中古車で購入するミニバンの狙い目3台を紹介!選ぶポイントや購入時の注意点も解説
大人数が乗車できるミニバンは、普段使いからレジャーまで幅広く活躍する人気の車種です。
新車では予算的に厳しい場合でも、中古車市場に目を向ければ予算内で手に入れられる可能性もあります。
この記事では中古車で狙い目のミニバン3台の紹介に併せて、ミニバンを選ぶポイントや注意点なども紹介します。
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中古車ミニバンの狙い目3台を紹介
中古車市場でも人気のミニバンから、おすすめの3台を紹介します。ミニバンの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
トヨタ シエンタ
トヨタが販売する「シエンタ」は、コンパクトサイズのミニバンで操作性がよいだけでなく、ゆとりのある室内空間が特徴です。
また、両側にスライドドアを装備し、乗り降りのしやすさや利便性に優れています。シエンタは5人乗りと7人乗りが展開されており、ファミリー層に人気です。
中古車としては、マイナーチェンジされ性能がアップした2018年以降のモデルをおすすめします。
2018年や2019年式は中古車市場の流通も多く、グレードや装備など好みの車両を探しやすいのもポイントです。
以下、現行シエンタの主なスペックです。
本体車両価格(税込) | 1,950,000円〜 |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 5人乗り/7人乗り |
カタログ燃費WLTCモード(km/L) | ガソリン2WD:18.4 ハイブリッド2WD:28.2 ハイブリッド4WD(E-Four):25.3 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,695 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2,030〜2,545×1,530×1,300 |
車両重量(kg) | 1,240〜1,420 |
総排気量(cc) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | 2WD 4WD(E-Four) |
トランスミッション | ガソリン:Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機) ハイブリッド:電気式無段変速機 |
カラー | ホワイトパールクリスタルシャイン ダークグレー ブラック スカーレットメタリック ベージュ アーバンカーキ グレイッシュブルー ダークグレー×スカーレットメタリック ダークグレー×グレイッシュブルー |
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日産 セレナ
日産が販売する「セレナ」は、高い走行性能と広い室内空間を備えたミニバンです。
多彩なシートアレンジでゆったりと座れる快適さと、大容量の荷物スペースでキャンプなどのアウトドアにも活躍する人気の車です。
中古車としては、2015年以降の4代目モデルをおすすめします。
この年式から自動ブレーキが標準装備されており、中古車市場の流通が多いのもポイントです。
またセレナは5ナンバーと3ナンバーがあるため、使用用途に応じてサイズを選べるでしょう。
以下、現行セレナの主なスペックです。
本体車両価格(税込) | 2,768,700円~ |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 7人乗り(LUXION)/8人乗り |
カタログ燃費WLTCモード(km/L) | ガソリン2WD:13.4 ガソリン4WD:11.6 ハイブリッド(e-POWER)2WD:20.6 ハイブリッド(e-POWER)4WD:11.6 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,695〜4,765×1,695〜1,715×1,870 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 3,145×1,545×1,400 |
車両重量(kg) | 1,670〜1,850 |
総排気量(cc) | ガソリン:1,997 e-POWER:1,433 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | ガソリン:54 e-POWER:52 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | エストロニックCVT(自動無断変速機) |
カラー | ターコイズブルー/スーパーブラック 2トーン 利休-リキュウ-/スーパーブラック 2トーン カーディナルレッド/スーパーブラック 2トーン プリズムホワイト/スーパーブラック 2トーン ターコイズブルー 利休-リキュウ- プリズムホワイト インペリアルアンバー ダイヤモンドブラック カーディナルレッド ダークメタルグレー ブリリアントシルバー アズライトブルー |
ホンダ フリード
ホンダが販売する「フリード」は、コンパクトサイズのミニバンで小回りが利き、バックでの駐車も楽に行えます。
力強い走りと燃費のよさを兼ね備えており、普段の買い物だけでなくレジャーでも活躍します。6人乗りと7人乗りの2種類が展開されており、全タイプに安全で快適な運転をサポートする「Honda SENSING」が搭載されているのが特徴です。
中古車としては、フルモデルチェンジで性能面が向上した2016年以降のモデルをおすすめします。
また、2019年のマイナーチェンジから「Honda SENSING」を標準装備しているのもポイントです。
