【スバル】フォレスターは車中泊に向いている?向いている5つの理由
スバルが製造・販売するフォレスターは、アウトドアが楽しめるSUVとして人気があります。
特にキャンプや車中泊を趣味としている人に向いている一台です。
しかし、フォレスターのどのような特徴が車中泊といったアウトドアに向いているのでしょうか。
この記事では、フォレスターが車中泊向きとされる7つの理由についてご紹介します。
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INDEX
フォレスターとは
フォレスターは、スバルが製造・販売しているSUVです。
1997年から販売が開始され、現行モデルで5代目となります。
現行フォレスターのグレードは、「Touring」「X-BREAK」「Advance」「SPORT」「STI Sport」の5つです。
フォレスターはSUVとして本格的な仕様であるため、砂利が多い山道や雨天といった悪路でも安定した走りが可能です。
車内空間も広いため、車中泊といったアウトドアを楽しみたい人に向いています。
フォレスターが車中泊に向いている7つの理由
スタイリッシュなデザインに加え、広い車内と使い勝手のよさを持つフォレスターは、長時間車内にいても過ごしやすい車です。
そのため、快適な車中泊ができる車として人気があります。
ここでは、フォレスターが車中泊向けである理由について見ていきましょう。
1.ラゲッジスペースが広い
クロスオーバーSUVとして人気があるフォレスターは、広いラゲッジスペースが魅力です。
ラゲッジスペースの幅は1,070~1,300mm、高さは884mm、リアシートを展開したときの奥行きは900mmです。
リアシートを収納した場合は奥行き1,870mmとなり、かなりの広さがあります。
ラゲッジ容量はTouring・X-BREAK・Advanceが509L、SPORTが520Lです。
スノーボードなどの大型のアウトドア用品だけでなく、ちょっとした家具を運ぶこともできます。
大型のスーツケースやゴルフバッグも3つ以上詰め込むことが可能です。
2.ルーフレールが搭載されている
フォレスターは、特別仕様車にルーフレールが標準装備されています。
ルーフレールとは、車の屋根の上に荷物を搭載して運ぶことができる装備です。
フォレスターのルーフレールは積載荷重が高く丈夫であるため、サーフボードやキャンプ用品、自転車などを載せて、思い思いのアウトドアを楽しめます。
また、ルーフレールにルーフボックスを装備することで、雨天時に荷物を雨から守ることも可能です。
荷物を多く載せられるだけでなく、よりSUVらしさも強調されます。
3.シートがフルフラットにできる
フォレスターが車中泊向けである理由としては、シートがフルフラットにできることが挙げられます。
フォレスターはリアシートを倒すことで、フラットな空間ができるため、快適な睡眠ができるでしょう。
全長は約153㎝あるため、長身の人でも斜めになれば十分足を延ばして横になれます。
フロントシートも倒すことで、さらに空間を広げることも可能です。
4.ラゲッジスペースに工夫が施されている
アウトドアの荷物が入るほどのラゲッジスペースは、リアシートのボタン1つ押しただけで拡張できます。
開口部に段差はないため荷物の搬入がしやすく、腰掛けるときにも違和感がありません。
また、ラゲッジスペースの下には、大容量のアンダーラゲッジがあります。
デッキボードを外すだけで中に収納した物を出し入れできるため、修理キットといった工具を普段から収納しておくとよいでしょう。
広さはラゲッジスペースほどではないものの、深さがあるため使い勝手は非常によいといえます。
また、上部にはライトが装備されているほか、荷物を吊り下げられるフックも複数あります。
車中泊で使うLEDライトや着替えなどを引っ掛けることも可能です。
5.車中泊専用の純正パーツが充実している
フォレスターは、車中泊用の純正オプションパーツが充実しています。
車内で快適に過ごすために社外品のアイテムを購入する人も多いですが、装着できなかったり干渉したりする可能性も少なくありません。
純正パーツの場合そのような心配は必要ないため、安心できるでしょう。
純正パーツの中でも特におすすめなのが、車中泊用マットです。
両側のピースを外して長さを調節できるだけでなく、もう片方は前面と背面に垂れ下がりにくい樹脂プレートが入っているため、耐久性も優れています。
2枚購入すれば、大人二人での車中泊をより楽しめるでしょう。
6.USB電源が充実している
フォレスターは、アウトドアには欠かせないUSB電源が充実していることも特徴です。
USB電源は4ヶ所あり、センタートレイに2ヶ所・リアシートに2ヶ所と用途に分けて使用できます。
また、リアシートの乗員もスマートフォンの充電が可能なため、アウトドア先でも充電切れの心配がありません。
7.悪路でも運転しやすい
四輪駆動に定評があるフォレスターは、全グレードに4WDが搭載されています。
水平対向型エンジンと4WDが組み合わさった「シンメトリカル4WD」によって、悪路でも安定した運転しやすさを実現しています。
さらに、悪路の走破性を高めるドライビングモード「X-MODE」もパワーアップしているため、雪道や泥道でも快適な走りが可能です。
また、フォレスターのシートは、撥水ポリウレタンシートが採用されています。
水を弾き、汚れが拭き取りやすい素材であるため、アウトドアを楽しんだ後のお手入れも簡単です。
フォレスターで車中泊する際の注意点
フォレスターは、車中泊に便利な機能やシートアレンジができるSUVです。
悪路でも走行しやすいことから、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
しかし、フォレスターで車中泊をする際、注意点もあります。
ここでは、具体的にどのような注意点があるのか詳しく紹介します。
アレンジした際に空間ができる
シートアレンジが多彩でフルフラットになるフォレスターのシートですが、フロントシートも倒すと、リアシートとの間に隙間が生じます。
物が落ちたり眠りにくかったりするため、ストレスになるでしょう。
そのため、車中泊やアウトドアをする際は、隙間をマットやクッションで埋めることをおすすめします。
長さを実質190㎝にまで伸ばせるため、日本人男性の平均身長である約171㎝の人でも十分足を延ばして横になれるでしょう。
就寝時はラゲッジスペースが狭くなる
シートがある状態の場合広々としたラゲッジスペースですが、フルフラットにした場合、ラゲッジスペースは狭くなります。
就寝時に周囲に物があると、より圧迫感を感じるでしょう。
ルーフレールにくくりつけるという方法もありますが、ルーフボックスがない場合、夜露で濡れてしまう可能性があります。
車中泊やアウトドアをする際はルーフボックスを事前に準備するなど、事前の対策を考えておくとよいでしょう。
大人二人は窮屈である可能性がある
フォレスターは車中泊で快適に過ごしやすいSUVですが、大人二人では窮屈になる可能性があります。
二人で横になるには、それなりの幅が必要です。
ただ横になれればよいというわけではなく、多少の余裕がないと窮屈に感じるでしょう。
日本人の平均的な肩幅は、男性が約40㎝、女性が約36㎝である一方、フォレスターの幅は約110cmです。
二人で寝るとやや窮屈に感じるセミダブルが120㎝のため、大人二人が横になると少々窮屈に感じる可能性が高いでしょう。
まとめ
フォレスターは、SUVらしい安定した走りと広々とした車内空間が魅力の車です。
ラゲッジスペースも広く、リアシートと倒せば完全なフルフラットになります。
純正パーツである車中泊用のマットを使用すれば、快適な車中泊を楽しめるでしょう。
一方で、フロントシートを倒した際に間に隙間があることや就寝時はラゲッジスペースが狭くなるといった点に注意が必要です。
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画像出典:株式会社SUBARU