シビックの内装の特徴とは?グレードごとの内装の魅力について解説
シビックの購入を考えたとき、エクステリアや走行性能に重きを置く人が多いかもしれません。
しかし、内装の見た目や利便性についても考慮することが大切です。
そこで今回は人気の車、ホンダシビックの内装の魅力について解説します。
グレードごとの内装の違いについても詳しく紹介するため、シビックの購入を検討している人は参考にしてください。
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INDEX
シビックの概要
シビックはホンダが製造・販売している人気のセダンタイプの車です。
初代シビックは1972年に発売されました。
そこから50年以上に渡り、ホンダの人気車としての地位を確立しています。
初代シビックから7代目シビックまでは、5ナンバーサイズのコンパクトカーとして販売されていましたが、8代目以降のシビックは3ナンバーサイズに変更されています。
シビックは、高級感のある直線基調のスポーティーな外観が特徴的です。
フォルムを見ただけで、爽快に駆け抜けたくなる気持ちにさせてくれます。
街中を颯爽と走るシビックを目にした人は、そのスタイリッシュな見た目に思わず目を奪われるでしょう。
低く水平なウィンドウガラスは光を目一杯取り込むことができ、アクセルを踏めばドライバーの気持ちは解放感で満たされます。
シビックの内装の特徴
シビックの内装は、デザインと機能性が両立しており魅力的です。
ここでは、それぞれの内装の特徴について解説します。
開放的な車内空間
シビックの内装はブラックで統一されています。
そのため、車内空間が暗くなると心配する人がいるかもしれません。
しかし、シビックの直線基調のスポーティーなフォルムは、車内に太陽光を集められる設計になっています。
そのため、車内では開放感を感じられ、爽やかな朝の心地よさから夕暮れの壮大さまで、車内にいながら存分に味わえるでしょう。
上質な内装素材
シビックは、内装の素材にもこだわっています。
ステアリングホイール・セレクトレバーなど、細部まで高級感あふれる素材に囲まれることで、ドライブは至福の時間に変わります。
所有者の心は、シビックのオーナーという満足感で満たされるでしょう。
こだわり抜かれた快適性
シビックの運転席と助手席にはシートヒーターが装備されています。
温度は3段階で調整ができ、寒い日でも車内で快適に過ごせるでしょう。
また、静粛性にも優れたシビックは、後部座席でも快適な時間を過ごせます。
会話が弾むシビックで、家族や友人とのドライブを心の底から楽しめるでしょう。
静かな車内でドライバーは、ストレスなく運転できるため、シビックに乗ること自体が楽しみという人も多いでしょう。
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【グレード別】シビックの内装の魅力
シビックには「LX」「EX」「e:HEV」という3つのグレードがあります。
内装もグレードによって違う部分もあるため、ここからは各グレードにおける内装の魅力を紹介します。
シンプルかつカジュアルなLXグレード
ベースグレードのLXは、シンプルかつカジュアルな内装が特徴です。
ブラック基調の内装のコンビシートには、ファブリック素材が使用されています。
また、LXはベースグレードながら、本革巻ステアリングホイールが採用されていたり、運転席と助手席にシートヒーターが装備されていたりするなど、十分に高級感を感じられる内装になっています。
ほかのグレードに劣る点を挙げるとすれば、デジタルグラフィックメーターの大きさです。
ほかのグレードが10.2インチという大きさのところ、LXグレードは7インチと小さくなっています。
また、LXグレードには、一般的な8スピーカーが使用されています。
EXグレードとe:HEVグレードにはBOSEプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)が採用されていることから、音質にこだわりがある人は上位グレードを選択したほうがよいかもしれません。
上質感を感じられるEXグレード
EXグレードは、ブラック基調でありながら所々にレッドを配色することで、よりスポーティーさを感じられる内装になっています。
運転席には8ウェイパワーシート(スライド・リクライニング・ハイト前後に対応)が装備されており、高級感が演出されるウルトラスエードの素材が使われています。
本革巻セレクトレバーや本革巻ステアリングホイールにも、ワンポイントでレッドステッチが配色されており、より上質な雰囲気を演出しています。
またワイヤレス充電器もこのグレードから装備されるといった、使い勝手のよいグレードでもあります。
走りに夢中になれるe:HEVグレード
e:HEVグレードのインテリアカラーは、EXグレードと同様にブラック基調にレッドが配色されたものになっています。
エンジンの力とモーターの力を駆使して走行できるe:HEVグレードは、ほかのグレードとは内装も異なる特徴的な部分があります。
例えば、10.2インチのデジタルグラフィックメーターは、e:HEVグレード専用です。
加速時は、一般的なタコメーターのような表示がされる一方で、減速時はバッテリーへの回生状況がわかるような表示がされます。
またHonda CONNECTディスプレーでも、電気に関するパワーフローを確認できるため、現在の運転による平均燃費もこまめにチェックできるのです。
シビックの内装の収納について
ここでは、シビックの収納について解説します。
ラゲッジスペース
ラゲッジスペースは、分割可倒式の後部座席を折りたたむことで、自由自在な大きさに変化させられます。
ゴルフバッグやキャンプギアなど、大きな荷物であっても問題なく積み込めるでしょう。
ラゲッジスペース上部には横引きタイプのカーゴエリアカバーが装備されています。
このカバーを仕様することで荷物をきれいに隠せるため、車内空間をすっきりと見せることができます。
収納
ラゲッジスペース以外にも、シビックには細かな収納も多く装備されています。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 照明付グローブボックス
- リアセンターアームレスト(ドリンクホルダー付)
- LED照明付センターポケット
- ドリンクホルダー(フロント)
- ドアポケット(ボトルホルダー付)
- ポップアップ式アームレスト付コンソールボックス
シビックの運転席・助手席周りには、手の届く範囲に多くの収納スペースが用意されている点が魅力的です。
また後部座席にも、助手席シートバックポケットやボトルホルダー付ドアポケットといった収納も充実しています。
車に常備しておくべきものから旅先で購入した小物まで便利に収納できるため、ストレスなくドライブを楽しめるでしょう。
まとめ
今回はホンダの人気車、シビックについて紹介しました。
シビックはスポーティーな外観の魅力に目が行きがちですが、内装も魅力的な車です。
シビックには、LX、EX、e:HEVという3つのグレードが用意されていますが、ベースグレードのLXでも十分高級感のある仕様になっています。
とはいえ、開放感のある車内空間は実際に体験しないとわからない部分も大きいため、シビックに興味を持ったという人は、一度実車を見て試乗してみてください。
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画像出典:本田技研工業株式会社