車のミラーの修理はどこに依頼する?価格は?費用は?

ドアミラーを破損した場合、修理の依頼先をどこにすべきか迷うことがあるでしょう。
この記事では、修理の依頼先や費用、保険適用の有無などについて詳しく解説します。

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ドアミラーを修理するか交換するかを確認

車のミラー修理をするかどうか

まずは、修理と交換のどちらを選ぶべきか確認するための判断基準について解説します。

修理が必要な場合

ミラーが破損した場合や、カバーだけが損傷した場合には修理で対応できます。

また、壁などの障害物にカバーを擦り、傷がついたときは傷消し用のコンバウンドを使えば修理に出さなくても自分で対処できる可能性があるでしょう。

破損の度合いが大きくても、ミラーやカバーだけが壊れているのであれば、本体の交換は必要ありません。

ただし、カバーやミラーの在庫状況によっては取り寄せに時間がかかり、車を運転できない期間が長くなる場合があります。

本体の交換が必要な場合

ドアミラーを障害物にぶつけ、開閉ができなくなった場合は本体の交換が必要です。

ドアミラーを作動させているモーターに異常が生じているため、本体を交換しなければ元の状態には戻らないでしょう。

部品の在庫が揃っていれば即日の交換も可能ですが、在庫がない場合は取り寄せまでに時間がかかることがあります。

しばらく車を使えない可能性があるため、事前に交換完了までの期間を確認しておくと安心です。

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ドアミラーの修理を依頼できる場所

車の修理場所

ドアミラーの修理を依頼できる場所について紹介します。

ディーラー

ディーラーとは、メーカーと契約を結んだ正規販売店のことを表します。
車の販売のみならず、修理にも対応しているため、破損トラブルがあった際の強い味方になるでしょう。

メーカーの純正品のみを使い、保証期間内なら無料で修理・交換を行ってくれるのがディーラーの利点です。
正規販売店だからこそ車の性能や機能を熟知し、確かな技術力も備えているため、高い信頼性があります。

こうした理由により、最初からディーラーに修理を依頼するオーナーも少なくありません。

ただし、保証期間外で修理を依頼する場合、他店と比べて高額になりやすい点には気をつけてください

また、ディーラーの工場で対応できない作業は下請けに依頼しなければならないため、通常より長い期間を要する可能性もあります。

カー用品店

カー用品店とは、タイヤやエンジンオイル、カーナビをはじめとした車に関するアイテムを販売しているお店のことを指します。

カー用品の販売のみを行っている印象がありますが、修理に対応している場合もあるため、近くの店舗を確認してみてください。

保証対象外の修理の場合、ディーラーと比べてリーズナブルな価格に抑えられるのがカー用品店の良いところです。

また、大半のカー用品店には一定の価格設定があるため、部品以外の余計な項目が加算されることはなく、わかりやすい見積価格を提示してくれます。

ただし、在籍しているスタッフによって技術に差がある点には注意が必要です。
大掛かりな修理や交換作業だと断られることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

整備工場

車の整備工場に修理を依頼するのも1つの方法です。
塗装や板金などの大掛かりな作業から軽微な修理まで、幅広く対応しています。

ディーラーに修理を依頼すると、ディーラーを経由して工場に修理を発注することになるため、中間マージンが発生する場合がありますが、直接工場に依頼すれば中間コストの削減が可能です。

また、純正品に縛られない分、さまざまなメーカーから車に合致する部品を取り寄せることができ、修理費用の節約にも繋げられます。

ただし、純正品以外の部品を使うと、それ以後に修理が必要になった場合、ディーラーの保証を受けられない可能性があるでしょう。

純正品以外でも問題ないか、保証内容をしっかり確認する必要があります。

関連記事:中古車が故障した場合に修理はどこに持っていく?よくある故障もあわせて紹介します!

ドアミラーの修理にかかる費用と期間

車の修理費用と日数

修理にかかる費用と期間は、破損の度合いによって異なります。
ここでは、ケース別の目安について紹介します。

カバーに傷がついた場合

修理で対応できる傷であれば、1万円ほどで修理が可能です。
修理期間は半日~2日程度で、当日に修理が完了するケースも少なくありません。

かすり傷レベルであればカー用品店でコンバウンドを購入し、自分で傷を消すこともできます。

ただし、深い傷がついた場合はカバーの交換が必要です。

カバーを取り外す際の難易度や工具によっても変動しますが、大きな費用はかからず、1万円以内で対応できる場合がほとんどです。修理期間も半日~2日ほどで済みます。

カバーが割れた場合

障害物にドアミラーがぶつかると、傷だけではおさまらず、カバーが割れてしまうことがあります。

カバーが割れるほどの衝撃が加わると、ドアミラーの開閉に使うモーターも破損している可能性があるため、まずはドアミラーが動くか否か確認してください。

問題なく動くのであれば、カバーの交換で対処できます。

カバーの交換のみで済むのであれば、1万円以内の費用で抑えられるでしょう。
修理期間も長くはかからず、半日~2日ほどで元の状態に戻ります。

ミラーが割れた場合

ミラーが割れた場合は、カバーが割れたケースと同様にミラーごと交換する必要があります。
ミラーの交換費用は1,500円ほどで、修理期間は半日〜日が目安です。

修理の依頼先にミラーの在庫が残っているのであれば、当日中に対応してくれます。

安価な交換費用で済み、修理期間も長くはかからないため、車の安全性を確保するためにもミラーが割れた際はできるだけ早く修理に出しておきましょう。

ドアミラーが動かない場合

ドアミラーに大きな衝撃が加わると、カバーやモーターのみならず、電子回路にトラブルが生じることがあります。
開閉ができなくなったり、動きが鈍くなったりしているのであれば、ドアミラー自体を交換しなければなりません。

ドアミラーのユニットに高額な費用はかからないため、相場は1万円ほどが目安です。

修理にかかる工賃を加えても、合計2~3万円ほどで済むでしょう。
修理にかかる期間は、半日~2日ほどです。

関連記事:車の傷は消える?修理方法の注意点・修理時の費用について解説!

ドアミラーはの修理に保険は適用できる?

車の修理に保険適用するか否か

ドアミラーの修理には、車両保険を使える場合があります。

車両保険とは、自損事故や当て逃げ、イタズラ、他車との衝突などで自分の車が損傷した際に使える保険のことを指し、無免許や飲酒運転が事故原因である場合は適用されません。

また、車両保険を使うと等級が変わり、保険料が上がるリスクがあります。
保険料は等級によって決まり、無事故で等級が上がれば保険料も安くなるのが一般的です。

一方で、修理のために保険を使うと等級が上がり、保険料も高くなります

ドアミラーの修理に高額な費用がかかることはあまりないため、月々にかかる保険料が高くなることを考えると、保険を適用すべきか否かは慎重に判断する必要があるでしょう。

関連記事:車の任意保険に入らないリスクとは?加入するメリットについても解説

まとめ

ドアミラーを破損した場合の修理の依頼先は、ディーラーやカー用品店、整備工場といった選択肢があります。

それぞれに利点と注意点があるため、総合的に考えたうえで決めましょう。

また、ドアミラーの修理・交換は1~3万円で行える場合が多く、期間も半日~2日が目安です。

保険を適用すると等級が上がって保険料が高くなる可能性があるため、慎重に考えたうえで対処方法を決めてください。

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カーナレッジ編集部

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