アクアGRスポーツの概要やノーマルグレードとの違いについて徹底解説!

トヨタは、モータースポーツで培った技術を盛り込んだスポーツカーブランドであるGRシリーズを展開しています。

GRシリーズは、トヨタの人気車や新型車をベースとして作られており、テストドライバーがシートやハンドルなど細部まで調整を行っています。

アクアGRスポーツは、そんなGRシリーズの一つです。

この記事では、アクアGRスポーツの概要や、ノーマルグレードとの違いを解説します。

アクアGRスポーツの購入を検討している人は参考にしてください。

関連記事:トヨタのスポーツカー GR一覧!11車種全てのグレードと価格を紹介!

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

アクアGRスポーツの概要

アクアGRスポーツは、アクアをベースに作られたGRシリーズの車です。

ここでは、アクアとアクアGRスポーツの概要をご紹介します。

アクアバナー3

アクアの概要

アクアは、トヨタが製造・販売している、燃費性能の高さが魅力のコンパクトなハイブリッドカーです。

カタログ燃費はWLTCモードで29.3~35.8㎞/Lを実現しています。

2011年に初代が発売され、マイナーチェンジを繰り返し、2021年にフルモデルチェンジされました。

現行のアクアは、2022年にマイナーチェンジされたものです。

マイナーチェンジごとに展開するグレードも変化していき、現在は「B」「X」「G」「Z」「GRスポーツ」の5つのグレードが展開されています。

フォルムは丸みがあり、やさしく親しみのある印象に仕上げられたアクアの最小回転半径は4.9m~5.3mと小さく、小回りが利きます。

狭い道が多い日本においても運転しやすい車です。

また、カラーバリエーションも豊富で、モノトーン11色と、ルーフをブラックに塗り分けたツートン6色の計17色から選べます。

自分好みの色を見つけやすいでしょう。

アクアは、燃費のよさや運転のしやすさを両立した車を求める人にぴったりな車といえます。

アクアGRスポーツの概要

アクアGRスポーツは、トヨタのレーシングチームであるGAZOORacingがモータースポーツで培った技術を盛り込んで開発しているGRシリーズの一つです。

GAZOORacingのテストドライバーが構造、操作性、乗り心地などをチェックし、細かくチューニングして仕上げています。

市街地から高速道路まで意のままに操れる車を目指して開発されており、走行性能の高さが魅力です。

GRシリーズには、アクアのほかにヤリスやC-HR、ランドクルーザーなどをベースとしたGRスポーツがラインアップされています。

アクアGRスポーツの歴史は、2013年にラインアップに追加された先代にあたる「G’s」から始まっています。

G’s専用のパーツやシート表皮を採用し、アクアのGグレードをベースとしつつも、ほかのグレードとは外観も内装も異なる「G “G’s”」という立ち位置で発売されていました。

2017年のマイナーチェンジに伴いG’sは廃止され、G’sをさらに発展させた新たなスポーツブランドとしてアクアGRスポーツが発表されます。

その後、2022年の一部改良に伴い、現行のアクアGRスポーツ2代目がグレードに加えられています。

トヨタアクアバナー

ノーマルグレードとの違い

アクアGRスポーツは、アクアをベースに作られたGRシリーズの車です。

アクアGRスポーツはノーマルグレードと異なる点がいくつかあり、GRシリーズならではの特徴があります。

ここでは、アクアGRスポーツとノーマルグレードは具体的にどのような点が異なるのか、違いを4つご紹介します。

スポーティな外観

アクアGRスポーツの外観は、ノーマルグレードに比べてスポーティな印象に仕上げられています。

GR専用のフロントバンパーを採用しており、ラジエーターグリルには六角形のデザインが特徴的です。

また、タイヤのサイズも異なり、ノーマルグレードでは15インチ、アクアGRスポーツでは17インチのタイヤが採用されています。

また、タイヤのサイズが大きいだけでなく、GR専用のアルミホイールと赤く塗装されたブレーキキャリパーを採用している点からも、一目でGRスポーツかノーマルグレードかを判断できるでしょう。

