レガシィアウトバックの燃費を調査!機能や走行性能も解説
レガシィアウトバックはスバルが販売するレガシィの派生車種であり、日本では1995年8月から登場した5ドアクロスオーバーSUVです。
日本においては2021年10月にフルモデルチェンジした6代目が最新モデルとなります。
2021年には「自動車安全性能2021ファイブスター大賞」を受賞し、安全性能についても高く評価されています。
この記事ではレガシィアウトバックの燃費性能や他車との燃費比較に加え、走行性能や機能についても紹介していきます。
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INDEX
レガシィアウトバックとは?

レガシィアウトバックはどのような特徴をもつ車なのでしょうか。
ここではレガシィアウトバックの概要や特徴について解説していきます。
概要と特徴
レガシィアウトバックは、1989年に初代レガシィが「安心できて快適な、気持ちの良い走りのクルマをつくる」というコンセプトで登場した6年後に、アウトドア向けのSUVとして「レガシィグランドワゴン」という名称で登場しました。
その後、1998年に「レガシィランカスター」という名称になり、2006年のマイナーチェンジに合わせて国内では「レガシィアウトバック」で落ち着きました。
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優れたバランスと安定した走り
レガシィアウトバックは重心の位置が低く、前後左右の車体バランスに優れているため、どのような道でも安定した走行ができます。
通常、雪道や登坂での運転は事故を起こさないよう緊張して疲れてしまいますが、レガシィアウトバックは路面状況に応じてトルク配分を最適化するため、悪路でも安心して運転できます。
また、レガシィアウトバックは直進性が高く、運転の最中に細かなステアリング修正の必要がありません。
搭載エンジン「SUBARU BOXER」は水平対向で動力性能に優れており、力強い走りで高速道路での追い越しもストレスなく行えます。
長距離の運転でも疲労感が少ない車と言えます。
車載カメラの視野を広げて安全性を確保
レガシィアウトバックは衝突する危険性を察知した際に注意喚起を行う「プリクラッシュブレーキ」や目の前の車との車間距離を一定に保つ「ツーリングアシスト」が搭載されています。
誤発進抑制装置は前方への発信だけでなく後方にも対応しており、障害物との衝突が危険視された場合はディスプレイからの警告と警報音でドライバーに注意喚起が行われます。
予防安全機能「アイサイト」は、車載カメラの視野を広げたことで車の安全性が高くなり、センサーで自動車の後方から近づく車を検知でき、360°全方向において死角なく周りを見通すことで衝突事故の防止につながります。
ほかに車線の中央を走行できるようサポートする機能も装備されています。
道路が渋滞していると疲労してしまいますが、これらの安全機能により運転手の体にかかる負担を軽減できます。
レガシィアウトバックは2022年5月の自動車アセスメント(JNACP)において、衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し「自動車安全性能2021ファイブスター大賞」を受賞しました。
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レガシィアウトバックのカタログ燃費
カタログに記載されているレガシィアウトバックの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。
ここではレガシィアウトバックの燃費性能について紹介していきます。
燃費性能の特徴
レガシィアウトバックはグレードがLimited EXとX-BREAK EXの2つのみです。
双方とも駆動方式はAWD(常時全輪駆動)であり、エンジンは総排気量1.8Lのターボエンジンとなります。
また、トランスミッションは「リニアトロニック」というスバルが独自に発展させてきた無段階トランスミッションが使用されています。
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カタログ燃費
Limited EXとX-BREAK EXの燃費性能は同じです。
WLTCモードのカタログ燃費は以下の通りです。
WLTCモード(km/L) | 13.0 |
市街地(km/L) | 9.6 |
郊外(km/l) | 13.7 |
高速道路(km/l) | 14.7 |
レガシィアウトバックの実燃費は?
カタログ燃費に記載されている「WLTCモード燃費」は実際の車の使用環境により近い方法で計測されていますが、運転の仕方や走行環境によって実際の燃費と差が出ます。
実際に車を利用している人によって投稿された情報がまとめられている「e燃費」というWebサイトによると、レガシィアウトバックの実燃費は以下の通りです。
実際に購入を検討する際の参考値として確認しておきましょう。
- カタログ燃費(km/L):13.0
- 実燃費(km/L):11.71
スバルの他のSUVと燃費を比較
レガシィアウトバックの燃費ですが、他の車と比較してどうなのでしょうか?
レヴォーグと比較
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カタログ燃費 | レガシィアウトバック レヴォーグ |
WLTCモード(km/L) | 13.0 13.7 |
市街地(km/L) | 9.6 10.2 |
郊外(km/L) | 13.7 14.4 |
高速道路(km/L) | 14.7 15.6 |
フォレスターと比較
カタログ燃費 | レガシィアウトバック フォレスター |
WLTCモード(km/L) | 13.0 13.6 |
市街地(km/L) | 9.6 10.3 |
郊外(km/L) | 13.7 14.3 |
高速道路(km/L) | 14.7 15.2 |
クロストレックと比較
2023年発売予定のスバル クロストレックと比較もしてみましょう。
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カタログ燃費 | レガシィアウトバック クロストレック |
WLTCモード(km/L) | 13.0 16.4 |
市街地(km/L) | 9.6 13.6 |
郊外(km/L) | 13.7 16.6 |
高速道路(km/L) | 14.7 17.9 |
レガシィアウトバックはどんな人におすすめ?
レガシィアウトバックは安定した走行性能や衝突事故に備えた安全機能が装備されています。
そのため、初心者でも安心して運転でき、アウトドアなどで多くの荷物を積んで遠出をするにはピッタリの車です。
車内は広くリラックスできるため快適に過ごせます。
そのため、同乗者の乗り心地を重視する人にもおすすめできます。
また、コーナーや雪道、登坂でも安定した走行ができるため、家族で出掛ける機会が多い人にも快適に利用できる車です。
まとめ
レガシィアウトバックはどんな状態の路面でも安定した走りができる車です。
スバルのほかのSUVと比較すると大きさがある分、燃費性能はやや劣りますが、その分快適性では優位な部分もあります。
燃費性能だけでなく走行性や安全性にもこだわりがある人は、この機会にぜひレガシィアウトバックをご検討ください。