ホンダN-VANでの車中泊、快適さは?

ホンダのN-VANは、車中泊をするのにもおすすめの車です。本記事では、N-VANの概要や使い勝手の良さ、車中泊に最適なオプションなどについて詳しく紹介します。

関連記事:ホンダ N-VAN e:2024年春販売 三菱と共にEV展開を本格スタート

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

ホンダN-VANの概要

最初に、N-VANのスペックや概要について紹介します。

ホンダ|N-VAN

ホンダ N-VAN
メーカーホンダ
車名N-VAN
ボディタイプ軽自動車
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,945
車両重量(kg)無段変速オートマチック:930
6速マニュアル:940
総排気量(cc)658
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)27
駆動方式FF/4WD
トランスミッション無段変速オートマチック
6速マニュアル
カラー(全2種)タフタホワイトⅢ
ルナシルバー・メタリック
※紹介グレードは「G」

ホンダのN-VANは、2018年に誕生した軽バンです。すでに販売されていたN-BOXから派生した商用車であり、コンパクトな車体ながら高い積載力を備えています。助手席側にピラーレス構造を採用しているため、ドアを全開にするとワイド幅に開口でき、スムーズな積み込み作業が可能になる点が特徴です。

また、低燃費と加速性能の両方を備えており、たくさんの荷物を積んでもパワフルな走行を維持できます。エンジンの回転数を抑えることで走行時の騒音を軽減するため、静かで心地良いドライブタイムを叶えてくれるでしょう。

元々は商用車として誕生しましたが、このような使い勝手の良さからアウトドアやレジャー、キャンプなどでも役立てられています。

ホンダN-VANで車中泊はできる?

ホンダ N-VAN 車中泊

N-VANを使った車中泊は可能です。ホンダの公式サイトでもN-VANの活用シーンとして車中泊をピックアップしています。そこで、ここでは車中泊用としてN-VANを利用する際の使い勝手の良さについて紹介します。

関連記事:無料で車中泊できるスポットはどこ?注意点も併せて紹介

関連記事:【2023-2024】車中泊におすすめの車14選!寒さや冷えも快適に過ごすポイントも紹介!

広々とした空間で寝やすい

N-VANは、状況に合わせてシートをアレンジできます。車中泊で就寝する場合は、助手席と後席を収納し、フラットモードにするのが定番です。ダイブダウン機構を備えているため、レバーを操作するだけで簡単に助手席を収納できます。

フラットモードにすると長さ約230cmの広々とした空間が生まれ、大人も余裕を持って横になれるのが嬉しいポイントです。あくまでも1人用の就寝スペースではありますが、ストレスを感じることなく眠りにつけるでしょう。

運転席を動かすことなくフラットシートを作れる

ホンダ N-VAN 車中泊

N-VANは、シートをフラットモードにした際に段差ができないのも人気のポイントです。段差があると体が当たって寝づらくなりますが、N-VANであれば快適な就寝時間を叶えてくれます。

また、フラットシートを作る際に運転席を動かす必要がないため、運転するたびにシートを元に戻さなくてよいのもN-VANならではの特徴です。買い出しやお風呂などで少し移動したい場合も、余計な手間をかけることなく運転できます。

さらに車中泊を快適にするオプション

ここからは、車中泊がさらに快適になる純正オプションを紹介します。

関連記事:車内がフルフラットになるコンパクトカーを紹介!車中泊やキャンプにおすすめ車種はこれ!

マルチボード

マルチボードは、N-VANを使って2人で車中泊をしたい場合に役立ちます。運転席を倒してフルフラット状態にし、マルチボードを乗せれば2人分の就寝スペースの完成です。ただし、ボードのみだと体が痛くなる可能性があるため、上にマットを敷く必要があります。

また、マルチボードの下部は収納スペースとして使えるのも嬉しいポイントです。フルフラットの状態になっているため、長尺のアイテムも問題なく収納できます。

プライバシーシェード

プライバシーシェードは、ウィンドウに取り付けて外側からの視線をシャットダウンするのに役立ちます。全てのウィンドウにシェードをつけておけば、外側から覗かれる心配がなく、プライバシーをしっかり確保できるでしょう。

吸盤式なので、必要な時にすぐつけ外しができるところも魅力です。就寝時はもちろんのこと、着替えをする時などにも活躍してくれます。

ルーフインナーサイドパイプ+ルーフインナーラック

ルーフインナーサイドパイプとは、ルーフインナーに取り付けられる2本のパイプのことです。オプションのルーフインナーラックを取り付ければ、簡単に収納スペースをプラスできます。

重たいものは乗せられませんが、軽い小物やタオル類を入れるのに最適です。また、落下防止用のネットも付属しているため、就寝時に小物類が落ちて怪我をする心配もないでしょう。

テールゲートメッシュ/ウィンドウメッシュ

テールゲートメッシュは、開いたゲートに取り付けることで虫の侵入を防げるアイテムです。風通しの良いメッシュ仕様で、蒸し暑い日も通気性を確保できます。また、ロールアップができるため、ゲートから乗り降りしたい場合にも便利です。

ウィンドウメッシュは、フロントドアウィンドウ用の左右セットになっています。ゲート用もウィンドウ用もボタンで簡単に取り付けられるため、手間をかけずに装着できるでしょう。

外部電源入力キット

外部電源入力キットは、オートキャンプ場などの外部電源設備を接続するだけで車内にAC100Vを引き込める便利なアイテムです。エンジンをつけることなく車内で電気を使えるため、サーキュレーターなどの電化製品を使う際に重宝します。

車中泊の注意点

車中泊 注意

最後に、車中泊をする際に意識しておきたい注意点を紹介します。

エンジンをつけっぱなしにしない

車のエンジンのつけっぱなしは、マナー違反になるだけでなく、命に危険を及ぼす恐れもあります。長時間のアイドリングによって車内に排気ガスが入り込み、一酸化炭素中毒になる危険性があるため注意しましょう。

車中泊の際にサーキュレーターや暖房を使いたい場合は、ポータブルバッテリーやDC/ACコンバータを用意しておくと安心です。また、N-VANの外部電源入力キットも活用できます。

関連記事:車中泊でエアコンのつけっぱなしはバッテリーが上がる? 対処法を解説します!

季節別の対策を行う

車中泊では、夏は熱中症、冬は防寒対策を行う必要があります。何も対策をしていないと、思わぬ体調不良が起こるリスクがあるため気をつけてください。夏は車内用サーキュレーター、冬は毛布や暖房器具など、必要に応じて用意しておきましょう。

関連記事:冬に起こりやすい!車中泊で結露が発生する原因と対策5選

防犯対策をする

車上荒らしなどに遭わないよう、防犯対策もしっかり行ってください。車から離れる時は必ずロックをかけ、貴重品は常に携帯しておくことが大切です。また、純正オプションのプライバシーシェードなどを使って、車内が見えないようにしておくのも良いでしょう。

関連記事:車中泊で注意したいリスクとは?自分でできる対策を紹介

まとめ

n-van 車中泊

N-VANは、コンパクトながらも広々とした空間を備え、車中泊にも使えるところが魅力です。フラットモードにすれば段差がなくなり、心地良く就寝できるようになります。

また、マルチボードなどの純正オプションを使うことで、さらに快適性が増すでしょう。「エンジンをつけっぱなしにしない」「季節ごとの対策や防犯対策を行う」などの注意点も確認した上で、車中泊を楽しんでみてください。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。