カローラフィールダーは生産終了する?人気な理由について解説

SUVの人気に押されているステーションワゴンですが、トヨタで根強い人気を誇っているのがカローラフィールダーです。

多くのユーザーに愛されてきたカローラフィールダーの生産が終了するという噂は本当なのでしょうか。

そこでこの記事では、カローラフィールダーの魅力や生産終了の事実があるのかについて解説します。

長年人気を維持している理由や2022年に行われたマイナーチェンジの変更点についても解説しているので、参考にしてください。

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カローラフィールダーの概要

カローラフィールダーW×B
出典:トヨタ自動車株式会社

カローラフィールダーは、トヨタが製造・販売しているステーションワゴンタイプのモデルです。

2000年に販売を開始してから、2023年現在までに何度もモデルチェンジが行われています。

優れた走行性能とコストパフォーマンスの高さが魅力です。

車名の由来はカローラがラテン語で「花の冠」という意味で、フィールダーが「フィールド(野外)で遊ぶ人のための車」という造語です。

ハイブリッドモデルやスポーツモデルの登場により、幅広いユーザーから支持を集めています。

カローラフィールダーの基本スペックは以下の通りです。

メーカートヨタ
車名カローラフィールダー
ボディタイプステーションワゴン
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,400×1,695×1,475
車両重量(kg)1,170
総排気量(cc)1,496
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)36
駆動方式2WD
トランスミッション電気式無段変速機
カラー(全4種)スーパーホワイトⅡ
シルバーメタリック
ブラックマイカ
ダークブルーマイカメタリック
※参考元:トヨタ公式サイト│カローラフィールダー 
※参考元:カローラフィールダー│主要諸元表
※紹介グレード:EX ハイブリッド車 2WD

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カローラフィールダーは生産終了する?

2023年8月現在の時点で、カローラフィールダーの生産が終了するという発表はありません

生産終了するという記事が出回ったこともありますが、今後もカローラフィールダーの販売は問題なく継続されることが予想されます。

ステーションワゴンの市場規模が縮小しているなか、カローラフィールダーの販売が終了しないのは法人向けとしての需要が高いからです。

カローラフィールダーのような5ナンバーの車は3ナンバーの車よりも自動車税が安く済むため社用車として活用するケースが多くあります。

また、カローラフィールダーの車両価格が安いのも、社用車として需要が高い理由の一つです。

生産台数が安定しているため、同じスペックの車と比較して安い価格で販売することができます。

5ナンバーサイズの車を求める顧客に対応するため、今後もトヨタではカローラフィールダーの販売は継続していくでしょう。

カローラフィールダーが人気な理由

カローラフィールダーの人気が高い理由として挙げられるのは、主に次の3つです。

  • 利便性の高い車内空間
  • デザインがおしゃれ
  • 優れた走行性能

それぞれについて詳しく解説していきます。

利便性の高い車内空間

カローラフィールダーの人気が高い理由として、利便性の高い車内空間であることが挙げられます。

カローラフィーダーには、大容量のラゲッジスペースがあり、後部座席を倒すことで、自転車を積むことも可能です。

また、カローラフィールダーの車内空間は、大人5人が乗車しても余裕がある空間を実現しています。

デザインがおしゃれ

カローラフィールダーは、低重心を基調としたスポーティなデザインを採用しています。

カジュアルでスタイリッシュな雰囲気のデザインであるため、若い世代が乗っても違和感がないです。

内装デザインもブラックを基調としているため、落ち着いた雰囲気で高級感があります。

機能性が高いインテリアや室内装備が充実しているため、乗っている人は使い勝手のよさを感じることができるでしょう。
 

優れた走行性能

 
停車と発進の多い街中での運転でも低中速域でのトルクを確保しているため、優れた加速性能と燃費性能を実現しています。

2WDモデルの燃費消費率は17.2km/L、4WDモデルの燃費消費率は15.6km/Lです。低燃費の理由は高効率エンジンを搭載しているからです。

また、走行中のエンジンノイズはほとんど聞こえません。

静粛性にも優れているため、ドライブ中の会話や子供の眠りを妨げる心配もないでしょう。

2022年のマイナーチェンジによる変更点

カローラフィールダーは2022年8月22日にマイナーチェンジが行われています。

ここでは、マイナーチェンジによって変更された点について解説します。

ラゲッジスペースの容量拡大

マイナーチェンジによりリアアームレストが廃止され、荷室をフルフラットにさせることが可能となります。

これにより、ラゲッジスペースの容量がアップし利便性が向上しました。
ゴルフバックなら最大4つ積むことが可能です。

標準装備の改良

マイナーチェンジ後のカローラフィールダーには、新たに次の装備が追加されています。

  • ナノイーX
  • パーキングレバー横トレイ
  • タイプCのUSB端子
  • フードサイレンサー

マニュアルエアコンとしてナノイーXが標準装備されるのはトヨタでも初めてのことです。

ナノイーXには、ウイルスや菌を抑制する効果や脱臭効果が期待できます。
肌や髪にも優しい弱酸性の微粒子イオンです。

ボンネットの裏には遮音材のフードサイレンサーが追加されたため、走行時の静粛性がさらに向上しています。

スマートフォンが充電できるCタイプのUSB端子は、ビジネスシーンでも活躍すること間違いなしでしょう。

プロジェクター式LEDランプに変更

ヘッドランプはプロジェクター式ハロゲンランプでしたが、プロジェクター式LEDランプに変更されています。

プロジェクター式LEDランプは夜間走行時の視認性が高いです。
視認性の向上は事故防止にも役立つでしょう。

シートデザインの変更

シートデザインの変更に伴い、シート表皮が一新され座り心地がよくなりました。

運転していても疲れにくいシートであるため、長時間運転による身体の痛みを軽減できるでしょう。

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カローラフィールダーはこんな人におすすめ

実用性に優れているカローラフィールダーですが、どのような人におすすめなのでしょうか。

カローラフィールダーのラゲッジスペースはフルフラットな状態にすると最大872Lまで収納できるため、キャンプやアウトドアなどの趣味で荷物をたくさん積みたい人におすすめです。

室内の高さは1,200mmの広さがあるため、大人2人でも余裕で車中泊が楽しめます。

リヤシートを倒すことで、自転車やスキーボードなどの長尺の荷物も余裕で積むことが可能です。

ラゲッジスペースの床下収納や小物の収納スペースも充実しているため、工具や自動車用品をまとめて収納することができます。

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まとめ

トヨタが生産・販売しているカローラフィールダーは、社用車としての人気もあり、今のところ生産終了になる可能性は低いです。

また、カローラフィールダーには高い走行性能やデザイン性の高さといった魅力があるため、幅広いユーザーから根強い人気があります。

マイナーチェンジにより装備の充実や性能も向上しているため、カローラフィールダーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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