かっこいいセダンの特徴は?おすすめの国産車10選
セダンは車の基本形ともいえるボディタイプの車種です。
近年はコンパクトカーやSUV、ミニバンといった車種に人気が集まっている傾向にありますが、「かっこいいセダンを乗りこなしたい」という人も少なくありません。
この記事では一般的にかっこいいとされているセダンの特徴とおすすめのモデルを紹介します。
最新のセダン事情を知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
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INDEX
そもそもセダンとは?
運転席、乗車室、荷室の3ボックス構成の乗用車が一般的にセダンと呼ばれるものです。
国内外問わず、さまざまなメーカーによって作られているため、至るところで目にします。
一般的に「車」と聞いてイメージする、オーソドックスな形ともいえます。
かっこいいとされるセダンの特徴とは

ひとくちに「かっこいいセダン」といっても、どんなセダンがかっこいいと思うかは人それぞれです。
そのため、ここでは「見た目」「走行性能」の2点から一般的に「かっこいい」といわれるセダンの特徴を解説していきます。
外装・内装について
セダンは同じ車でも、グレードによって見た目に違いがあります。
スポーツカーを意識した形や、近代的な丸みを帯びた形などさまざまです。
しかし、共通点ももちろん存在します。
重心が低いことがそのうちのひとつと言えます。
ほかのボディタイプと比べて低重心なシルエットとデザインに、かっこよさを感じる人は多いでしょう。
また、内装はメーカー・グレード問わず高級感のあるものが多いです。
質感のよいシートや、ゆとりのある空間は上品な雰囲気を演出してくれます。
走行性能のよさ
セダンの特徴である低重心な形状は、走行性能のよさにも影響しています。
重心が低いため車体の安定性が高く、車体が揺られることなく安定した走りが得られます。カーブも安定して曲がることができ、これらの走行性能の良さをかっこいいと感じる人もいるでしょう。
また、種類によってはハイブリッド車も多くあります。セダンを購入検討中で燃費が気になる方はハイブリッドのものを選ぶと良いでしょう。
かっこいいセダン10選
ここからはかっこいいと注目のおすすめセダンを紹介します。
トヨタ カローラ

トヨタのセダンを代表するカローラは、低い重心が特徴です。
スポーティな見た目でありつつ、安定した走りを実感できるでしょう。
またカローラは新型の開発に併せて、従来のものからさらに進化させたサスペンションを採用しています。
運転者はもちろん、同乗者の乗り心地も快適なセダンです。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,495|1,745|1,435 |
WLTCモード燃費|ハイブリッド車|2WD|G(km/L) | 30.2 |
総排気量(cc) | 1,797 |
日産 スカイライン

スカイラインは洗練された見た目に加え、「走ること」を追求された機能となっています。
軽量化された車体や、走行性能の良さを実現するエンジンなど魅力に溢れています。
また、ライバル車と比較して車体が軽く小さいためその分燃費が良いというメリットも。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,810|1,820|1,440 |
WLTCモード燃費|400R|2WD|G(km/L) | 10.0 |
総排気量(cc) | 2,997 |
トヨタ カムリ

トヨタのカムリは歴史のあるセダンの一つです。時代とともにモデルチェンジを重ねており、最新(2022年6月時点)のカムリはすべてハイブリッドカーであるのが特徴です。カタログ燃費は24.3~27.1km/Lであり、セダンの中では比較的燃費が良いといえます。
性能の高さと見た目のかっこよさを兼ね備えたセダンといえるでしょう。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,885|1,840|1,445 |
WLTCモード燃費|ハイブリッド|2WD|G(km/L) | 28.4 |
総排気量(cc) | 2,487 |
マツダ MAZDA3セダン

MAZDA3セダンは曲線美が特徴です。その造形美はもちろん、高級感のあるカラーリングやスマートなインパネデザインなど、あらゆる面にこだわりを感じられるセダンです。
速度表示がフロントガラスに投影される「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」は全車の標準装備ですが、セダンの見た目と相まって、実用的な機能を通じて未来的な魅力を感じられます。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,660|1,795|1,445 |
WLTCモード燃費|15S|2WD|(km/L) | 16.6 |
総排気量(cc) | 1,997 |
レクサス IS300h

