358ナンバーは人気が高い?358に込められた意味について解説
ナンバープレートには「希望ナンバー」という好きな数字を入れられる制度があります。
この制度が開始されて以来、ナンバープレートには1122(いい夫婦)、2525(ニコニコ)など、個性を演出できる楽しみが生まれました。
近年では「358ナンバー」にも人気が集まっています。
一見すると何の変哲もない数字ですが、なぜこのナンバーに人気が集まっているのでしょうか。
この記事では358ナンバーの人気な理由や込められた意味について解説していきます。
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INDEX
希望ナンバー制度とは?
希望ナンバー制度とは、車のナンバープレートの数字を自分の好みに記載できる制度のことです。
ナンバープレートには4ケタのアラビア数字が記載されており、通常はランダムに選ばれています。
しかし、希望ナンバー制度を利用すればこの4ケタの数字を自由に決めることが可能です。
そのため希望ナンバー制度の利用は、愛車への愛着感が増すほか、番号を覚えやすくなる、個性を演出できるなどのさまざまな魅力があります。
この制度は1998年から開始されました。
近年では、車を持つ人の約45%が希望ナンバーを取得しています。
さらに数字だけでなく図柄も選べる「図柄ナンバー」というものまで登場しました。
取得には一般社団法人全国自動車標板協議会からの申し込みが必要で、全国にある予約センターの窓口や、ホームページからでも申し込みが可能です。費用も5,000円~6,000円ほどかかります。
また、事業用の車やバイクには希望ナンバー制度が適用されていません。
希望ナンバープレートの条件
希望ナンバープレートで自由に決められるのは4ケタの数字のみに限られます。

ナンバープレートには4ケタ数字以外にも「地名」や「分類番号」のほか、車の用途を表す「ひらがな」といった項目もありますが、これらの項目は任意では決められません。
もう1つ注意しなければならないことが、一部の数字は抽選対象になっていることです。
たとえば「1」、「555」、「777」といった縁起のよい数字やぞろ目の数字は人気が高く、抽選に当選しなければ取得できません。
また、全国一律で抽選対象とされている数字もあれば、一部地域のみで抽選対象として扱われる数字もあるなど地域ごとに抽選対象が異なります。
なお、抽選状況は希望ナンバーの申し込みページにて確認でき、自分のほかにどのくらいの人数が申し込んでいるかの把握が可能です。
この仕組みを利用すれば、申し込み数の多いナンバーはなるべく避けて当選確率を上げることもできるでしょう。
358ナンバーは人気が高い?
358という数字は人気が高いナンバーの一つです。
358ナンバーの人気が高い理由に関係しているのは、「358」という数字に込められた意味です。
風水の世界では、「3:金運」、「5:帝王」、「8:最良の数字」の意味を持っており、「358」は縁起のよい数字として扱われています。
また、旧約聖書にも記されている聖なる数字という意味や釈迦は年齢が35歳8ヶ月のころに悟りを開いたことなども縁起がよいとされる理由です。
ほかにも、「358」に込められている意味は多くあり、縁起がよい数字であるため、358ナンバーが人気になりました。
また、358はスピリチュアルの世界においても特別視される重要な数字です。
たとえば、ナンバープレートを358にすると燃費がよくなったり、車が壊れにくくなったり、事故に遭わなくなったりなど、さまざまな幸運が訪れるといわれています。
このように358という数字は歴史的にも神聖視されてきた事例が数多くあるほか、風数やスピリチュアルの分野においても幸運をもたらす数字といえるでしょう。
ほかに縁起がよいとされるナンバー
縁起がよいとされる数字は、358以外にもさまざまな数字があります。

それぞれ見ていきましょう。
風水上、縁起がよいとされる数字
縁起がよい数字は、希望ナンバーのなかでも人気が高く、多くの人が取得しています。
たとえば「8」という数字は前述したように風水では最良の数字として扱われており、ナンバーでは、「・・・8」、「・・88」と表示することが可能です。
また、「1223」、「1124」と合計して8になるよう数字を入れ替えても幸運を引き寄せるとされています。
縁起のよい数字は「吉数」ともいい、さまざまな数字が扱われていますが、なかでも「15」「24」「31」「32」「52」の5つは「5大吉数」と呼ばれており、特に幸運を引き寄せるといわれている数字です。
それぞれの数字の意味は以下の通りです。
- 15:金運・家庭運の向上(何をやっても上手くいきやすい)
- 24:金運・健康運の向上(仕事で成功しやすくなったり、宝くじに当たりやすくなったりする)
- 31:仕事運の向上(仕事上で同僚や部下に恵まれやすくなる)
- 32:チャンスを呼び込む
- 52:先見性の向上
語呂合わせ
風水のほか、語呂合わせも人気の高い方法として知られています。
定番の方法としては「1122」(いい夫婦)や「2525」(ニコニコ)など分かりやすい語呂合わせの数字です。
過去に実施された希望ナンバーのランキングにおいても「1122」は5ナンバー車で2位、軽自動車で3位、「2525」は5ナンバー車で1位、軽自動車では3位にランクインしています。
またナンバープレートは、運転に関係しているため「8341」(やさしい)、「8981」(厄払い)といった無事故・無違反を願うナンバーが好まれる傾向にあります。
ほかにも「2951(ふくこい)」、「8080(晴れ晴れ)」など、縁起を担ぐ語呂合わせもあるため、風水ではなく、言葉遊びを重視したい人はこちらを選ぶのもよいでしょう。
縁起の悪いとされる数字について
縁起のよい数字がある反面、縁起が悪い数字も存在します。

よく挙げられるのは「死」や「苦しみ」を連想する「4」と「9」の2つです。
実際に「4」や「9」は不吉な意味を連想させるという理由からアパートでは番号を飛ばして表示することもあります。
ナンバープレートの場合は、末尾が「42」と「49」はそれぞれ「死に」、「死苦」を連想されるという理由から欠番扱いされています。
また、語呂合わせにおいても以下の数字は縁起の悪さから避けられる傾向にあり、おすすめできません。
- 2943:憎しみ
- 1818:イヤイヤ
- 5648:殺し屋
- 321:殺意
また、縁起の悪さ以外にも、リスク対策という意味から避けたほうがよい数字もあります。
誕生日や暗証番号など、自分の個人情報を表す数字をナンバープレートに記載することです。
たとえば誕生日を自分のクレジットカードの暗証番号と紐づけていると、盗難の際に悪用されるリスクが高まります。
また、ナンバープレートが部屋番号と同じ数字の場合は、家を特定される可能性があり危険です。
このように希望ナンバーは好きな数字を自由に入れられるものの、時と場合によっては危険が伴うことを覚えておきましょう。
まとめ
車のナンバープレートを取得する際に希望ナンバー制度を利用すれば、自分が希望するナンバーを記載することが可能です。

ぞろ目や縁起がよい数字などを希望ナンバーにする人が多いなか、近年では「358ナンバー」が人気を集めています。
358ナンバーに人気が集まる理由は、幸運をもたらすラッキーナンバーであるためです。
358は占いや風水、さらには宗教の分野においても縁起のよい数字とされています。
なお、358以外にも縁起がよいとされる数字は数多くあり、自分が引き寄せたい運勢のナンバーを取得して運気をアップさせるのもよいでしょう。
ただし、一部のナンバーは抽選対象となっており確実に取得することが難しいため、興味のある人は事前にナンバーが抽選対象になっていないか調べてみることをおすすめします。