テールランプの修理や交換は自分でできる?業者への依頼と比較!
車を持つと普段のメンテナンスをすることが重要です。
一例を挙げると、テールランプはいつか切れるため、適切なメンテナンスが欠かせません。
テールランプの交換がよくわからないという人もいるでしょう。
本記事ではテールランプ交換方法やランプ切れに関する罰則、ランプの確認方法について解説しますのでぜひ最後まで読んでご参考になさってください。
急に切れた時に焦らずに対処できるようになりましょう。
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テールランプを交換する方法について
テールランプがつかなくなった場合には、まずは電球切れが考えられます。
その場合は交換しなければなりませんが、交換は、自分で行う方法と業者に依頼する方法があります。
ここではそれぞれのテールランプの交換方法について紹介します。
自分でテールランプの交換をする方法
一般的な国産車の場合、テールランプは自分で取り外しできるようになっているためメンテナンスは比較的簡単です。
慣れている人であれば10分程度で交換できます。
必要な工具は、テールランプのボルトを外すためのラチェットレンチだけです。
費用は、電球の交換が白熱電球の場合で約500円、LED電球の場合で約1,000〜2,000円かかります。
工具のラチェットレンチは1,000円程度です。
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テールランプ交換手順
テールランプ交換の手順は以下のとおりです。
- ラチェットレンチでテールランプのボルトを外す
- テールランプのソケットを車のボディから取り外す
- カプラーを外す
- 古い電球を外して新しいものに交換する
- ブレーキランプを踏み、ブレーキランプが点灯するか確認する
- ソケットを取り付けてボルトで固定する
テールランプを取り外す際は、車のボディを傷つけないようテールランプ周辺に養生テープを貼っておくとよいでしょう。
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業者にテールランプ交換を依頼する方法
テールランプの交換は、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで依頼できます。
待ち時間がなければ交換作業はすぐに済むため、事前に予約しておくとスムーズでしょう。
業者に依頼する場合の費用には、工賃と電球代がかかるため、事前に確認するとよいでしょう。
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テールランプを修理する場合
電球の球切れではない場合、ヒューズ切れや配線に問題がある可能性があります。
ヒューズ切れの場合
ヒューズ切れの場合の特徴としては、テールランプだけでなくいくつかのランプがつかないケースが多いです、
修理方法としては、以下のような流れになります。
- テールランプに関連するヒューズボックスを見つける(取扱説明書を参照)
- ヒューズボックスのカバーを開け、テールランプに関連するヒューズを確認
- ヒューズが切れている場合は、新しいヒューズと交換
- カバーを元に戻す
配線に問題がある場合
配線に問題がある場合は、チラついたり点灯したりしてからつかなくなる場合が多くあります。
以下のような流れで修理します。
- テールランプユニットの配線を見る
- 損傷や腐食がないかを確認
- 問題があれば、配線を修理または交換
どのような手法でも共通して言えるのは、電気を扱う部品なので細心の注意が必要です。
テールランプが切れていると罰則の対象?
テールランプが切れた状態で走行すると、整備不良となり罰則が科されます。
テールランプが点灯していないと、夜間に後続車などへ存在を知らせられず、追突事故などの原因となるため危険です。
ここでは、テールランプに関する保安基準と罰則について解説します。
テールランプの保安基準について
テールランプの保安基準は、道路運送車両法の規定に基づく「道路運送車両の保安基準」第37条で定められています。
保安基準の主要な点は以下のとおりです。
- 夜間に後方300mの距離から点灯を確認できる
- 光源は5W以上で照明部の大きさが15c㎡以上
- 灯光の色は赤色
- 灯器が損傷したりレンズ面が汚損していたりしない
テールランプ切れは、左右どちらか一方でも整備不良と見なされます。
LEDテールランプでは、電球が「1球」切れているだけでも整備不良扱いとなるため注意してください。
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テールランプの整備不良で科される罰則
テールランプの整備不良が見つかれば罰則が科せられ、普通自動車の場合、以下のような点数減点・反則金があります。
- 反則点数:1点
- 反則金:7000円
テールランプの球切れや破損は自分では気づきにくく、警察に注意されるまでわからなかったという人もいるでしょう。
整備不良に気づくには、日ごろから定期的に点検をすることが大切です。
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テールランプの交換時期とは
テールランプはどれくらいで寿命がくるのでしょうか。
テールランプに使用しているのが白熱電球かLED電球かによってどれくらい持つかは変わります。
白熱電球の場合、約1,000〜2,000時間が目安です。
車やランプの使用頻度によっても変わりますが、普段から頻繁に使っているほど早い段階で球切れします。
なお、白熱電球は寿命がくると突然切れるのが特徴です。
一方で、LED電球の場合、電球の寿命はおよそ約50,000時間と白熱電球に比べて長いです。
車を購入してから次に乗り換えるまで、一度もランプ交換をせずに済む場合もあるでしょう。
また、LED電球は突然球切れするのではなく、徐々に光が弱くなっていきます。
白熱電球のようにあるタイミングで完全に切れるわけではないため、定期的にメンテナンスをして光量が弱くなっていないか確認するようにしましょう。
テールランプが切れているか確認する方法
ここではテールランプとブレーキランプの確認方法について紹介します。
テールランプの確認方法
テールランプはヘッドライトのオン・オフと連動しています。
ヘッドライトをオンにしてテールランプを点灯させた状態で車から降り、車体後方を直接見に行くことで簡単に確認ができます。
テールランプと一緒に確認しておきたいのが、ブレーキランプの状態です。
テールランプが問題なくてもブレーキランプが切れていると整備不良となるため、できるだけ一緒に確認しておくことをおすすめします。
ブレーキランプの確認方法
ブレーキランプの確認は、ブレーキペダルを踏んだ状態で行わなければならないので工夫が必要です。
テールランプ・ブレーキランプを確認する方法は、車の後方へ移動してくれる知人に協力してもらうことです。
自分は車のなかでヘッドライトをオンにしてテールランプを点灯させ、さらにブレーキペダルを踏んでブレーキランプも点灯させます。
このとき知人にランプを見てもらえば、テールランプ・ブレーキランプを同時に確認できます。
ガラスへの反射を利用する
大きなガラスであればランプを反射させやすいため点灯状態の確認に便利です。
ガラスに向けて後ろ向きで駐車してランプをガラスに反射させれば、ひとりでもテールランプとブレーキランプの確認ができます。
スマートフォンで動画を撮る
自分ひとりで正確にランプの状態を確認できる方法が、スマートフォンで動画撮影する方法です。
手順としては、まず車体後方にスタンドなどを使ってスマートフォンを固定し、撮影ボタンをオンにします。
次に、録画が開始している状態で車に乗り込み、テールランプを点灯させると同時にブレーキペダルを踏んでブレーキランプを点灯させます。
最後に、スマートフォンの撮影を止めて動画を再生させて確認します。
このように、ひとりでも目視と変わらないほど正確にランプの状態を把握できます。
まとめ
本記事ではテールランプ交換方法やランプ切れに関する罰則、ランプの確認方法について解説しました。
テールランプは工具を使えば、簡単に取り外しできます。
車に詳しくない人でも、DIYでランプ交換をするのは決して難しい作業ではありません。
しかし、自信がなければ業者に依頼してもいいでしょう。
また、テールランプが切れた状態で走行すると罰則になるため日々の確認をしましょう。
日々の確認は、知人に確認してもらうことやガラス面を使用する、スマートフォンで動画撮影するなどの方法が挙げられます。
車を運転する際は、早い段階でテールランプ切れに気づけるように、日ごろから定期的な確認を行うようにしましょう。