【発売間近】トヨタ新型クラウン・エステートのスペックを解説

トヨタは2022年7月15日に、16代目となる新型クラウンを発表しました。
今回発表されたデザインには従来の伝統的なセダンタイプを含む4つのボディタイプがあります。

新しく生まれ変わった新型クラウンのなかでも、エステートタイプはステーションワゴンのデザインにSUVを融合させたデザインで、人気のクロスオーバーやスポーツタイプともまた一味違った魅力があります。

今回は、新型クラウンのエステートタイプの特徴についてわかっている所や過去に販売されたクラウン・ステーションワゴンやクラウン・エステートについて紹介します。

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新型クラウンの概要

セダンのなかでも長年人気があるクラウンは、1955年に戦後初めての純国産車として登場し、主にタクシーで利用することをメインに本格的に乗用車として認知された車です。

新型クラウンのボディタイプには以下の4つのタイプがあります。

  • セダン
  • エステート
  • スポーツ
  • クロスオーバー

トヨタは2022年秋に第一弾として新型クラウンのクロスオーバータイプの発売を開始しました。

その後、2023年にクラウン・セダン、クラウン・スポーツの発売を開始し、残りはエステートのみとなりました。

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エステートタイプの特徴

トヨタでは、1999年から2007年までステーションワゴンタイプの「トヨタ クラウンエステート」が販売されていましたが、その後のSUVやクロスオーバータイプの車の流行に押され生産が終了しています。

1999クラウンエステート
1999年 クラウンエステート

一方で、トヨタの公式ホームページでは新型クラウンのエステートタイプの特徴として、「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なラージSUV」と紹介されています。

新型クラウン・エステートの特徴は、機能的なSUVの特徴である「フルフラットデッキ」です。
後部座席がフルフラットになるため、人を乗せるだけでなく、レジャー用品などを楽に乗せられます。

新型クラウンエステート

クラウンの新型であるクロスオーバーとスペックは似ているものの、あくまでクロスオーバーは独立したトランクがあるセダンタイプです。

新型クラウン・エステートは典型的なSUVであることから、今までのクラウンにはなかったタイプといえるでしょう。

ステーションワゴンとSUVを融合させたようなデザインはクラウンの新たな魅力となりそうです。

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クラウンエステート

新型クラウンのサイズはどれくらい?

HEVモデルとPHEVモデルが販売予定で、サイズは同じとなっています。

全長×全幅×全高(mm)4,930×1,880×1,620
ホイールベース(mm)2,850
タイヤサイズ(inch)21
定員5

新型クラウン エステートの走行性や安全性について

クラウンエステート

新型クラウンには2つのシステムがあります。ゆとりのある走行と快適な乗り心地を実現しています。

HEV

もはやトヨタのHEV車は信頼がおけるので言うまでもないですが、さらなる進化を遂げて来る可能性が高いです。

今までも、注目されていた車のフルモデルチェンジでは予想の上をついてきたトヨタだから十分に考えられます。

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PHEV

PHEVに関しては、以前は他社と同じレベルの印象でした。

その代わりに、MIRAIなどの他の燃料電池自動車の方で技術を進展させてきたイメージがありましたが、先日のプリウスPHEVの発表で、見事に巻き返しました。

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クラウン・エステートがおすすめの人はどんな人?

新型クラウンエステート

新型クラウンのエステートタイプは、どのようなライフスタイルや趣味を持った人におすすめなのでしょうか。

個性的なデザインを求めている人

近年の日本ではクロスオーバーやSUVの人気が続いており、車を持つほとんどの人が人気の車種を選んでいます。

しかし、なかには「他の人とできるだけかぶりたくない」「他の人とかぶりたくないけれど高性能な車がほしい」という人もいるでしょう。

このような個性的かつ機能性の高い車を探している人には新型クラウンのエステートタイプがおすすめです。

買い物や送迎など日常的な利用が多い人

ステーションワゴンは一定の積載量を確保している上に、車高が低いことから一般的なSUVやミニバン等よりも乗り降りがしやすく、比較的快適な走行が可能という特徴を持っています。

家族の通勤やお子さまの送迎、大量のまとめ買いなど、さまざまな状況で新型クラウンのエステートタイプは活躍できるでしょう。

ステーションワゴンとは

ステーションワゴンとは、車体が2BOX仕様で車高の低いワゴンのことをいいます。

3BOXタイプであるセダンのトランク部分を上に広げた形をイメージするとわかりやすいでしょう。
従来のワゴンタイプの利便性に加えて、セダンの高い走行性能も兼ね備えていることがステーションワゴンの特徴です。

ワゴンタイプの車は乗用車として設計されているものが多いため、商用車として利用されることが多いバンなどと比較すると積載量は少なくなりますが、一般的な生活における利用では支障はないといえるでしょう。

関連記事:ステーションワゴンのメリット・デメリット、注意点について解説

クラウン・ステーションワゴンは過去にあった?

「クラウン・ステーションワゴン」は、1988年9月にトヨタから発売された、歴史あるクラウンをベースに製造されたワゴン車です。

セダンとは違い、型式によっては8名も乗れるため、ファミリーカーとしての使用やレジャー使用に向いていました。

クラウン・ステーションワゴンとクラウン・エステートの違い

クラウンには、クラウン・ステーションワゴンと見た目が似ている「クラウン・エステート」という車種があります。

ここでは、クラウン・ステーションワゴンとクラウン・エステートの違いについて見ていきましょう。

クラウン・ステーションワゴンの特徴

クラウンステーションワゴン

クラウン・ステーションワゴンの特徴は、頑丈なフレーム付きシャシーを持つ歴代のクラウンをもとに、4ドアタイプのワゴンボディとなっているところです。

クラウンの高級さを残しながら、日常でも使いやすい内外装となっています。

また、1998年に発売されたモデルは、最大出力200馬力の「2491cc 直列6気筒DOHCエンジン」を搭載するなど、外装だけでなく駆動部分にもこだわりを感じられます。

クラウン・エステートの概要

クラウンステーションワゴン (1)

クラウン・エステートは、モデルチェンジのためにクラウン・ステーションワゴンを改名した車です。

11代目クラウンを土台に、セダンと同じくロイヤルとアスリートの2タイプを発売しました。

1998年に発売された最後のクラウン・ステーションワゴンから約1年しか経っていないにもかかわらず、世界で初めて電動リクライニング機構が標準で装備されています。

そのほかエンジンにもこだわるなど、「トヨタが力を入れるのはセダンだけでない」という決意を表した車ともいえるでしょう。

まとめ

従来のセダンの常識を覆した新型クラウンは、今後、機能の追加や特別仕様車などが出てくる可能性もあるため、今後の動向に注目です。

家族の送迎や買い物といった日常生活だけではなく、セダン、SUV、ワゴンがバランスよく融合された車で快適な走行を楽しみたいという人は、エステートタイプの詳細をぜひチェックしてみてください。

画像出典元:トヨタ自動車WEBサイト

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