運転に自信がない人や安全性能を求める人は、2019年式以降がよいでしょう。
以下、現行フリードの主なスペックです。
本体車両価格(税込) | 2,330,900円〜 |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 6人乗り/7人乗り (福祉車両は4人乗り) |
カタログ燃費WLTCモード(km/L) | ガソリン2WD:17.0 ガソリン4WD:15.6 ハイブリッド2WD:20.9 ハイブリッド4WD:19.8 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,265 × 1,695 × 1,710〜1,735 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 3,045×1,455×1,285 |
車両重量(kg) | 1,340~1,430 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 2WD:36L 4WD:53L |
駆動方式 | 2WD 4WD |
トランスミッション | ガソリン:無段変速オートマチック ハイブリッド:7速オートマチック |
カラー | プレミアムクリスタルブルー・メタリック シルバーミストグリーン・メタリック プラチナホワイト・パール スーパープラチナグレー・メタリック クリスタルブラック・パール プレミアムクリスタルレッド・メタリック フィヨルドミスト・パール トワイライトミストブラック・パール |
中古車ミニバンの選び方のポイント
ミニバンはファミリーカーとして人気が高く、中古車市場でも多くの車が展開されています。
そのため、何を優先して選べばよいか分からない人もいるでしょう。
まずは、主な使用用途を洗い出し、車のサイズを決めることが大切です。
次にランニングコストを考えて、燃費性能を比較してみるとよいでしょう。
続いては、ミニバンを選ぶ際のポイントについて紹介します。
使用用途に合うサイズを選ぶ
ミニバンはSS〜LLサイズの5つに分類されるため、用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。
SS〜Sサイズは2〜4人家族で利用し、小回りの利くコンパクトなサイズを希望する人に向いています。
普段の買い物だけでなくアウトドア、レジャーなどで活躍するファミリーカーを探している人は、Mサイズがおすすめです。
そのほか、主に大人数でアウトドアを楽しみたい人は、L~LLサイズをおすすめします。
燃費性能で選ぶ
通勤や買い物などで毎日車を使う場合、燃費性能の高いタイプを選ぶとランニングコストを抑えられます。
特にハイブリッドタイプには、燃費性能の高い車が多く展開されています。
一方、ガソリン車と比べて車両の価格帯が上がるため予算に見合っているか、ランニングコストを加味してお買い得かじっくり検討するようにしましょう。
予算に余裕がある場合、燃費性能の高いハイブリッド車がおすすめです。
ミニバンはどのような人におすすめできるか?
ミニバンは乗車定員数が多く室内空間が広いため、4人以上の家族に向いています。
車によっては、小さなお子さまが立ったまま着替えられる室内高の高い車もあり、子育て世代は特に重宝します。
また、ミニバンは荷室スペースの容量も大きく、複数人でキャンプへ行く人や車中泊をしながら長距離ドライブに利用したい人にも最適です。
中古車のミニバンを購入する際の注意点
中古車は以前の状態がなかなか分からないため、購入する際に注意する点がいくつかあります。
中古車のミニバンを探している人は、併せて注意点も把握しておきましょう。
購入の際は実車を確認する
まず、インターネットや雑誌だけで購入を決めずに、実際に車の状態を確認することが重要です。
特に車内空間のコンディションの良し悪しは写真での把握は難しいです。
実際に車に乗って確認することで、カタログやWebサイト上ではわかりにくい問題に気づくことが多いです。
例えば外装の傷の有無やスライドドアの開閉に問題がないかを確認します。
次に、試乗してシートの状態や運転席からの視界に加え、エンジンのかかり具合や変な音がしないか、オーディオやエアコンの動作、走行に問題がないかなど実際に使って確かめることが大切です。
また、中古車販売店に多くのミニバンがある場合、検討しているモデル以外の車に試乗してみることもおすすめします。実際に乗って他車と比較することで、目当ての車のメリットやデメリットに気がつく可能性があります。
そのほか、車検の有効期限が切れていないか確認するのもポイントです。
修復歴のある車を選ばない
修復歴のある車とは、骨格部位などが損傷している車や、その損傷箇所の交換や修復を行った履歴のある車を指します。
フレームが損傷した状態、もしくは修理が完全でない状態で走行すると、正しいステアリング操作を行えない場合があります。
さらに、損傷していない部品にも影響を及ぼすこともあり、車としての寿命が短くなることがあります。修復歴のある車は、外観がきれいな場合でも購入を避けるのがよいでしょう。
それ以外にも、車検なしの中古車を購入する場合、ナンバーの申請や自賠責保険への加入が必須になります。
加入には費用が発生するため、あらかじめ確認しておきましょう。
些細なことでも気になる点があれば、販売店に確認することが大切です。
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まとめ
今回は、狙い目のミニバン3台や中古車で購入する際のポイント、注意点について紹介しました。
ミニバンは室内空間が広く乗車人数も多いことから、ファミリーカーとして定着しています。
中古車市場でも多くのミニバンが流通しているため、幅広い価格帯で探すことが可能です。
今回おすすめした3台のミニバン以外にも豊富に展開されているため、自分のライフスタイルや使用用途に合うミニバンを見つけてみてください。