シエンタの人気グレードやカラーを紹介!他社の人気車との比較あり
人気車種であるトヨタ シエンタ。シエンタにはさまざまなグレードが用意されており、購入を検討している方の中にはなにが自分にあったものかわからないという方もいるのではないでしょうか。
また、シエンタとよく比較されるのがホンダ フリードです。比較されるのにはなにか理由があるはずでしょう。
「シエンタの人気グレードが知りたい。」
「ライバルのホンダ フリードと比べてどちらがよいのか?」
今回はシエンタの購入を考える際、数あるグレードのうちどれを選べば良い選択になるのかを判断するために使えそうな情報を解説していきます。
シエンタの人気グレードや人気カラーなどを紹介し、フリードとの特徴や性能を比較していきますので購入を検討している方はぜひご覧ください。
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INDEX
シエンタとはどのような車なのか?

シエンタは2003年の誕生以来、扱いやすい5ナンバーサイズの車としてファミリー層から根強い人気のあるコンパクトミニバンです。
2022年8月にはフルモデルチェンジが行われ、3代目シエンタとして新たに生まれ変わりました。
新型シエンタでベースとなるグレードはX・G・Zの3種類で、それぞれ5人乗りと7人乗りがあります。
なお、X・G・Zのグレードはガソリン車・ハイブリッド車とも共通です。
さらに、ハイブリッド車にはグレードごとに2WDとE-Four(電気式4WDシステム)、2種類の駆動方式がラインアップされています。
また、価格帯についてはエントリーモデルの「X 2WD(5人乗り)」が1,950,000円(税込み)、最上位モデルである「HYBRID Z E-Four(7人乗り) 」が3,108,000円(税込み)です。
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シエンタの人気グレードはどれ?

ここでは、グレードのラインアップが豊富なシエンタにおいて、特に人気のある以下の3モデルを紹介します。
- X 2WD(5人乗り)
- HYBRID Z E-Four(7人乗り)
- HYBRID X 2WD(5人乗り)
3つはそれぞれ、シエンタのエントリーモデル、最上位モデル、燃費性能が最高のモデルとなっています。
① エントリーモデル「X 2WD(5人乗り)」
シエンタのラインアップの中で最も手頃な価格で設定されているグレードが5人乗りのガソリン車である「X(2WD)」です。
このグレードをベースにして必要なオプションだけを選べば、費用の節約にもなるでしょう。
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ X(5人乗り) |
ボディタイプ | ワゴン |
ドア数 | 5 |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,695mm |
車両重量 | 1,270kg |
総排気量 | 1,490cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 40L |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機) |
※紹介グレードは「 X 2WD(5人乗り)」
② 最上位モデルの「HYBRID Z E-Four(7人乗り)」
シエンタの最上位モデルは、ハイブリッド車で7人乗りの「HYBRID Z E-Four」です。
上位グレード「Z」には、ハンズフリーデュアルパワースライドドアが標準装備されています。
この機能によって、スマートキーを持っていればスライドドアの下側に足先を入れることで自動的にドアを開閉することができます。お子さまを抱いている場合や荷物で両手がふさがっている場合でも、スライドドアを開閉できるため、ストレスなく安全に乗り降りすることができます。
【シエンタ HYBRID Z E-Four(7人乗り)】のスペック表
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ HYBRID Z(7人乗り) |
ボディタイプ | ワゴン |
ドア数 | 5 |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,715mm |
車両重量 | 1,420kg |
総排気量 | 1,490cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 40L |
駆動方式 | E-Four(電気式4輪駆動方式) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
※紹介グレードは「HYBRID Z E-Four(7人乗り)」
③ 燃費性能が高い「HYBRID X 2WD(5人乗り)」
シエンタのラインアップの中で、最も燃費性能が高いのが5人乗りのハイブリッド車「HYBRID X 2WD(5人乗り)」です。
このグレードにおける燃費はWLTCモードで28.8㎞/Lとなっており、最も高い数値となっています。維持費を抑えるため、燃費性能を重視する人におすすめのグレードです。
【シエンタ HYBRID X 2WD(5人乗り)】のスペック表
メーカー | トヨタ |
車名 | シエンタ HYBRID X(5人乗り) |
ボディタイプ | ワゴン |
ドア数 | 5 |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,695mm |
車両重量 | 1,330kg |
総排気量 | 1,490cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク | 40 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
※紹介グレードは「HYBRID X 2WD(5人乗り)」
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シエンタの人気カラーはどれ?

