ランドクルーザー(ランクル)とプラドの違いとは?スペック表を用いて紹介

ランドクルーザーとプラドは、どちらもトヨタが製造・販売している大型SUVです。

悪路走行に強くかっこいいSUVという点では似ているものの、外観や価格など異なる点も多くあります。

かっこいいSUVを求める人のなかには、ランドクルーザーとプラドは何が違うのか、どちらを選べばよいか迷う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ランドクルーザーとプラドの違いや選ぶときのポイントを解説します。
ランドクルーザーとプラドのどちらを購入しようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:SUVのおすすめ人気ランキング!車種別おすすめポイントも解説!

ポチモバナー
ポチモバナー

ランドクルーザーとプラドの概要について

まずは、ランドクルーザーとプラドの概要やスペックを紹介します。

関連記事:トヨタ新型ランドクルーザー“250”!プラドは?歴代モデルを振り返りながら紹介!

トヨタ|ランドクルーザー

ランドクルーザーは、トヨタが製造・販売している本格的なクロスカントリー車で、1954年にジープからランドクルーザーに改名し、現在まで長く愛され続けています。

外観はSUVらしい迫力のあるデザインで、内装にはゆとりがあり高級感も感じられます。

走行性能が高く、路面状況に応じて6つのモードを選択でき、凹凸の激しい路面や雪道、ぬかるむ路面などあらゆる道を気持ちよく走行できるのが魅力です。

5人乗りと7人乗りがあり、多彩なシートアレンジで乗車人数や荷物の量に合わせて、柔軟に対応できます。

ランドクルーザーバナー
メーカートヨタ
車名ランドクルーザー
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,950×1,980×1,925
車両重量(kg)2,360
総排気量(L)3,444
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)80
駆動方式4WD
トランスミッション電子制御10速オートマチック
カラー(全5種)・ホワイトパールクリスタルシャイン
・グレーメタリック
・ブラック
・ダークレッドマイカメタリック
・アバンギャルドブロンズメタリック
※参考元:ランドクルーザー|諸元表
※紹介グレードは「GX」
トヨタランドクルーザーバナー

関連記事:ランドクルーザーの燃費はどのくらい?走行性能や燃費を解説!

トヨタ|ランドクルーザー プラド

プラドはランドクルーザーのワゴンタイプとして1985年に登場し、1990年からランドクルーザー プラドという車名になりました。

自然にも都会にも映えるダイナミックなフォルムが特徴で、内装はスタイリッシュに仕上げられています。

急斜面や凹凸の激しい路面、雪や泥で走行しにくい路面など、さまざまな路面に対応できるように5つの走行モードが用意されており、悪路でも力強く走れるのが特徴です。

5人乗りと7人乗りがあり、シートアレンジも多彩で乗車人数や荷物の量に合わせて空間を変えられます。

メーカートヨタ
車名ランドクルーザー プラド
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,825×1,885×1,850
車両重量(kg)2,050
総排気量(L)2,693
使用燃料レギュラーガソリン
燃料タンク(L)87
駆動方式4WD
トランスミッションフレックスロックアップ付きスーパーインテリジェント6速オートマチック
カラー(全5種)・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ブラック
・アティチュードブラックマイカ
・レッドマイカメタリック
・アバンギャルドブロンズメタリック
※参考元:プラド|諸元表
※紹介グレードは「TX」
ランクルバナー

関連記事:ランドクルーザープラドの燃費は良いのか?走行性能や燃費を解説!

ランドクルーザーとプラドの違い

ランドクルーザーとプラドは外観や内装、燃費性能や価格などさまざまな点が異なります。
ここでは、ランドクルーザーとプラドの違いを4つご紹介します。

印象が異なる外観

ランドクルーザーのフロントは、ワイドで迫力がある印象です。車体サイズも大きいため存在感があります。
リヤデザインもどっしりとした印象です。

一方、プラドはランドクルーザーよりもスマートな印象を受けます。
車体サイズもランドクルーザーより小さく、リヤデザインも控えめな印象に仕上げられています。

デザインが異なる内装

ランドクルーザーの内装は高級感があり、豪華なデザインです。
センターコンソールも大きく、シフト周りにスイッチが集中しています。

一方、プラドの内装はランドクルーザーよりもすっきりとした印象です。

大差はないがプラドが勝る燃費性能

ランドクルーザーのガソリン車のカタログ燃費は7.9~8.0km/L、ディーゼル車の燃費は9.7km/Lとなっています。

プラドのガソリン車のカタログ燃費は8.3km/L、ディーゼル車の燃費は11.2km/Lです。

ガソリン車、ディーゼル車ともにわずかにプラドが燃費性能は高いものの、大きな差はありません。

大きく差がある車両価格

ランドクルーザーとプラドの価格には大きな差があり、エントリーモデルを比較すると約142万円の差です。

最上位グレードにおいては、ランドクルーザーが約215万円も高く価格が設定されています。

また、自動車税は総排気量に応じて決まるため、総排気量が大きいランドクルーザーは自動車税も上がります。

ランドクルーザーは車両価格が高いだけでなく、維持費が多くかかる点も考慮して購入を検討しましょう。
以下の表は、ガソリン車で比較した車両価格です。

ランドクルーザー

グレード車両価格(税込)
GX(5人乗り)5,100,000円
AX(7人乗り)5,500,000円
VX(7人乗り)6,300,000円
ZX(7人乗り)7,300,000円
GR SPORT(7人乗り)7,700,000円

ランドクルーザー プラド

グレード車両価格(税込)
TX(5人乗り)3,676,000円
TX (7人乗り)3,834,000円
TX Lパッケージ(5人乗り)4,179,000円
TX Lパッケージ(7人乗り)4,337,000円

ランドクルーザーとプラドはどっちがおすすめ?

続いては、ランドクルーザーとプラドがどのような人に向いているのかを解説します。

ランドクルーザーが向いている人

ランドクルーザーが向いている人は以下の通りです。

  • 本格的なオフロードカーがほしい人
  • 乗り心地のよさにこだわりたい人
  • 高級志向の人

ランドクルーザーは本格的なオフロードカーとして作られているため、悪路や雪道などの走破性に優れています。
車体が大きく車内空間も広いため、ゆったりとした空間や乗り心地のよさを重視したい人にもおすすめです。

車体価格は高いものの、内装にも高級感を感じられるため、高級志向の人は満足できるでしょう。

プラドが向いている人

プラドが向いている人は以下の通りです。

  • 街乗りにもオフロードにも適している車がほしい人
  • 価格を抑えつつ、かっこいいSUVに乗りたい人
  • 大きすぎず運転しやすい車がほしい人

プラドはランドクルーザーのような走破性を残しつつも、街乗りしやすいように製造された車です。

そのため、街乗りにもオフロードにも適しています。

価格もランドクルーザーほど高くないため、価格を抑えつつかっこいいSUVに乗りたい人におすすめです。
車体サイズも大きすぎないため比較的運転しやすいでしょう。

まとめ

ランドクルーザーは、車体が大きく、内装も豪華で高級感が感じられる本格クロスカントリーSUVです。

一方プラドは、ランドクルーザーのような走破性を備えつつ、車体サイズや価格を抑え、街乗りにもオフロードにも適しています。

上質で高級感のあるSUVがほしい人はランドクルーザーが向いており、価格を抑えつつ悪路走行にも適したSUVがほしい人にはプラドが向いています。

それぞれ特徴や価格が異なるため、自分に合うモデルを選んで快適なドライブを楽しみましょう。

ポチモバナー
ポチモバナー

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。