オープンカーの特徴や魅力とは?おすすめのオープンカーを紹介!

街の中を颯爽に走るオープンカーを見て一度は乗ってみたいと感じる人もいるでしょう。

普通の車にはない特別な存在感を放つオープンカーには、さまざまな魅力や特徴があります。

この記事ではオープンカーの特徴や魅力を紹介します。

さらに選ぶ際のポイントやおすすめの車も紹介しますのでぜひ参考にしてください。

関連記事:マツダ ロードスターの内装の魅力は?グレード別の特徴も解説

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オープンカーの特徴や魅力

まずはオープンカーの特徴や魅力について見てみましょう。

オープンカーの特徴

オープンカーとは、ルーフ部分を取り外したり、収納したりすることができる車のことです。


また、元からルーフがないタイプのオープンカーも存在します。


オープンカーは和製英語であり、世界各国や車の種類、乗車できる人数で呼び方が異なります。

代表的な例として、以下のような呼び方が挙げられます。

2人乗り

  • ロードスター
  • スパイダー
  • バルケッタ
  • スピードスター
  • タルガトップ

4人乗り

  • カブリオレ
  • コンバーチブル
  • ドロップヘッドクーペ
  • キャンバストップ

乗車定員に関しては、他には5人乗りや6人乗りのオープンカーも存在しています。

オープンカーのルーフの種類

ルーフは、柔らかい素材で作られているソフトトップタイプと、金属や樹脂でできているハードトップタイプの2種類に分けられます。


トップとは屋根を意味しています。

ソフトトップ

ソフトトップの素材は布やビニールが多く、ルーフ本体が柔らかいものとなっています。


格納は電動・手動どちらのタイプもあります。

ハードトップ

素材は金属や樹脂でできているため、しっかりとした作りになっています。


電動で格納するタイプが多く採用されていますが、手動で取り外すタイプもあります。

オープンカーの魅力

オープンカー最大の魅力は爽快感・開放感です。

ルーフがある閉ざされた空間ではなく、空が見える状態でのドライブは特別感があります。


また、快晴の街中で走る姿は周囲の目を惹きつけます。

オープンカーは走りを追求したモデルが多いため、コンパクトなボディーで乗車定員が少なく積載スペースもあまり広くありません。

ルーフを格納すると荷室のスペースも限られてしまい、機能的とはいえませんが、オープンカーの魅力は機能性ではありません。

車に乗る喜びや走る楽しさ、移動の快適性こそがオープンカーのよさです。

また、ルーフを格納する時間や手間さえも楽しむことができる車好きな人にとっては魅力的な車といえるでしょう。

オープンカーを選ぶ際のポイント

ここでは、オープンカーの購入を検討している人に向けて選ぶ際のポイントを紹介します。

ルーフの開閉方法や格納方法

ルーフは、ソフトトップとハードトップそれぞれに特徴があります。

ソフトトップは軽量であり、車両価格がハードトップと比較して安価になりますが、走行中のロードノイズや経年劣化による雨漏りなどがデメリットといえます。

一方のハードトップはソフトトップと比較して耐久性が高く、また外気との遮断性も高いため冷暖房も機能します。

デメリットとしては、格納時にスペースを必要とすることと車両価格が高くなることが挙げられます。

オープンカーを購入した場合、ルーフを開閉することは楽しみの一つです。

手動で畳む時間をじっくり味わうことや、電動で格納をするのを優雅に待つことなど好みのタイプを選ぶとよいでしょう。

電動タイプの中には走行中にも開閉可能な車があり、急な雨にも対応できるため利便性も高いです。

また、どれくらいの時間を要するのか、荷室を占めるのかなどルーフを格納した状態についても確認しておきましょう。

内装や装備

オープンカーの一般的なモデルは2人乗りか4人乗りとなっています。

どのようなシーンで乗ることが多いか考慮し、モデルを選択しましょう。

しかし、オープンにして乗る場合、内装は丸見え状態になるため、シートの素材など内装にもこだわりを持って選ぶことをおすすめします。

また、装備としてシートヒーターやセキュリティが備わっていると安心です。

シートヒーターは冬の時期にオープンにして走行する際に重宝するでしょう。

オープンカーは希少であることから盗難やいたずらの対象になるリスクが高くなります。

