MAZDA(マツダ)MX-30の内装を紹介!上質で環境的なインテリアとコルクの関係とは?

マツダはCX-30や、MAZDA 3、ロードスターRFなどと、例を挙げればキリがないほど多くのデザインに定評のある車を生産しているメーカーです。

EVモデルも販売されたマツダのクロスオーバーSUVである、MAZDA MX-30も例外ではなく、見てみたい、乗ってみたい方も多くいらっしゃいます。

今回はMAZDA MX-30の内装を紹介しますので、上質で環境に配慮したデザインに興味のある方はぜひご覧ください。

内装を見ただけで、一度乗り心地を試したくなるでしょう。

関連記事:SUVのおすすめ人気ランキング!車種別おすすめポイントも解説!

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

MAZDA MX-30の特徴

マツダmx-30

MAZDA MX-30は、2020年に発表されたクロスオーバーSUVです。

マツダ初のEVとして注目を浴びましたが、当初はEVモデルはリースでの販売が予定されていました。
翌年にEVモデルも一般販売され始め、2022年には商品改良がなされました。

2023年1月には、プラグインハイブリッドモデルである「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」がブリュッセルモーターショーで初めて公開されており、マツダの電動化技術のパイオニアと言えるでしょう。

関連記事:EVとはどのような車なのか?EVの種類やメリットやデメリットを解説

MX-30のデザイン

ここからはMX-30の大まかなデザインから見ていきましょう。

魂動デザイン

マツダ02_mx-30

マツダの誇るデザインコンセプト「魂動デザイン」を採用しています。
人の手で「引き算の美学」をもとに、車に魂を吹き込んで、躍動的で生命感あふれる造形をつくり出しています。

「魂動デザイン」はマツダ車の至る所に見られます。
MX-30も例外ではありません。

「魂動デザイン」に注目しながら見ていくとMX-30の魅力に惹きつけられるでしょう。

関連記事:マツダ MX-30(EV)の航続距離はどのくらいか?特徴と電費を抑えるポイントをご紹介

フリースタイルドア

マツダ01_mx-30フリースタイルドア

MX-30を見た時に一番に驚くのがドアの開き方です。

センターオープン式の観音開きのドアを採用することで、センターピラーをなくし、乗り降りしやすい設計を実現しました。

また、乗降口の広さはベビーカーや車椅子での利用もしやすさに加え、開いた状態でリアドアとフロントドアの間のスペースで車椅子を広げるなどの準備もしやすくなっております。

MX-30の内装を紹介

「心がととのう自然体でいられる空間」の文言通りの、室内空間の実現を果たしました。

高い機能性に加え、個性的があふれるデザインが至るところに見られます。

関連記事:マツダ3の内装の魅力を紹介!グレードごとの違いや便利機能を解説

シート構造

フロントシートは包まれるような曲線美を描く背もたれを持ちつつもワイドな空間を実現し、「心がととのう」ドライビングを実現しました。

マツダ07_mx-30_シート

リアシートでは、「サイドトリム構造」を活用し、ソファのようなデザインとなっています。

マツダ_mx-30_シート

収納スペース

フロントシートのカップホルダーは開閉式になっており、閉めていても小物置き場として使えます。

マツダ_mx-30_s

また、アームレストもコンソールボックスになっているため、必要なものはフロントシートから取れるところに収納できます。

シフトレバー自体も前方に配置することで、センターアームレストの高さを確保しています。

このことにより、シフトレバーの操作周りの操作を自然にできるようなレイアウトを実現しました。

マツダは、「自然な体勢での運転ができる」ことを重視していますが、そのことが凝縮された運転席と言えるでしょう。

マツダ_mx-30_s

ヘリテージコルク

マツダmx-30_センターコンソール

コンソールトレイやドアグリップには「ヘリテージコルク」というコルクの素材を使用しています。

コルク特有の温もりや、程よいクッション性を実現しました。

実はこのコルクは、マツダの原点とも言えます。

ヘリテージコルクとMAZDAの歴史

1920年、マツダが発足した当時の社名は「東洋コルク工業株式会社」でした。

コルクをワインなどの瓶栓だけでなく、当時は珍しかったコルク板などの製造に挑戦してきました。

このものづくりに挑戦する精神と技術力により、徐々に工作機械や三輪トラックなどを作り出してきた結果、現在自動車メーカー「MAZDA」として活躍しています。

100周年特別記念車

2020年に100周年を迎えたマツダは、MX-30 100周年特別記念車も披露しています。

マツダmx-30_100th_s

100周年という節目になった2020年に、原点のコルクに立ち返るというのは非常に感慨深いところがあります。

コルクは環境にも優しい

コルクは木を伐採するのではなく、木の皮を剥いで作られるので、10年ほどの周期で収穫が可能です。

EVという環境に配慮した性能を持つMX-30が、内装まで地球環境に優しい素材で作られています。

他にもある!エコな素材

地球環境に優しいヘリテージコルクですが、MX-30には、ヘリテージコルク以外にも地球環境に配慮したエコな素材を使用している箇所がまだまだあります。

ドアトリムアッパー

マツダ_mx-30_evインパネ

ドアトリムアッパーにはまるで、材料自体が空気を含んだかのような風合いをしている素材が使用されています。

これは「呼吸感素材(専用繊維素材)」と呼ばれ、ペットボトルのリサイクル原料を素材として色合いなどを専用に設計したものです。

リサイクルファブリック

シートの一部には、リサイクルファブリックを使用しています。

リサイクルながらも、見た目や手触りなど高品質なシートを実現しています。

プレミアムヴィンテージレザレット(人工皮革)

高品質な人工皮革をベースに、ヴィンテージレザー柄をプリントしています。

またプレミアムヴィンテージレザレットは、生産プロセスの中で有機溶剤を使用しないので、ここでもまた環境負荷の低減に貢献しています。

MX-30 e-SKTACTIV R-EV Edition R

マツダmx-30_e-skyactiv_r-ev_ext_5_s

冒頭で述べたようにMX-30は、ブリュッセルモーターショーでも発表されました。

プラグインハイブリッドモデルである、「MX-30 e-SKTACTIV R-EV」というモデルです。

MAZDAmx-30_e-skyactiv_r-ev_edition_r_ext_2_s
MX-30 e-SKTACTIV R-EV Edition R

特別仕様車である「MX-30 e-SKTACTIV R-EV Edition R」も発表されました。

デザインでは、黒を基調としながらも、ルーフサイドにはマツダ初の乗用車「R360クーペ」のルーフ色を復刻した「マローンルージュメタリック」を差し色として採用しています。

ヘリテージコルクと同様、ここでもまた原点回帰を果たしています。

MX-30はMAZDAの魂

マツダ_mx-30_black_s

MX-30には、マツダの信念を感じられます。

ヘリテージコルクやR360クーペのカラーを採用した原点回帰により過去に戻り、EVシフトや環境へ配慮した新技術により未来への挑戦をする、それぞれの時間が凝縮された車と言えるでしょう。

魂動デザインの名を体現した、魂の込められた一台です。

画像出典元:マツダ 株式会社

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。