ゼブラゾーンの意味とは?ZeebraとZORNについても解説
右折レーンのあるような交差点で、右折レーンの開始前によく見かけるしましまの所を「ゼブラゾーン」といいます。
名前も知らない上に、踏んでいいのかどうかよくわからないまま右折レーンに行くために仕方なくラインを踏んでいる方も多くいらっしゃることと思います。
今回は、その「ゼブラゾーン」について解説しますので、踏んでいいのか踏んではいけないのか、的確なアンサーを返したいと思います。
また「ゼブラゾーン」と聞いてZeebraとZORNのことを思い出した方も多くいらっしゃると思いますので、ZeebraとZORNの踏んだライムも一部紹介します。
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INDEX
ゼブラゾーンは踏んでも罰則はない
ゼブラゾーンとは、正式名称を「導流帯」と言い、行く先の右折レーンや左折レーンなどを曲がる車を誘導するために設けられています。
ゼブラゾーンはあくまで、車両の通行を誘導するためにあるものです。
道路交通法ではゼブラゾーンに入ることは禁止されておらず、ゼブラゾーンを走行したからといって罰則もありません。
したがって、ゼブラゾーンを踏んでも深刻な問題にはなりません。
ただしかし、ここを走行することはあまりおすすめできません。
あくまで走行を誘導するためのものであり、多くの車の走行を想定している訳ではないため、事故の危険性が高いからです。
ゼブラゾーンを通行する際には、直進レーンからゼブラゾーン、右左折レーンに入ってくる車との事故に気を付けなければいけません。
多くの車両が走行する道路ではこういうタイプの「導流帯」のような曖昧な表示・標識はいくつか存在しますが、高級ないい車がやたらと接近してきた時などに安全かつ柔軟に対応するためには仕方のないことかもしれません。
Zeebraとは
Zeebraは、1971年生まれのラッパーで、1993年にK DUB SHINE、DJ OASISとともに「キングギドラ」というユニットを結成しました。
途中でキングギドラでの活動が停止した期間もありましたが、個人での活動は続けており、Dragon Ashの「Greatful Days」という楽曲に参加するなどしています。
2002年にはキングギドラを再結成し、「最終兵器」というアルバムをリリースしています。
個人的には「平成維新」が好きですが、「UNSTOPPABLE」が最も人気のようで「THE FIRST TAKE」での披露も「UNSTOPPABLE」でした。
20年前の楽曲ですが、社会風刺的なリリックが多いので、今でも考えさせられる所があります。
「最終兵器」の中の「公開処刑」という楽曲では1バース目で、前述したDragon AshのKJを自身のパクりだとディスり、2バース目で当時ポップカルチャー寄りになっていたヒップホップシーンに一石を投じ、物議を醸しました。
KJ自身はZeebraへのリスペクトが出過ぎただけであり、現在は和解していますが、当時は確実に売れるであろうアルバムに名指しでディスるような楽曲を出したことに衝撃を与え、それがきっかけでラッパーになった方々もいらっしゃいます。
2007年には、「X-TRAIL JAM IN 東京ドーム」のテーマソング「Not your Boyfriend」をリリースしています。
2012年には高校生RAP選手権の審査員もつとめ、2015年にはフリースタイルダンジョンのメインMCを務めるなど、昨今のヒップホップシーンにも影響を与え続けています。
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ZORNとは
ZORNは1989年生まれのラッパーで、UMBベスト4、B-BOY PARK(U-20)準優勝、THE 罵倒3連覇など、若いうちからMCバトルで多くの実績を残しています。
フリースタイルでの実力もさることながら、志人の「降神」に影響を受けたという固い韻を多用した楽曲が多く出されました。
「禁断の惑星」に関しては、現在もMCバトルのビートに採用されることも多く、リリース後10年ほどしか経っていないにも関わらずいわば「クラシック」のような扱いをされています。また、フランス映画「ファンタスティック・プラネット」を元ネタにしたMVが話題となりました。
同世代にCreepy NutsのR-指定がいることや、武道館ライブで50人の友人をステージに上げたことで出禁になるなどのことからメジャーシーンでの知名度はそこまで高くはないですが、凱旋MC BATTLEでレゲエ界の超注目アーティストRAY相手にT-Pablowが放った「俺に勝ちたきゃ呼んでこいよRとかZORN」から、ヒップホップシーンではR-指定並に注目されていることがわかります。
影響を与えた志人といえば、「狐の嫁入り」や「禁断の惑星(TABOO 1 feat.志人)」も有名です。
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ZeebraがサンプリングしたZORNのRep
Zeebraが、「BATTLE SUMMIT」という大会でAuthority相手に放った「街を歌い地元をRep 51でも火を起こせる」はZORNの「Rep」という楽曲のサンプリングで、話題となりました。
この試合ではAuthorityが勝ちそのまま優勝するというドラマが誕生しています。
ZeebraとZORNは20歳ぐらい離れていますし、Zeebraならセルフサンプリングだけで勝てそうな気がしますが、あえてZORNのサンプリングをしたことからリスペクトが感じられます。
まとめ
ゼブラゾーンは、入ったところで特に罰則はありません。
しかし、交通の円滑化のために設置されているものなので、避けるように心がけが大事です。
ドライビングのタイミングとライミングが大事なのです。
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