日本を代表する最高級クラスのセダン「IS300h」もかっこいいセダンの一つといえるでしょう。
中でもレクサス IS300hは走行性能と環境性能を高いレベルで両立できる「ダイナミック・フォース・エンジン」に加え、ハイブリッドシステムを搭載した車種です。
強い馬力によってスポーティな走りを体感できるでしょう。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,710|1,840|1,435 |
WLTCモード燃費|ハイブリッド|IS300h |L|2WD|(km/L) | 18.0 |
総排気量(cc) | 2,493 |
トヨタ クラウン

トヨタを代表する高級車クラウンも、人気の高いセダンの一つです。ロングノーズやフロントグリル(車の前面にある網目状の部分)は高級感があり、目をひかれるものがあります。
また、クラウンは3種類のパワートレインを展開しています。
ハイブリッドシステム搭載の2種類のエンジンと、8速ATを搭載した直噴ターボエンジンにより、なめらかな加速と優雅な乗り心地を体感できます。
新型クラウンは「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エクステート」の4ボディタイプが同時期に発表されました。
うち、クロスオーバーが日本で2022年9月より先行発売されている状態です。
クラウンセダンは2023年の11月発売予定です。
2022年12月30日に中国の広東で開催されたモーターショーにて、クラウンセダンのお披露目がされています。デザインが気になる方はチェックしてみてください。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,930|1,840|1,540 |
WLTCモード燃費|ハイブリッド|G|4WD|(km/L) | 22.4 |
総排気量(cc) | 2,487 |
ホンダ シビックセダン

シビックセダンは1970年代に発表され、今なお愛されているセダンです。
最近のものは安全運転支援システムである「Honda SENSING」や大型のカラーメーターを備えており、運転がしやすくなっています。
もちろん、セダンらしい見た目を楽しむことも。
乃木坂46の27thシングル「ごめんねfingers crossed」では、生田絵梨花さんの愛車としてピンクの昔のシビックが登場して話題となりました。
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トヨタ プリウス

2023年の1月10日、5代目となる新型プリウスが発売されました。
新型プリウスは、旧型までの「ハイブリッド」に加えて、「PHEV(プラグインハイブリッド)」モデルもラインナップに加えています。
ハイブリッドカーの先駆けであり、世界初の量産ハイブリッドカーとして走り続けてきたプリウス。その新型に先進のハイブリッドシステムが搭載され、より快適な走りが実現されるようになりました。
視認性の高さも追求しつつ、先進的なデザインも取り入れられた新型プリウスは、とても魅力的な一台といえるでしょう。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 4,600|1,780|1,430 |
WLTCモード燃費|ハイブリッド|Z|2WD|(km/L) | 28.6 |
総排気量(cc) | 1,986 |
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ホンダ レジェンド

ホンダのレジェンドは2018年から「限定100台」と、数量限定で販売されていました。
レジェンドの特徴は、先進的な安全技術と、それを支えるレジェンド自体の高品質なベースにあります。
レジェンドは当時国内初となる自動運転のレベル3を搭載。
「条件付運転自動化」と称されるレベル3は、ある条件下であれば運転タスクをシステム側が行なってくれます。
ただし、システムの介入要求などに対して、ドライバーの適切な対応が必要です。
ホンダのレジェンドは2021年に生産を停止しています。
購入する場合は中古車から探すしかないため、注意しましょう。
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トヨタ センチュリー

トヨタのセンチュリーは、1967年に日本唯一の「ショーファーカー(専属の運転手がいるオーナー向けの車)」として誕生しました。
初代センチュリーは誕生してから30年後、2代目センチュリーが誕生。そして2018年にはフルモデルチェンジがされた3代目センチュリーが登場しました。
センチュリーはライン生産方式ではなく、一つずつ職人の手によって制作されています。
特に塗装面にこだわりぬかれたセンチュリー。
通常、一般的な車は塗膜層が4層で構成されますが、センチュリーは7層構成です。
全長(mm)|全幅(mm)|全高(mm) | 5,335|1,930|1,505 |
WLTCモード燃費(km/L) | 12.4 |
総排気量(cc) | 4,968 |
まとめ

今回はかっこいいセダンの特徴とおすすめの国産セダンを紹介しました。
セダンは市場が縮小しているとはいえ、時代に合わせた進化を続けています。「見た目のかっこよさ」「走行性能のよさ」「機能性のよさ」、どれをとっても「かっこいい」と思えるセダンを探してみましょう。