【日本自動車殿堂】MAZDA CX-60のサイズ【カーテクノロジーオブザイヤー】
MAZDAが2022年4月に製造・販売を開始したクロスオーバーSUVであるCX-60は、高い人気を博している1台です。
2022年11月8日、「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されました。
SUVの購入を検討されている人のなかには、CX-60の購入に踏み出そうと考えている人もいるでしょう。
この記事では、CX-60のサイズ感を他の車と比較して解説します。
他にもCX-60の走行性や安全性、どのような人に向いているかを解説しています。
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INDEX
CX-60の概要について

CX-60はマツダが販売しているクロスオーバーSUVの中でもサイズ感の大きな車です。
ガソリン車とディーゼル車の他にもディーゼルエンジンのハイブリッド車やプラグインハイブリッド車(PHEV)が揃えられている点が特徴です。
また、ボディのカラーバリエーションはグレードなど問わず以下の7色が展開されています。
なお、★の印のある3色についてはメーカーオプションとなり、別途料金が必要となります。
- ソニックシルバーメタリック
- ディープクリスタルブルーマイカ
- ジェットブラックマイカ
- プラチナクォーツメタリック
- ★マシーングレープレミアムメタリック
- ★ソウルレッドクリスタルメタリック
- ★ロジウムホワイトプレミアムメタリック
2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー
MAZDA CX-60のドライビングポジションサポートとドライバー緊急時対応の技術が、「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されました。
日本自動車殿堂とは
JAHFA(Japan Automotive Hall of Fame:特定非営利活動法人日本自動車殿堂)と呼ばれる、日本の自動車社会に貢献した人々の偉業を讃え、永く後世に伝承してゆくことを主な活動とする法人のことです。
JAHFAは毎年イヤー賞の選定もおこなっています。
イヤー賞には
- カー・オブ・ザ・イヤー
- インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
- カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー
- カー・テクノロジー・オブ・ザ・イヤー
の4部門あり、今回MAZDA CX-60はドライビングポジションサポートとドライバー緊急時対応の技術及び開発グループが讃えられ、カーテクノロジーオブザイヤーに選定されました。
ちなみに2022-2023 の全部門の選定者はこちらです。
- カー・オブ・ザ・イヤー:日産 サクラ/三菱eKクロス EV の開発グループ
- インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:メルセデス・ベンツ EQS のインポーター
- カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー:トヨタ クラウン クロスオーバー のデザイングループ
- カー・テクノロジー・オブ・ザ・イヤー:マツダ CX-60 の開発グループ
CX-60は、以下の技術が評価されました。
ドライバー・モニタリング

赤外線付きカメラでドライバーを見守ります。
閉眼状態等による眠気・居眠り検知、姿勢や頭部位置の変化等により体調急変を高い精度で検出できます。
ドライバー異常時対応システム(DEA:Driver Emergency Assist)
心臓・脳の血管の異常、脳神経や低血糖等の疾患などによる意識喪失が起こった時に作動する技術です。
ドライバーの運転が継続できないと判断した場合に車が自動で減速停止し、緊急通報まで繋げます。
ドライバー・パーソナライゼーション・システム

推奨するドライビングポジションに誰でも簡単に合わせられるようサポートします。
安全な運転や衝突時の乗員被害の軽減に繋がる自動ドライビングポジションガイドにより、シート・ステアリング・アウターミラーなどを自動で調整することで可能となりました。
参考元:日本自動車殿堂 JAHFA
トヨタ ハリアー、三菱 アウトランダーとサイズを比較
メーカー /車名 /グレード | MAZDA CX-60 XD-HYBRID | トヨタ ハリアー ハイブリッドZ E-Four | 三菱 アウトランダー XDSHZ-M |
全長 | 4,740mm | 4,740mm | 4,710mm |
全幅 | 1,890mm | 1,855mm | 1,860mm |
全高 | 1,685mm | 1,660mm | 1,740mm |
ホイールベース※ | 2,870mm | 2,690mm | 2,705mm |
最小回転半径 | 5.4m | 5.7m | 5.5m |
車両重量 | 1,910kg | 1,740kg | 2,010kg |
車内寸法 | 1,910mm ×1,550mm ×1,230mm | 1,880mm ×1,520mm ×1,215mm | 1,920mm ×1,520mm ×1,240mm |
乗車定員 | 5人 | 5人 | 5人 |
CX-60の走行性について
ここでは、CX-60の走行性能や安全性能についてそれぞれ紹介していきます。

CX-60の走行性についての主な特徴としては以下の3つが挙げられます。
- エンジン縦置きプラットフォームで車を自在に操る感覚を味わえる
- 直列6気筒ディーゼルエンジンでパワフルな走りと低燃費を実現している
- 後輪駆動ベース「i-ACTIV AWD」で安定性を確保している
CX-60はドライバーを中心とした設計にこだわっており、感覚的なドライビングができる特徴があります。
サスペンションは空間を最大限に活かした配置がされており、タイヤと地面が完璧に接地するようになっています。
これにより、車体がより安定するようになりました。
また、内装のシートフレームの剛性も高まっており、体を安定して支えてくれることから運転中に生じる遠心力の影響をほとんど受けることなく運転することが可能です。
さらに、CX-60に採用されている後輪駆動ベースのi-ACTIV AWDによって、旋回性が保たれたまま安定性が向上しています。人と車が一体化したようなドライブが可能です。
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さらに、高速道路や自動車専用道路の渋滞時に運転疲労の軽減をサポートする機能もあります。
先行車との車間距離を一定に保つ追従走行に加え、車線を検知している場合はステアリングアシスト機能が車線に沿った走行をアシストしてくれます。
走行面だけでなく、安全面でもサポート機能が充実していることがわかります。
CX-60はこんな人におすすめ

CX-60はミドルサイズSUVのサイズ感とMAZDAらしい走行性が特徴となります。
そのため、CX-60をおすすめできる人として、アウトドアやキャンプなどに頻繁に出掛ける人で、かつ車の走行性にこだわる人が挙げられます。
さらに、SUVの見た目の力強さが好みである人や、維持費の軽減からディーゼル車を希望する人にとっても選択する価値のある車だと考えられます。
グレードによっては内装もレザー仕様に変更でき、さらにフル液晶のデジタルメーターの装備などからも高級感を感じることができる点も魅力の一つです。
まとめ
この記事では、MAZDAのCX-60について概要に触れつつ、車体のサイズ感や走行性、安全性を紹介してきました。
走行性だけでなく外観や内装など、要所にMAZDAらしさを感じられるミドルサイズSUVのCX-60は、アウトドア派で走行性にこだわりたい人にはピッタリの車となっています。
走りの重厚感や内装の高級感、最新の安全性能については体感してみる価値のある仕様ですので、購入を検討される際はぜひ試乗されることをおすすめします。
画像引用元:マツダ オフィシャルサイト