シエンタは2022年8月のフルモデルチェンジで新色が追加され、合計で9色の展開となっています。
全体としてファミリーカーらしく優しめなトーンが目立ちますが、シャープなテイストのカラーもあります。
ここでは、特に人気のある3色を紹介していきます。
選びやすいホワイトパールクリスタルシャイン

定番のホワイトは、年齢を問わず長く乗っても飽きがこないため人気のカラーです。
口コミではパール系ホワイトであるためオシャレに見えるという意見がある一方、商用車のように見えるという意見もありました。
実物を確認してみてどう思うかは個人の好みによりますので、実際に見てみるのが一番良いでしょう。
カラーコードが「070」のホワイトパールクリスタルシャインは、シエンタ以外ではアルファードなどにも用いられています。
シャープで高級感溢れるブラック

ブラックのシエンタは洗練された印象が特徴で、他のカラーとは趣が異なります。
ファミリーカーというニュアンスが強いシエンタですが、ブラックを身にまとったシエンタはスタイリッシュなイメージも加わります。
ホワイト同様、アルファードなどにも使われているカラーコード「202」のブラックが使用されています。
ブラックやホワイトは、リセールバリューが高いという利点があります。
つまり、将来的に中古車として売りに出すときに高値で取引されやすいため、将来的なことを考慮する上では重視しておきたいポイントとなります。
新色のアーバンカーキ

今回のフルモデルチェンジで採用されたのが、カラーコード「6X3」のアーバンカーキです。
公式Webサイトでも多くアピールされており、新型シエンタの顔ともいえるカラーです。他ではあまり見かけないボディカラーであるため、シエンタらしさを感じたい人におすすめします。
関連記事:シエンタの燃費はどうなのか?カタログ燃費や実燃費を紹介
人気のライバル車と比較する

ホンダ フリードは、グレードによってはシエンタと同じくコンパクトなボディに3列目シートまで備えており、利便性が高い人気の車です。
ここではボディサイズ、3列目シートの収納方法、価格帯などについて、両者にどのような違いがあるのか解説します。
シエンタには5人乗りと7人乗り、フリードには6人乗りと7人乗りがあります。
ここでは、7人乗りのガソリン車(2WD)におけるエントリーモデル同士を比較します。
車名 グレード | シエンタ X | フリード G |
---|---|---|
全長 | 4,260mm | 4,265mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,695mm | 1,710mm |
ホイールベース (前後ホイールの 中心から中心 までの長さ) | 2,750mm | 2,740mm |
車両重量 | 1,290kg | 1,360kg |
荷室容量 | 177L ※3列目使用時 | 記載なし |
乗車定員 | 7名 | 7名 |
トヨタ|ラゲージスペース(含 デッキアンダースペース)の容量・⼨法
ホンダ|フリード主要諸元
5ナンバーサイズのコンパクトなボディが売りのシエンタとフリードですが、ボディサイズに大きな差はありません。どちらの車もコンパクトで、運転が苦手な人でもハンドル操作がしやすい車と言えます。
両者の大きな違いとして、3列目シートの格納方法が挙げられます。
シエンタでは3列目シートを2列目シートの下に格納する方式となっているのに対し、フリードの3列目シートは左右への跳ね上げ方式です。
また、価格帯はシエンタもフリードもおよそ200万円〜300万円となっており、両者の差としては軽微な範囲のものとなります。
関連記事:シエンタとフリードを徹底比較!それぞれの違いや選び方を紹介
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シエンタはこんな人におすすめ

なるべく家計に優しいコンパクトミニバンが欲しい人には、シエンタをおすすめします。
シエンタのエントリーモデルは200万円を切る価格であり、シエンタとフリードのエントリーモデル同士を比較した場合、シエンタのほうが実に30万円以上も安い価格で設定されています。この浮いた30万円で、シエンタのグレードを1つ上げることも可能です。
なお、シエンタのXグレードとGグレードの大きな違いのひとつが、パワースライドドアの設定です。
Xグレードでは助手席側のみ、Gグレードでは両側にパワースライドドアが装備されます。
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まとめ

この記事では、シエンタの人気グレードやカラーを紹介しつつ、フリードとの特徴や性能を比較してきました。
人気グレードや人気カラーを紹介しましたが、最終的にはご自身の好みや用途に合わせて選ぶことがベストです。
また、シエンタはエントリーモデルが200万円を切る価格であり、燃費性能も高いため、家計に優しい車です。
さらに、コンパクトミニバンながら最大7人まで乗車できるモデルも用意されており、スライドドアなどの機能も備えているため、ファミリーカーとしても人気があります。
シエンタの購入を考えている人は、今回解説した内容を参考にご検討ください。