに立ち上げた高級車のブランドです。
1989年にアメリカで販売された初代のレクサスLSは、走行時の静寂性や安定性などが多くの消費者に受け入れられて高級車市場に参入しました。
その後、国内でセルシオといった別名称で販売されていましたが、2005年から国内でも同一ブランドとして展開されています。
なお、レクサスLS500 2WD(FR)のスペック表は以下の通りです。
メーカー | トヨタ自動車 |
車名 | レクサスLS |
ボディタイプ | セダン |
ドア数 | 4 |
全長×全幅×全高(mm) | 5,235×1,900×1,450 |
車両重量(kg) | 2,140~2,230 |
総排気量(L) | 3.444 |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク(L) | 82 |
駆動方式 | 後輪駆動 |
トランスミッション | Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック) |
カラー(全10種) | ソニッククォーツ ソニックチタニウム マンガンラスター ソニックイリジウム 銀影ラスター ブラック グラファイトブラックガラスフレーク レッドマイカクリスタルシャイン ソニックアゲート ディープブルーマイカ |
※参考元:トヨタ自動車|公式サイト
レクサスLSの内装の魅力について
こちらでは、レクサスLSの内装についてご紹介します。
乗る人を魅了するインテリア
レクサスLSのために独自開発された特徴的なオーナメントパネル(ドアの内張り)の流れに沿って、3本のキルティングが広がり、エレガントで心地よい雰囲気を醸し出しています。
またメーカーオプションにて、日本の伝統文化である極薄のプラチナ箔が貼られたオーナメントパネルや西陣織のドアトリム(内装されているドアのパネル)など、モダンでアート性が高いインテリアも用意されています。
上質なくつろぎを得られるシート
シートには高度な裁縫技術が使われ、滑らかで肌触りよく仕上げられています。
また、シートバックとクッションに、振動吸収性に優れた低反発ウレタンを使用しているため、長時間の運転時にも体への負担を軽減できるでしょう。
なお、フロントシートは28通りの座席調整が可能なうえ、体の負担を軽減するリラクゼーション機能を搭載しています。
後部座席の左側には、3通りのプリセットポジションを設定しているため、1回の動作で簡単に好みの姿勢を選べるでしょう。
例えば、映像をゆったりと楽しめるエンターテインメントモードや、助手席と後部左側の席を前後に倒して最大限リラックスした姿勢でくつろげるリラックスモードなどを装備しています。
タッチ操作で便利なワイドディスプレイ
画面のタッチ操作と手元のタッチパッド操作のどちらも対応する、12.3インチのディスプレイを搭載しています。
スマートフォンと連携できるため、音楽再生やハンズフリー通話、メッセージの送受信など、使い慣れているアプリケーションの利用も可能です。
使い勝手のよい収納スペース
運転席と助手席の両側から利用できるフロントセンターコンソールボックスには、中段トレイが備わっており、スマートフォンを置くことに適しています。
また、後部座席のセンターコンソールボックスは容量が大きく設計されており、ティッシュボックスやタブレットなどを同時に収納することが可能です。
レクサスLSのグレードによる内装の違い
レクサスLSのグレードは基本的に「l package」「F SPORT」「version L」「EXECUTIVE」の4つで構成され、グレードによって選べるカラーや内装オプションが異なります。
l package|上質な車内空間
シートに本革を採用しており、シートヒーターとベンチレーション機能が標準装備されています。
ハンドルとシフトレバーの先端も本革仕様になっており、ドアトリムの表皮はファブリック素材を採用しています。
また、TFT液晶式メーターが搭載され、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ・リヤシートリマインダー機能が装備されました。
そのほかにも、乗り降りの快適性を高めるパワーイージーアクセスシステムやトランクを自動で開閉するパワートランクリッドなど多くの機能が装備され、内装だけでなく外観にも高級感を持たせています。
F SPORT|専用の内装
「F SPORT」には専用の内装が用意されており、インテリアカラーもブラック&ホワイトグレーやフレアレッド、ホワイトの専用色が用意されています。
スポーツシートを採用しているため、長時間の運転でも体への負担を軽減できるでしょう。
なお、後部座席の左右にもシートヒーターが備わっています。
F SPORT専用のハンドルやシフトレバーなどを採用していることから、他のグレードとは異なるスポーティで華やかな内装といえるでしょう。
version L|上級グレード
インテリアカラーに「version L」の専用色であるホワイトが用意され、シートにはセミアニリン本革を採用しています。
本革ハンドルに本木目が追加され、28通りに調整できるフロントパワーシート、16通りに調整できるリヤパワーシートが装備されています。
また、駐車時に周囲確認を行う「パノラミックビューモニター」を標準装備しているため、見た目だけでなく、機能面の充実感を得たい人に向いているでしょう。
EXECUTIVE|最上級グレード
最上級グレード「EXECUTIVE」のインテリアカラーは、ホワイト・クリムゾン&ブラック・ヘーゼル・オーカーの専用色が用意されています。
シートは、セミアニリン本革に加えて、L-ANILINE本革を選択することが可能です。
オーナメントパネルとドアトリムには日本の伝統文化を取り入れ、切子調カットガラス&ハンドプリーツやプラチナ箔&西陣織が用意され、特別感あふれるプレミアムな内装といえるでしょう。
便利な内装機能について
ここからは、レクサスLSに備わっている便利な内装機能について紹介します。
後席用には、11.6インチディスプレイが備えられており、ブルーレイディスクプレーヤーやSDカードスロットを接続することで、モバイル端末に保存した映像や音楽を鑑賞できます。さらにHDMI端子でノートパソコンの接続も可能です。
ラゲージルーム(荷室)には9.5インチのゴルフバッグを4個収納できる容量を確保しています。
両手がふさがっている場合でも、鍵を携帯していればリヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、トランクを自動で開閉することが可能です。
車両を停車時は、エンジンを稼働させるスイッチであるイグニッションをOFFにすると、ディスプレイに荷物忘れ防止のメッセージが通知されるリヤシートリマインダーを装備しています。
まとめ
レクサスは、トヨタ自動車が国内外で販売する高級車のブランドとして多くの人に認知されています。
なかでもレクサスLSは、ブランドのフラッグシップセダンとして、走行性能が優れている機能や高級車らしい内装が備わっているため、購入を検討している人もいるでしょう。
グレードによってシートの素材や選択できるインテリアカラーが異なるため、自身の好みに応じた内装を選ぶ大切です。
今回ご紹介した内容を参考にどのような内装にするのか、検討してみてはいかがでしょうか。