車のナンバーで不吉な数字とは?希望ナンバーで人気な数字や取得方法もご紹介
車のナンバープレートに記載されている数字は、「希望ナンバー」という制度を利用することで、好みのナンバーを申請できます。
ナンバープレートで避けたほうがよい「不吉な数字」は存在するのでしょうか。
その反対に、縁起がよいとされる数字について気になる人もいるかもしれません。
この記事では、車のナンバーで不吉な数字といわれているものをご紹介します。
また、縁起がよいとされる数字もご紹介するため、参考にしてください。
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車のナンバーで不吉な数字とは
ここでは、車のナンバーで不吉とされている数字をご紹介していきます。
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縁起の悪い数字
以下の数字は縁起が悪く、避けたほうがよいといわれています。
- 4は死の連想
- 9は苦の連想
- 13は、キリスト教で不吉な数字として有名
- 42は死に
- 49は死苦、生苦
- 666は悪魔の数字、獣の数字として嫌われている
- 2319はブサイク
- 2943は憎しみ
- 4219は死に行く
- 4251は死に来い
- 4949はしくしく
- 4989は四苦八苦
- 5648は殺し屋
- 6741はむなしい
- 6974はろくでなし
- 8150は背後霊
このように、4から始まる数字は「死」が連想されてしまい、印象が悪いようです。
個人情報がわかる数字
暗証番号や生年月日、集合住宅の部屋番号などの個人情報と関連したナンバーは、安全上避けたほうがよいでしょう。
特にクレジットカードの暗証番号を車のナンバーに設定して、クレジットカードが悪用されてしまった場合、カード会社による補償の対象外となってしまうおそれがあります。
恋人にまつわる記念日や名前
恋人の誕生日をナンバーにしたり、名前をナンバーにしたりする人もいるでしょう。
しかし、このようなナンバーは後々後悔する可能性があるため、注意が必要です。
例えば恋人の誕生日や記念日が10月19日の場合には、「10-19」になります。
また、恋人の名前がミヨコの場合、「•3-45」と登録できるでしょう。
恋愛との関係が順調なときにはよいのですが、その後破局してしまった際にはつらい思い出となりかねません。
後悔のないように、よく検討してから申請することをおすすめします。
希望ナンバーで人気な数字
次に希望ナンバーで人気の数字をご紹介します。
縁起のよい語呂合わせ
- 25は富豪
- 29は福
- 1122はいい夫婦
- 1188はいいパパ
- 2525はニコニコ
- 2933は福耳
- 2951は福来い
- 3150は最高
- 4771は死なない
- 8080は晴れ晴れ
- 9674は苦労無し
趣味の番号も選べる
車名やスポーツ、アーティスト名といった趣味の番号をつける人もいます。
例えばm以下のようなナンバーです。
- 51は広島カープの鯉
- 86はトヨタ86
- 830は矢沢永吉さん
- 3298はミニクーパー
縁起がよいとされる数字
数字には縁起がよいとされるものがあります。
例えば、7は「ラッキーセブン」であり、幸運の象徴とされる数字で、1桁だけでもゾロ目でも人気の数字です。
また、8は末広がりで縁起がよいとされています。
ほかにも、縁起がよいとされている358や、エンジェルナンバーといわれている810なども人気なナンバーです。
希望ナンバーの取得方法
ここでは、希望ナンバーの取得方法を解説します。
大きく業者に依頼する方法と、自分で申請する方法の2通りです。
希望ナンバーとは
希望ナンバーとは、車のナンバープレートに自分の好きな4桁以下の数字を申請できる制度で、正式名称は「希望番号制度」です。
希望ナンバーの対象車両は普通車の自家用と事業用、軽自動車の自家用です。希望ナンバーの対象外となるのは二輪車、かな文字が「わ」(レンタカーなどの貸渡用)、「AB」(駐留軍)の車両です。
希望ナンバーの種類
希望ナンバーは、「抽選対象希望番号と「一般希望番号」の2種類に分類されます。
人気の高いナンバーは抽選対象希望番号と呼ばれ、毎週月曜日に抽選され、当選した人のみナンバーを取得できる仕組みです。
抽選対象希望番号は、評板地名によって異なりますが、全ての地域で抽選対象希望番号となっているのは以下の13種類です。(普通車・軽自動車共通)
- 1
- 7
- 8
- 88
- 333
- 555
- 777
- 888
- 1111
- 3333
- 5555
- 7777
- 8888
特に7と8の数字がつくナンバーが人気であることがわかります。
上記以外にも、評板地名によって抽選対象希望番号が増える場合があるため、確認しておきましょう。
一般希望番号の場合、抽選は不要です。
そのため申請した4桁以下の数字が取得できます。
抽選対象希望番号は業者に依頼できる
新車・中古車どちらで購入する場合でも、自動車販売店に希望ナンバーの申請を代行してもらうことが可能です。
手数料は取られてしまいますが、自分で申請するのが面倒であったり、自分で手続きをするのが難しかったりする人はこちらの方法をおすすめします。
抽選対象希望番号をインターネットで申請する場合
自分で申請する方法は、インターネットと窓口の2つの方法があります。
インターネットで申請する場合、「希望番号申込サービス」を利用します。こちらは普通車・軽自動車ともに共通です。
インターネット上での申し込みからナンバープレートの受領までの流れは以下の通りです。
- 抽選対象希望番号の申し込み
- 申込完了メール受信
- 抽選
- 抽選結果メール受信
- 交付手数料の支払い(当選した場合)
- 入金確認メール受信
- 予約済証の受領(希望番号予約センターにて)
- 登録または届出(運輸支局等もしくは軽自動車検査協会事務所にて)
- 希望ナンバープレート交付(希望番号予約センターにて)
一般希望番号の場合、抽選がないため1→2→5の流れになります。
抽選対象希望番号を予約センターの窓口で申請する場合
窓口で申請する場合は、希望番号予約センターの窓口で申し込みます。
希望番号予約センターは、普通車の場合は都道府県にある運輸支局等に、軽自動車の場合には軽自動車検査協会事務所にあります。
申し込み窓口の場所が普通車と軽自動車で変わる場合があることに注意しましょう。
窓口での申し込みからナンバープレートの受領までの一般的な流れは以下の通りです。
- 抽選申込
- 抽選対象希望番号受付証の交付
- 抽選
- 抽選対象希望番号受付証と引き換えに予約申込み(当選した場合)
- ナンバープレート代金の支払い
- 予約成立(希望番号予約済証の交付)
- 登録(記入)申請
- 登録・届出
- ナンバープレート交付
まとめ
この記事では、車のナンバーにまつわる不吉な数字、縁起がよいとされる数字、希望ナンバーの取得方法を解説しました。
希望ナンバーは、自動車販売店に依頼するまたは自分で申請することで取得できます。
しかし希望ナンバーが抽選対象希望番号の場合は、抽選に当選しなければ取得できません。
それ以外のナンバーは一般希望番号と呼ばれ、申請すれば取得することができます。
よくも悪くも車のナンバーはあくまで数字の羅列にすぎないため、深刻に捉えすぎる必要はないはずです。
この記事を参考に、どの希望ナンバーにするべきか考えたり、ほかの人はどのナンバーにしているのかチェックしたりしてみましょう。