三菱エクリプスクロスの特徴を徹底解説|各所のサイズとその特徴についてもご紹介
三菱エクリプスクロスは、クーペフォルムが特徴的なクロスオーバーSUVです。
こちらでは、エクリプスクロスのサイズや特徴について詳しく紹介します。
関連記事:【2024年】人気SUVのおすすめランキング30選!車種の選び方も解説!
INDEX
エクリプスクロスの概要
エクリプスクロスは、2017年にグローバル展開が始まった三菱自動車のクロスオーバーSUVであり、クールなクーペフォルムのデザインが特徴です。
1989年からアメリカで販売していたクーペSUV「エクリプス」とクロスオーバーの略称「クロス」を掛け合わせて「エクリプス クロス」と名付けられました。
SUVの地上最低高を確保することによって、オフロードとオンロードの両方での走行が可能になっています。
関連記事:SUVの最低地上高はどのくらい?おすすめSUVについても解説
エクリプスクロスの特徴
続いては、エクリプスクロスの特徴について解説します。
フルにエンジンを引き出せる性能
エクリプスクロスは「INVECS-III 8速スポーツモードCVT」を搭載し、低燃費と加速レスポンスの両立を実現しています。8速クロスレシオ設定によって、エンジンの可能性をフルに引き出せるのが嬉しいポイントです。
また、ステップシフト制御を採用しており、ダイレクトな加速感も叶えてくれます。
さらに、シフトレバーを操作することなくスピーディーにシフトチェンジができるパドルシフトを取り入れているため、スポーティーな走りを存分に満喫できるでしょう。
高速道路での負担を軽減
エクリプスクロスは、高速道路での運転を支援する「マイパイロット」を搭載しています。
「レーダークルーズコントロールシステム」では、前を走行する車と一定の距離を保てるようアシストしてくれるため、万が一の衝突を防ぐことが可能です。
また、車線中央付近を走るためのサポートを行う「車線維持支援機能」も備え、直線やカーブでも安定した走行を継続できます。
こうしたマイパイロットの機能により、高速道路での長時間走行の快適性が増すでしょう。
衝突の危険がある場合にブレーキ制御と注意を自動で行う
エクリプスクロスが搭載する「衝突被害軽減ブレーキシステム」は、衝突の危険を検知した際にブレーキ制御とドライバーへの注意を自動で行う機能を備えています。
レーダーやカメラを使って前方にいる歩行者や車との相対速度と距離を監視しているため、走行時の前方不注意などによる衝突事故を防ぐのに役立つでしょう。
予期せぬ車線外れを予防
エクリプスクロスの「車線逸脱警報システム」では、フロントに搭載したカメラから前方の車線位置を常に監視し、予期せぬ車線外れを防止します。
車線を外れそうになるとインフォメーション画面表示や警報音で知らせてくれるため、安定した走行を維持しやすくなります。
車線変更時の注意を促す
「後側方車両検知警報システム」では、リヤの電波式レーダーの死角になりやすい隣後方や斜め後方から近づいてくる車の検知を行います。
後方に車両がいる状態で車線変更のウインカーを出した際は、ドアミラーインジゲーターの点滅や警報音によって注意を促すため、無理な車線変更による事故を防げるでしょう。
ハイビーム/ロービームを自動で切り替え
エクリプスクロスでは、走行時に対向車や周囲の明るさなどを検知し、状況に合わせて自動的にハイビームとロービームを切り替えます。
状況に合わせたビームの切り替えによって遠方も見えやすくなるのと同時に、切り替え忘れや手動操作の手間を減らせます。
現行エクリプスクロスにおける各所のサイズ
ここでは、エクリプスクロスのサイズについて詳しく紹介します。
ボディサイズ
エクリプスクロスのボディサイズは以下の通りです。
全長 | 4,545mm |
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,685mm |
エクリプスクロスは比較的コンパクトな外観が特徴で、SUVの中でも中小型の部類に入ります。
全長はやや狭めであるものの、全幅は広めに取られているため、安定感のあるデザインに仕上がっています。
また、高さもそれなりにあり、SUVらしい存在感も感じられるでしょう。
室内サイズ
エクリプスクロスの室内サイズは以下の通りです。
全長 | 1,890mm |
全幅 | 1,490mm |
全高 | ガソリン 1,240mm(サンルーフ装着車は1,215mm) PHEV 1,190mm(サンルーフ装着車は1,185mm) |
エクリプスクロスの室内サイズは、クロスオーバーSUVの標準レベルとされています。
コンパクトカーと同等の広さではありますが、室内幅が広めに取られているため、窮屈さを感じることはないでしょう。
また、頭上のスペースもしっかり取られており、安定した居住性を備えています。
荷室サイズ
エクリプスクロスの荷室サイズは以下の通りです。
ガソリンモデル | PHEVモデル | |||
荷室高 | 最小 | 約760mm | 約730mm | |
最大 (荷室床面 前端) | 標準ルーフ車 | 約820mm | ||
電動パノラマ サンルーフ付車 | 約807mm | |||
荷室長 | リヤシート使用時 | 約875mm | ||
リヤシート 折りたたみ時 | シートスライド前端 | 約1,850mm | ||
シートスライド後端 | 約1,630mm | |||
荷室幅 | 最小(ホイールハウス間) | 約1,000mm | ||
最大 | 約1,330mm | 約1,260mm |
エクリプスクロスの荷室は、コンパクトSUVの標準的なサイズと同等であり、日常的な買い物なら全く問題はないと考えられます。
また、後部座席を倒せば荷室を広げられるため、キャンプなどで大荷物を積載したい場合にも対応可能です。
ホイールサイズ
エクリプスクロスのホイールサイズは以下の通りです。
18インチ | 18×7J |
16インチ | 16×6.5J |
エクリプスクロスのホイールサイズは18~16インチと、SUVにふさわしい大きさです。安定性があり、快適な走行を叶えてくれるでしょう。
エクリプスクロスがおすすめの人
最後に、エクリプスクロスがおすすめの人の特徴を紹介します。
見た目にこだわりたい人
クーペSUVから引き継がれたクールな見た目は、エクリプスクロスの魅力の1つです。
クロスオーバーSUVならではの大型バンパーとフロントマスクの組み合わせによって存在感が引き立っているため、SUV独特のカッコよさを感じられるでしょう。
また、シャープで立体的な六角形のリヤデザインによって、エクリプスクロスの個性を感じられる仕上がりになっています。
SUVならではの加速感を楽しみたい人
エクリプスクロスは、低燃費と加速レスポンスの両方を備えているため、燃費を抑えつつSUVならではの加速感を楽しみたい人にもおすすめです。
走行時の加速感をダイレクトに感じることができるため、SUVを走らせている喜びをしっかりと感じられるでしょう。
安全な走行を維持したい人
エクリプスクロスには、安全な走行を叶えるための機能が充実しています。
高速道路で前方車との車間距離を維持したり、車線中央部を保ったりするアシスト機能が備わっているため、長時間の走行でも運転ミスを防げるでしょう。
また、歩行者や車との衝突を回避する機能や、予期せぬ車線外れを回避する機能など、こだわりの機能が満載です。
SUVに慣れている人はもちろんのこと、初心者でも安心して走行できる車を求めている場合に適しています。
まとめ
エクリプスクロスは、中小型サイズのクロスオーバーSUVながらもしっかりとした存在感を感じられる点が魅力です。安全機能を搭載しているため、SUV初心者でも運転しやすいでしょう。
運転性能の高いSUVをお求めの場合は、エクリプスクロスもチェックしてはいかがでしょうか。
画像出典:三菱自動車