赤の車を選ぶメリット・デメリット!赤が似合う車種についても紹介

乗用車の定番カラーといえば、白やシルバー、黒系といった色が多いですが、中には赤の車を選ぶ人も少なくありません。

これから車を購入する人の中には、赤色の車を選ぼうと考えている人もいるでしょう。

自身の好みに沿って選ぶことが一番ですが、赤色の車を選ぶ際は、赤色の車におけるメリット・デメリットを把握しておくと後悔につながりにくくなります。

この記事では、赤の車を選ぶメリット・デメリットについて解説します。

加えて、赤のボディカラーが似合う車種についても紹介しますので、車の購入を検討中でボディカラー選びに迷っている人は、最後までお読みください。

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赤の車を選ぶメリット

「一般財団法人自動車検査登録情報協会」が、2021年3月末に発表した乗用車のボディカラーで一番多かったのは「白」です。

白が48.04%と全体の半数を占めている中で、赤の車は4.84%となっています。

白に比べると採用率は低いですが、11種類に分けた中で5番目に多い色です。

ここでは、赤の車のメリットについて解説します。

メリット1:注目されやすい

赤は、色の中でも一際目立ちやすい色です。

個性的な車を求めている人や愛車にこだわりのある人は、ボディカラーに赤を選ぶとより注目されるでしょう。

赤は目立つ色であるため、周囲の視認性がよいというメリットがあります

また、赤はボディの陰影を際立たせ、車を美しく見せてくれる効果も期待できるでしょう。

メリット2:車を探しやすい

赤はボディカラーとして採用している人が比較的少ない色であるため、大型商業施設や空港といった広大な駐車場でも見つけやすいというメリットがあります。

白や黒などの車の色は多数の人が乗っているため、駐車場などで「車をどこに置いたか忘れた」「自分の車が見つからない」といった経験をした人も少なからずいるでしょう。

また、同車種で同色の車が隣接していると、自身の車を見つけるまでに時間がかかることもあります。

赤の車は遠くからでも目立つため、駐車場ですぐに見つけられるのはメリットの一つです

メリット3:スポーティーな雰囲気がある

赤は、スポーツカーの定番カラーです。

スポーツカーに赤い車が多い理由は、感情を興奮させたり、気分を向上させたりする効果があるからといわれています。

愛車に刺激的なイメージが欲しい人にとって、赤色はおすすめのボディカラーです。

赤の車を選ぶデメリット

次に、赤の車のデメリットを解説します。

ボディカラーに赤を選んだ際は、下記のような点を念頭に置いておくとよいでしょう。

デメリット1:色褪せしやすい

赤の車は、色褪せしやすいというデメリットがあります

主に紫外線にさらされることが退色の原因になるため、紫外線を浴びやすい環境下に車を置く場合は注意しましょう。

特に車庫に屋根が付いていないなどの場合は、ガラスコーティングなどを施すことをおすすめします。

近年では塗料も進化しており、従来よりも色褪せしなくなったといわれていますが、できれば直射日光を浴びるような屋外駐車は避けたほうが賢明です。

キズが目立ちやすい

赤い車は洗車キズが目立ちやすいため、洗車時にはキズを付けないように配慮が必要です。

洗車キズは線状のキズのことで、主に以下のようなケースで付きます。

  • 硬いスポンジやタオルで洗車する
  • 砂やホコリが付着したまま、ごしごしと洗車する
  • プラスチックブラシなどを採用している洗車機で洗浄する

洗車キズを防ぐためには、手洗い洗車を積極的に行ったり、適切な洗車の手順を把握したりする必要があるでしょう。

気を遣って洗車しなければならないため、煩わしい人は赤以外の車を選ぶことをおすすめします。

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リセールバリューが期待できない

赤の車は白や黒といった車よりもニーズが限られることから、リセールバリューが期待できない可能性があります。

特に中古車サイトで該当車種の赤色の玉数が少ない場合は、リセールバリューが見込めないでしょう。

ただし、マツダのCXシリーズやロードスターなど、赤が定番カラーである車種なら買取価格が期待できます。

赤色の車を購入したい場合は、事前に中古車サイトで該当車種の色別検索にて赤い車の台数が多いかどうかを確認するとよいでしょう。

赤色の車が多く出回っている場合は、赤色の車に対して一定のニーズがあることを示唆するため、リセールバリューが期待できます。

関連記事:リセールバリューが高い車の特徴とは?調べ方や価格が変動する理由も解説

警察に目を付けられやすい

赤の車は、警察に目を付けられやすいといわれています。

これはスピード出す車が多いことや個性的な人が乗りがちであることが主な理由ですが、根拠はないため偏見によるものでしょう。

ただ、白や黒よりも赤のほうが目に留まりやすいことは確かであるため、常に交通ルールを守って走行することが大切です。

赤が似合う車種一覧

赤が定番カラーの車であれば、ボディカラーが赤でもリセールバリューに期待が持てます。

ここでは、赤が似合う車種について紹介します。

マツダ|CX-5

メーカーマツダ
車名CX-5
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,574×1,845×1,690
車両重量(kg)1,540~1,600
総排気量(cc)1,997
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)56~58
駆動方式2WD(FF)
4WD
トランスミッション6AT
カラー(全8色)ソウルレッドクリスタルメタリック
ロジウムホワイトプレミアムメタリック
ジルコンサンドメタリック
マシーングレープレミアムメタリック
プラチナウォーツメタリック
ポリメタルグレーメタリック
ディープクリスタルブルーマイカ
ジェットブラックマイカ
※参考元:MAZDA CX-5|主要諸元