スポーツカーのような車内空間

アクアGRスポーツの内装にも、GRならではのデザインが採用されており、ノーマルグレードと異なる点が多数あります。

シートにはGRのロゴつきの専用スポーツシートを採用しており、体をしっかりサポートすることが可能です。

さらに、GRのロゴがついたステアリングホイールやアルミペダルも採用しています。

乗っただけでワクワクするような専用デザインに仕上げられているのが魅力です。

アクアバナー2

燃費性能

アクアGRスポーツの燃費は、ノーマルグレードを下回っています。

しかし、ほかのガソリン車と比較しても燃費性能は高く、アクアの圧倒的な燃費性能を損なってはいません。

高い燃費性能に加えて走行性能も高いため、アクアGRスポーツなら走行性能と燃費性能の両立が可能でしょう。

アクアのグレードごとの燃費性能は以下の通りです。

グレード(2WD)燃費(WLTCモード)
B35.8km/L
X34.6km/L
G33.6km/L
Z33.6km/L
GR SPORT29.3km/L
※参考元:アクア|主要諸元表


車体価格は、アクアGRスポーツの方がノーマルグレードよりも高く設定されています。
グレードごとの価格は以下の通りです。

グレード(2WD)車両価格(税込)
B1,997,000円
X2,107,000円
G2,230,000円
Z2,400,000円
GR SPORT2,595,000円
※参考元:トヨタ公式サイト|アクア価格・グレード

アクアGRスポーツはこんな人におすすめ

アクアGRスポーツは、スポーティな外観に加え、走行性能の高さや燃費性能のよさが魅力の車です。

ここでは、アクアGRスポーツはどのような人におすすめなのかを3つご紹介します。

走りのいいコンパクトカーを求めている人

アクアGRスポーツは、コンパクトカーながら高い走行性能を誇る車です。

走行性能にはこだわりたいが、小回りの利くコンパクトなサイズも重視したい人におすすめの車といえます。

アクアGRスポーツの最小回転半径は5.3mで、狭い道も運転しやすいのが魅力です。

アクアのコンパクトで運転しやすい特徴に加えて、思いのままに走れる走行性能がプラスされています。

スタイリッシュなデザインが好きな人

アクアGRスポーツは、アクアの丸くて可愛らしさも感じられるデザインとは異なり、スポーティでスタイリッシュなデザインに仕上げられています。

そのため、コンパクトカーでもスタイリッシュさやかっこよさには妥協したくない人におすすめの車です。

スポーティな印象を与えつつも、悪目立ちせず街中にもなじみやすいデザインであるため、通勤や買い物など日常使いしても違和感がありません。

燃費のよさと走りの楽しさを両立したい人

アクアGRスポーツは、アクアよりも燃費性能が劣るものの、WLTCモードのカタログ燃費は29.3km/Lを実現しており、ほかのガソリン車と比べても燃費性能が高い車です。

さらに、ダイレクトなフィーリングと乗り心地のよさで走りの楽しさも感じられます。

燃費がよく、運転も楽しめるため、遠出するのにもぴったりの車だといえるでしょう。

まとめ

アクアGRスポーツは、アクアをベースに作られたGRシリーズの車です。

スポーティな外観に加え、燃費のよさや走行性能の高さを実現しています。

GR専用のパーツを用いて外観・内装ともにスポーティな印象に仕上げられています。

走行性能と運転しやすいコンパクトなサイズ感を両立したい人や、燃費のよさと走りの楽しさを両立したい人におすすめの車です。

意のままに操れるスポーティな走りを実現しつつも、街中になじみやすいデザインで日常使いもしやすいのが魅力です。

アクアGRスポーツで、走りの楽しさを感じましょう。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。