デリカミニの燃費はどれくらい?カタログ燃費と実燃費について徹底解説
デリカミニは、三菱自動車が製造・販売している軽スーパーハイトワゴンです。
街乗りもアウトドアもアクティブに楽しめる車としてファミリー層にも適しています。
車を買うときには、さまざまな点に注目しますが、そのなかの一つとして燃費性能が挙げられるでしょう。
燃費を気にせずに車を購入してしまうと、想像以上に維持費が負担となり、車を維持し続けるのが難しくなる可能性があるので注意が必要です。
この記事では、デリカミニの燃費や魅力をご紹介します。
デリカミニの購入を検討している人は参考にしてください。
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INDEX
デリカミニの概要
デリカミニは、三菱自動車が製造・販売している軽スーパーハイトワゴンです。
2023年1月に生産終了となったeKクロススペースの後継モデルとして2023年5月に発売されました。
eKクロススペースをベースとして活発で力強い印象を受け継ぎながらも、親しみやすいかわいらしさも加え、小さなお子さまがいるファミリー層にも支持されるようなデザインに仕上げられています。
三菱自動車の軽自動車に採用されている「ダイナミックシールド」と呼ばれる左右と下から包み込むような形のフロントグリルを採用し、半円形のLEDヘッドライトでかわいさも感じられます。
「G」と「G Premium」、ターボ車の「T」と「T Premium」の4つのグレードが用意されており、価格は180万〜220万円です。
デリカミニのカタログ燃費と実燃費
デリカミニのグレードごとのカタログ燃費と実燃費を紹介します。
グレード | WLTCモード カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) |
G | 19.0~20.9 | 14.48 |
G Premium | ||
T | 17.5~19.2 | 13.37 |
T Premium |
デリカミニの燃費は、カタログ燃費で19km/L前後、実燃費で14km/Lです。
実燃費は各車のユーザーが燃費情報を共有している「e燃費」というwebサイトの情報をもとにしており、ドライバーの運転の仕方や気温・積載量によって変動することを押さえておきましょう。
デリカミニのライバル車の燃費について
デリカミニのライバル車として、スズキが製造・販売している「スペーシアギア」や「ハスラー」、ダイハツが製造・販売している「タフト」などが挙げられます。
ここでは、デリカミニのライバル車の燃費をご紹介します。
車種 | グレード | WLTCモード カタログ燃費 (km/L) | 実燃費 (km/L) |
スペーシアギア | HYBRID XZ | 20.2~21.2 | 17.09~19.41 |
HYBRID XZ TURBO | 19.2~19.8 | 15.85~16.36 | |
タフト | X / G | 24.1~25.7 | 14.57~16.96 |
X ターボ / G ターボ | 24.2~25.5 | 17.13~17.58 | |
ハスラー | HYBRID G / HYBRID X | 23.4~25.0 | 20.01~20.37 |
HYBRID Gターボ / HYBRID Xターボ | 20.8~22.6 | 16.69~18.17 |
参考元:タフト|e燃費
参考元:ハスラー|e燃費
デリカミニとライバル車3台のカタログ燃費を比較すると、ダイハツが製造・販売しているタフトが最も低燃費であるとわかります。
しかし、実燃費を比較すると、スズキが製造・販売しているハスラーの燃費がよい傾向があります。
燃費性能のみで比較した場合、デリカミニはライバル車に劣るため、さまざまな点を比較しながら購入を検討しましょう。
デリカミニの魅力
ここでは、デリカミニの魅力を4つご紹介します。
外装や内装がアウトドアにぴったり
デリカミニは、デリカのような力強さを感じられるタフなデザインに仕上げられているため、アウトドアシーンによく似合います。
また、外装だけでなく内装もアウトドアで使いやすいように配慮されているのが魅力的です。
シートには立体的なデザインを施した撥水素材が使用されており、濡れても拭き取りやすいうえに通気性がよく快適な座り心地です。
荷室は広くて多くの荷物を載せられるだけでなく、汚れに強い素材を用いているため、汚れているものや濡れたものなど、アウトドア用品を気軽に載せられます。
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車内空間が広い
デリカミニは、スライドドアが大きく開くため、大きな荷物を持っていても楽に乗り降りできます。
また、室内高は約1400mmで高く設計されているため、小さなお子さまであれば車内で立って着替えることも可能です。
走行性能が高い
デリカミニの4WD車には、大型タイヤと専用のショックアブソーバーを採用しており、荒れた路面でも安定した走りが発揮できるように設計されています。
また、雪道やぬかるんだ道などでの発進をサポートするグリップコントロール機能や、下り坂でブレーキを制御し、安全な走行をサポートするヒルディセントコントロール機能などが標準装備されています。
このように走行性能の高さもデリカミニの魅力の一つです。
安全機能が充実
デリカミニには、全グレードに三菱自動車の運転支援機能である「e-Assist」が標準装備されている点も魅力の一つです。
e-Assistには、衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱防止支援機能などが含まれています。
事故を防止するとともに、安全運転を支援する機能が充実しているのはうれしいポイントです。
デリカミニはこんな人におすすめ
デリカミニは以下のような人におすすめです。
タフなデザインの軽自動車がほしい人
デリカミニは、eKクロススペースやデリカの力強い印象を受け継ぎ、タフさを感じられる外観に仕上げられています。
さらに、半円形のLEDヘッドライトで親しみやすさやかわいらしさも加えられているため、小さなお子さまがいるファミリー層にも適しているでしょう。
アウトドアを楽しみたい人
デリカミニは、外装・内装どちらもアウトドアで活躍しやすいように仕上げられています。
荷室は広く、多くの荷物を載せられるうえ汚れにも強いため、泥まみれの荷物を気にせず載せられます。
助手席側のスライドドアの下に足先を入れると、スライドドアが自動で開閉する「ハンズフリー機能」もあるため、荷物で両手がふさがっているときも便利です。
家族でレジャーを楽しみたい人におすすめの軽自動車といえます。
運転のしやすさを重視したい人
デリカミニは、室内高に余裕がありながらも、軽自動車なのでコンパクトで運転しやすいのが特徴です。
キャンプ場に行く途中には、車幅の狭い山道が多く、対向車と上手くすれ違いながら進まなければならないシーンもあります。
デリカミニであれば、軽自動車であるため、狭い道でも対向車とすれ違いやすいでしょう。
ストレスや不安を感じずに快適に運転しながらアウトドアに出かけたい人におすすめの車といえます。
まとめ
デリカミニは、三菱自動車が製造・販売している軽スーパーハイトワゴンです。
eKクロススペースをベースとして、力強さと親しみやすいかわいらしさを両立したデザインに仕上げられています。
燃費はライバル車に比べて優れているとはいえないものの、走行性能や安全性能が高いこと、シート・荷室が汚れに強いなどのさまざまな魅力があります。
多くの荷物を載せられるため、家族でアウトドアを楽しみたい人にも適しています。
デリカミニで日常からレジャーまで楽しく快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。