魅力の詰まった日産車の中でも特に人気が高い普通乗用車５車種をランキング形式で紹介！

2023.01.27

日本の自動車メーカーの中でも規模が大きく、トヨタと競い合ってきた歴史を持つ日産は、高い技術とともに他社とは異なる魅力を持つメーカーです。

この記事では、そんな日産の車の魅力を詳しく紹介するとともに、人気が高い普通乗用車のうち5車種を紹介します。

INDEX

日産が販売する車の魅力とは？

日産は日本の自動車メーカーで、高い技術やデザインに強みを持つメーカーです。
ここでは、日産が製造・販売する車の魅力について紹介します。

日産車の魅力は技術とデザイン

日産は新しい技術を実現化する技術力の高さと、優れたデザインを両立させていることが魅力のメーカーです。「技術の日産」と呼ばれており、高い技術力を強みとしているのが特徴です。

また、登場したばかりの不安定な新しい技術を積極的に取り込むメーカーとしても知られています。例えば、今や多くの車に搭載されているターボやスライドドアを国内の量産車で初めて採用したのは日産です。

優れたデザインの名車と呼ばれる車両が多くあるのも日産の特徴で、代表するものとしてスカイラインやフェアレディZなどが挙げられます。

ハイブリッド車とは一味違う「e-POWER」

2023年1月現在、日産が持つ技術の中でも特徴的な技術の一つがe-POWERです。e-POWERは電気とガソリンを使用した次世代のエンジンシステムで、広義的にはハイブリッド車に分類されます。しかし、その仕組みは電気自動車ともハイブリッド車とも異なるシステムです。

通常のハイブリッド車はガソリンエンジンとモーターを使い分けながら走る車を指しますが、e-POWERはガソリンで発電した電気を使い、100％モーターで稼働する車です。そのためe-POWERはガソリンを使いながらも電気自動車のような力強い走りを楽しむことができ、省燃費かつ長い航続距離を可能としています。

新しい技術をいち早く取り入れ、現実のものとして落とし込んでいく日産らしい技術といえるでしょう。

豊富な安全機能

日産は近年「ゼロ・フェイタリティ」というビジョンを掲げています。
ゼロ・フェイタリティとは、日産車が関わる交通事故の死亡者ゼロを目指す活動のことです。日産は事故のリスクを減らすための安全装備を数多く開発しています。

例えば、「プロパイロット」は日産が持つ運転支援技術の一つです。死亡事故が起こりやすい高速道路などで車速や車線を維持するため、手を離した状態でも運転が行われる他、車線変更などのサポートを行う技術となっています。

また、日産は「エマージェンシーブレーキ」と呼ばれる、危険を察知した際に自動でブレーキをかける技術などをいち早く採用しており、安全に力を入れているメーカーといえるでしょう。

優れたデザインの車が多い

日産は優れたデザインの車を数多く作ってきたメーカーです。そのためコアなファンが多いメーカーでもあります。

例えば、日産を代表する車の一つであるスカイラインはモデルによってハコスカ、ケンメリ、鉄仮面などの愛称があります。他にもクラシカルなデザインを前面に押し出したパオやフィガロなどのパイクカーは今なお高い人気を誇る車です。

また、コンパクトカーとして有名なマーチでは「ボレロ」と呼ばれる凝ったデザインのモデルを長年作っていたことから、日産がデザインに力を注いでいることがうかがえます。

近年はVモーショングリルと呼ばれるグリルデザインに力を注いでいるといわれます。

日産の人気車種ランキングTOP5

ここでは、日産の中でも新車販売台数の上位にランクインする特に人気の高い5つの車を紹介します。

なお、ランキングの順位は（一社）日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名別順位　2022年」を参考にしています。

5位：リーフ

電気自動車として知られるリーフは、世界初の量産型EVとして知られる車です。

2010年に発売されてから全世界で50万台以上が販売されており、バッテリーが起因となる火災などの事故が起きていないことから安全なEVとして有名な車です。。

また当初は、充電ステーションが少ないという問題を抱えていたリーフですが、多くの日産ディーラーに充電ステーションが置かれたことで安心して走ることができるモデルとなりました。補助金が豊富に使えるのも大きな魅力です。

関連記事：日産リーフの航続距離はどのくらい？

4位：エクストレイル

エクストレイルは日産が2000年に販売を開始したSUVです。2000年に発売された初代エクストレイルは『4人が快適で楽しい、２００万円の「使える４駆」』をコンセプトとして、現在人気となっているSUVの先駆けとして登場しました。

2023年1月現在発売されているのは4代目となるモデルです。日産が力を入れるVモーショングリルが強調されており、力強さと上質さの両立を図ったデザインが魅力です。

また、現行モデル以前より進化した第二世代のe-POWERと共にダウンサイジングターボを搭載しているため、力強いデザインとは裏腹に効率よく走ることもできます。

3位：キックス

キックスは近年人気が加速するSUVの中でも、特に注目が集まるコンパクトクラスのSUVです。

キックスの魅力は、コンパクトクラスに位置付けされるSUVでありながら、ワンランク上の質感を持つことです。
クーペらしさを備えたデザインでありながら、室内空間をしっかり確保しており安定して乗ることができます。

また、全車e-POWERのラインアップとなっているのも特徴で、電気自動車のようなモーターの力強い走りを楽しむことができます。

2位：セレナ

ミニバンは利便性の高さから自動車メーカー各社が力を入れるタイプの車です。日産にはエルグランドなどのミニバンがありますが、セレナは少しコンパクトなミドルサイズのミニバンとして高い人気を誇っています。

各社からさまざまなミニバンが販売されていますが、注目を集めている理由は5ナンバーと呼ばれる全高2,000mm、全長4,700mm、全幅1,700mm以下の大きさの規格のモデルをラインアップしていることでしょう。
ホンダのステップワゴンを始めとして他社のミドルクラスミニバンが次々と大型化する中、セレナは大型化の流れにのらず、5ナンバーモデルをラインアップしています。

日本の道路事情に適しているとされる5ナンバーサイズのミニバンがほしい人にとって魅力的な選択肢の一つといえます。