マツダのCX-5は、安定した骨格に品格のあるフォルムが魅力の車種です。

外装だけでなく、内装も細部までこだわる美しいデザインが施されているほか、さまざまな路面に対応できる走破性の高さや燃費のよさが特徴となっています。

風格を感じるフォルムに似合うCX-5の赤は、「ソウルレッドクリスタルメタリック」と呼ばれているマツダの特別塗装色です

メタリックの光沢感は角度によって明るさが異なるため、見る方向によってさまざまな表情や印象を感じます。

スポーティーさを感じながらも派手さはなく、上質な印象です。

関連記事:マツダ CX-5に乗るならカーリース(車のサブスク)!メリットも解説!

フェラーリ|458イタリア

メーカーフェラーリ
車名458イタリア
ボディタイプミッドシップスポーツカー
ドア数2
全長×全幅×全高(mm)4,527×1,937×1,213
車両重量(kg)1,380
総排気量(cc)4,499
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)86
駆動方式MR
トランスミッション7AT
カラーロッソ(赤)系
ジャッロ(黄)系
ネロ(黒)系
ビアンコ(白)系など
※参考元:フェラーリ|458イタリア スペック情報

2009年にデビューしたフェラーリ458イタリアは、デビューから間もなく世界各国で国際的な賞を獲得した注目車です。

「458」とは4.5Lのエンジン排気量と8気筒のことを示しており、2009年から2015年に製造された90度V型8気筒のエンジン搭載のスポーツカーとして人気を集めています。

力強さはもちろん、コンパクトで空気中を流れるように軽やかに走る走行性能が魅力です。

フェラーリといえば、赤が定番カラーです。

その由来は、初期のF1にてマシーンの色を国籍ごとに決めていたことから始まります。

当時、イタリアのマシンのナショナルカラー(国籍カラー)が赤であったことから、その流れでフェラーリの定番カラーが赤になったそうです。

本当のフェラーリのコーポレートカラーは、本拠を置くモデナ県の県章である黄色です。

そのため、本国での限定車は別として、新車発表のときは黄色と赤の2台を用意しています。

関連記事:サーキットと公道の両方を見据えた新たなラインナップ、それがフェラーリSF90XXストラダーレだ[MJ]

マツダ|ロードスター

メーカーマツダ
車名ロードスターS
ボディタイプ2ドアオープン
ドア数2
全長×全幅×全高(mm)3,915×1,735×1,235
車両重量(kg)990
総排気量(cc)1,496
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)40
駆動方式FR
トランスミッション6MT
カラー(全7色)ソウルレッドクリスタルメタリック
マシーングレープレミアムメタリック
ジルコンサンドメタリック
ジェットブラックマイカ
ディープクリスタルブルーマイカ
スノーフレイクホワイトパールマイカ
エアログレーメタリック
※参考元:MAZDA ROADSTER|主要諸元
※紹介グレード「S」

ロードスターは、マツダが製造・販売するオープンタイプの小型スポーツカーです。

必要な情報のみをドライバーにレイアウトしているシンプルさが特徴であるため、ドライバーの目線の動きを少なくする分、ゆとりを持って運転できると好まれています。

車体は小さいものの力強いトルクを持つロードスターは、低速域からトップエンドまでスムーズに回ってくれる、加速の伸び感のあるスポーティーな走りが人気です。

ロードスターの赤は、マツダがこだわる特別塗装色の「ソウルレッドクリスタルメタリック」です。

初代モデルは、現行のモデルとは異なる「クラッシックレッド」と呼ばれるマツダ純正の赤でした。

しかし、色褪せしやすいことが懸念点としてあったため、ソウルレッドクリスタルメタリックが作られたのです。

深みのある赤で、陰影感が際立つ色です。

関連記事:マツダ ロードスターの内装の魅力は?グレード別の特徴も解説

まとめ

赤の車は、個性的でよく目立ちます。

周囲からの視認性を求めたい人には、特におすすめの色です。

ただし、細かいキズが目立ちやすいため、洗車時などにキズが付かないよう配慮が必要でしょう。

また、赤い車は、白や黒といった一般的なカラーに比べてリセールバリューが期待できません。

しかし、マツダのCXシリーズやロードスター、フェラーリといった赤がイメージカラーの車であれば、白や黒と同等のリセールバリューが期待できます。

この記事で紹介したメリットとデメリットを踏まえた上で、赤い車の購入を検討してみてください。

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この記事を書いた人

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