新型クロスビーの高評価ポイントを項目ごとに徹底解説!

クロスビー(XBEE)はスズキが製造・販売を行っているコンパクトSUV自動車です。個性的なデザインや利便性の高さから、男性だけでなく女性からも高い人気を得ています。

本記事では、クロスビーの概要や5つの評価ポイントを紹介していきます。

関連記事:SUVのおすすめ人気ランキング!車種別おすすめポイントも解説!

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

スズキ「クロスビー」はコンパクトサイズのSUV

スズキが製造・販売しているクロスビーはコンパクトサイズのSUVです。ここでは、クロスビーがどのような車なのかを解説していきます。

新ジャンルのクロスオーバー

クロスビーはワゴンとSUVを融合させた新ジャンルの「小型クロスオーバーワゴン」として、スズキが2017年より発売を始めました。

個性的なデザインとワゴンのような広い車内空間に加え、SUVのようなオフロードに対する力強い走行性能も備わっており、街乗りからやアウトドア、レジャーなど幅広い場面で活躍できます。

クロスビーみにバナー

2022年のマイナーチェンジで何が変わったのか?

クロスビーは発売してから記事執筆日時点にいたるまで、大きなモデルチェンジはしていませんが、何度かマイナーチェンジを行っています。

2022年のマイナーチェンジで改良されたのは外装の一部と内装です。外装面ではフロントグリルのデザインが変わり、メッキが施されて豪華な仕様になり、切削タイプの16インチアルミホイールが全車に採用されました。

また、内装面ではUSBのソケットが一つ増えて便利になったほか、シートカラーが変更になるなどの改良が行われています。


また、クロスビーのHYBRID MVグレードには、フロントドアへプレミアムUV&IRカットガラスやIRカット機能付フロントガラスが追加されています。

ほかにも、ボディーカラーに「メロウディープレッドパール」と「ミネラルグレーメタリック」が採用された点も2022年改良の大きなポイントです。

評価ポイント1.コンパクトSUV

1つ目の評価ポイントはコンパクトSUVの利便性の高さです。ここでは、どのようなポイントが評価できるのか解説していきます。

程よい大きさが魅力のクロスビー

スポーツ用多目的車として知られるSUVはアウトドアシーンや日常にも使用できる便利な車ですが、多目的に使うため大きなサイズの車が多いという特徴があります。
一方、クロスビーは全長3,760mm、全幅1,670mm、全高1,705mmとコンパクトサイズのため、運転のしやすさが特徴のSUVです。

クロスビーのデザインコンセプト

クロスビーのデザインコンセプトは「一緒に毎日の楽しさを広げていきたくなる愛すべき相棒
力強い表情もありながら、ヘッドライトやボディの角など、丸めのシルエットが愛らしいです。

また、クロスビーはカラーバリエーションが豊富で、SUVの中では少し珍しいポップな色味がラインアップされているのも面白い点です。

評価ポイント2.内装は広くて便利

2つめの評価ポイントはクロスビーの内装です。詳細について解説します。

広々とした車内空間

クロスビーはコンパクトSUVでありながらワゴンのような広い車内空間が確保されています。
外観はコンパクトですが、室内長が2,175mm、室内幅が1,355mmとゆったりした車内空間を確保しているため、大人5人が乗車しても窮屈さを感じにくい広々とした空間です。

便利な荷室空間

クロスビーの荷室空間は、荷室開口高800mm、荷室開口幅(最大)1100mm、荷室床面長(5名乗車時:最大)525mm、荷室幅(5名乗車時:最大)1305mmが確保されています。
また、シートアレンジによって荷室空間を変化させることができます。

例えば、後部座席を倒すと荷室床面長1165mmまで確保することができ、荷物が多いとき・大きな荷物があるときなどに収納しやすくて便利です。ほかにも、荷室空間の下にラゲッジアンダーボックスといわれる収納スペースがあり、ラゲッジボードを外すことで荷室高を確保することもできます。