ソフトトップは刃物で切られてしまうなど悪質ないたずらに対処する必要があるため、
ガレージで保管が難しい場合は、セキュリティ機能が整った車種を選択しましょう。

おすすめのオープンカー3選

オープンカーは輸入車のイメージが強いですが、国産車も販売されています。


ここでは、国産車でおすすめの車3台を紹介します。

ロードスター

参考:マツダ ロードスター特別仕様車「Brown Top(ブラウン・トップ)」

ロードスターはマツダが製造・販売する2人乗り普通乗用車のオープンカーです。

軽量ボディーに加えて高い技術力で開発されたサスペンションとエンジンを搭載しており、洗練された走りを実現しています。

マニュアルのみのグレードが多いですがオートマもあるため、より気軽に本格派オープンカーの走りを楽しむことができます。

マツダ独自の魂動デザインというコンセプトで造形された外観は、走るためのスタイルと美しさが共存しています。

ロードスターはソフトトップのルーフを採用しています。開閉は手動で、シートに座った状態でも開けることが可能な設計となっています。

ルーフの基本カラーはブラックとなりますが、特別仕様車の「990S」はダークブルー、「Brown Top」はブラウンとなっています。

シートヒーターも標準装備もしくはメーカーオプションで追加できるグレードがあり、冬の時期でも快適にドライブができます。

セキュリティに関しても「バーグラアラーム」をオプションで備えています。

LED点灯でシステム作動中をアピールし、車に不正な接触があった場合はホーンで警告します。

また、ロードスターRFという電動開閉タイプのハードトップモデルも展開されています。

コペン

copen_220619020ダイハツコペン

コペンはダイハツが製造・販売する2人乗り軽自動車のオープンカーです。


Robe(ローブ)、XPLAY(エクスプレイ)、Cero(セロ)、GR SPORT(ジーアール スポーツ)の4つのスタイリングがあり、ヘッドライトやテールランプ、フロントバンパーやグリルの形状が異なり多様な外観デザインがラインアップされています。

GR SPORT以外は「S」付きの上級グレードがあり、山間部の峠道やサーキットなどでの走りを求める人に向けたモデルとなっています。

ボディーカラーも多色展開されており、スタイルによって選択範囲はありますが全10色が設定されています。

内装やシートカラーもベージュ、レッド、ブラックの3パターンがあり個性的な車に仕上げることができます。

こちらもスタイルによって選択ができます。


GR SPORTは、専用設計のスエード調のスポーツシート(レカロシート)となります。

ルーフは電動開閉タイプのハードトップで、運転席にいながら手元のスイッチ操作で開閉が可能です。

また、全グレードにシートヒーターが標準装備されている点もうれしいポイントです。

LC500コンバーチブル

LC500はレクサスブランドの4人乗りクーペタイプの車で、その中のオープンカーモデルがLC500コンバーチブルです。

内外装も走行性能もハイクラスなラグジュアリーオープンカーとなっています。

ルーフは電動タイプのソフトトップとなり、開閉操作はスイッチ一つで約15秒というスピーディさも魅力です。

動作中の静粛性にも配慮されており、エレガントさを極めています。

ルーフトップのカラーはブラック、マリーンブルー、サンドベージュの3色が選択可能となっています。

インテリアカラーに合わせて選択可否があり、ルーフとインテリアをトータルコーディネートすることができます。

本革シートをはじめとして内装の随所に革が用いられており、ルーフオープン時でも周囲の目を奪うほどの高級感を味わえます。

また、シートヒーターのみならず、ステアリングヒーターと首元を温めるネックヒーターを標準装備しており、寒さ対策もできている車です。

まとめ

ルーフがなく開放的な車であるオープンカーは、乗車定員や地域により呼び名がさまざまです。

多くのモデルはルーフを手動もしくは電動で格納することができるタイプとなっており、素材も多様で、布やビニール製のソフトトップと金属や樹脂製のハードトップに分けられます。

どちらもそれぞれの特徴や魅力があり、デザイン性も含めて好みが分かれるポイントです。

オープンカーを選ぶ際は、ルーフの格納方法や収納などを考慮して自分にあったオープンカーを選びましょう。

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