また、荷室空間の表面は防汚タイプで汚れをふき取りやすい素材になっていたり、ラゲッジアンダーボックスは水洗いが可能など、メンテナンス性にも優れた荷室空間です。

評価ポイント3.安全性能も充実

安全性能は車を選ぶ際に大きなポイントとなる要素です。ここでは、クロスビーの安全性能の装備について解説していきます。

クロスビーには事故を未然に防ぐ予防安全技術の「スズキ セーフティ サポート」が搭載されています。

たとえば、55km/h以上で走行中に急ブレーキを検知すると、ハザードランプが自動で高速点滅する「エマージェンシーストップシグナル」や、坂道発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに足を踏みかえるときに一時的にブレーキが作動する「ヒルホールドコントロール」、センサーにより走りを監視し、必要に応じてブレーキやアクセルを制御する「車両走行安定補助システム」がクロスビー全車に標準装備されています。

また、走行時に車線をはみ出さないための車線逸脱警報機能やアダプティブクルーズコントロール(ACC)を多くのグレードで採用しているなど安全性能が充実したモデルといえます。

クロスビースクエアのポチモバナー

評価ポイント4.高い走行性能

クロスビーはコンパクトサイズのSUVです。そのため、SUVに求められる走破性の高さにも注目したいところです。SUVに欠かせない走破性の高さをクロスビーがどの程度持っているかを解説していきます。

走破性の高さ

クロスビーは最低地上高が180mm確保されているため、林道や雪道などでも走行できる走破性の高さを持っています。

また、クロスビーには走行モード切り替え機能があり、一般的なスポーツモードに加えてスノーモードが搭載されています。スノーモードでは、必要以上のエンジントルクを抑制し、タイヤの空転を抑えることで、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進・加速をサポートしてくれます。

また、ぬかるんだ道での発進をサポートするグリップコントロールという機能も搭載されており、タイヤの空転が発生した車輪のブレーキ制御を早めに強くすることで、ぬかるみや滑りやすい路面での発進をサポートしてくれます。

上記のように、アウトドアシーンを想定したSUVらしい走破性の高さを兼ね備えています。

安定感のある走り

クロスビーは軽量と剛性のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、車高の高さを確保しながらも剛性を高め、揺れの少ない安定感がある走りを実現しています。

また、それにあわせたサスペンションを採用し、高剛性化と軽量化を両立させています。大径タイヤを採用して十分な最低地上高を確保しながらも、乗り心地を損なうことなく優れた操縦安定性が確保されています。

評価ポイント5.高い環境性能

近年、ガソリンの価格が高くなり、環境への配慮が求められる社会になっているため、車選びにおいて環境性能や燃費は重要な項目となっています。ここでは、クロスビーの環境性能について解説していきます。

クロスビーはモーター機能付発電機(ISG)により、減速時のエネルギーを利用して発電を行い、バッテリーに充電します。そして、加速時に充電した電力を活かし、モーターでエンジンを補助するマイルドハイブリッド搭載により燃費の向上を実現しました。

また、アイドリングストップシステムを搭載しており、停車前の減速時にブレーキペダルを踏んで車速が約9km/h以下になるとエンジンが自動に停止し、排気ガスを抑えます。

クロスビーのポチモバナー

まとめ

スズキが製造・販売を行っているクロスビーはワゴンとSUVを融合させた新ジャンルの「小型クロスオーバーワゴン」といわれ、ワゴンらしい車内空間や荷室空間、SUVらしい安定感のある走りや走破性を兼ね備えた車です。

独特なデザインやコンパクトな車格により男性からも女性からも高い人気を得ています。また、マイルドハイブリッドを搭載しているため、パワフルな走りと低燃費を両立させた車として魅力がたくさんあります。

小型のコンパクトSUVの購入を検討されている人は、ぜひクロスビーをご検討ください。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。