一人暮らしの節約術とは!節約することで得られるメリットもご紹介
一人暮らしの人は収入の多くを自分の裁量で使えます。
無計画に散財すると、給料日前にお金が足りなくなり困ってしまうでしょう。
お金で困らないようにするためには、普段から節約を心がけることが大切です。
この記事では、一人暮らしの節約術や節約することで得られるメリットなどをご紹介します。
余裕のある生活を送るためにも、ぜひ参考にしてください。
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INDEX
一人暮らしの人の生活費ってどの程度?
総務省の調査によると、2021年における単身世帯の消費支出の月平均額は155,046円でした。
内訳は以下の通りです。
なお以下の数値はあくまでも日本全国の平均額です。
東京や大阪などの大都市では住居費が平均よりも高くなる傾向にあります。
食料 | 41,731円 |
住居 | 22,118円 |
光熱・水道 | 11,383円 |
家具・家事用品 | 5,830円 |
被服及び履物 | 4,843円 |
保健医療 | 7,703円 |
交通・通信 | 18,916円 |
教育 | 8円 |
教養娯楽 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
消費支出合計 | 155,046円 |
貯金を増やすためには、節約できそうな項目がないかを調べることがポイントです。
上記の表と比較して自身の支出額が多すぎると感じる項目がある場合は、その項目の支出を見直すことで貯金を増やせるでしょう。
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一人暮らしの人が節約する上で行うべきこと
ここでは、一人暮らしの人が節約する上で行うべき具体的な方法をご紹介します。
家計簿をつける
家計管理を手軽にできる方法として、家計簿をつけることが挙げられます。
家計簿をつけて収入と支出を可視化することで、お金の流れを把握できます。
家計簿の項目を分析して、無駄遣いしている項目を節約するとよいでしょう。
家計簿は手書きノートやExcelで自作することも可能ですが、家計簿アプリを活用すると効率よく管理可能です。
家計簿アプリの中には、銀行口座・クレジットカードと連携できるものや、スマートフォンのカメラでレシートを読み取り、自動で家計簿をつけてくれるものなどもあります。
目標貯金額を決める
一人暮らしの人が節約して貯金を増やすには、目標貯金額を決めておくことも大切です。
なお目標貯金額を決める際は、いきなり高額な目標設定をするのではなく、少額な目標を設定することをおすすめします。
高額な目標設定をすると、挫折してしまう可能性が高まるためです。
先取貯金を行う
先取貯金とは、毎月の手取り収入から一定額を先に貯金へと回す方法です。
毎月の給料から自動的に貯金されるため、計画的に貯金できます。
先取貯金を行う方法として、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)、財形貯蓄制度、自動積立定期預金、積立保険などが挙げられます。
関連記事:ガソリン代がお得になるおすすめクレジットカード7選!選び方も解説!
一人暮らしのどういった部分で節約できる?
ここでは一人暮らしをする上で、どういった部分で節約できるのかについて詳しく解説します。
食費を節約する方法
食費は、比較的節約しやすい項目です。
外食する機会が多い人は、外食を減らして自炊することで食費を節約できます。
また食材にかかる費用を削減するのであれば、お店の特売情報を確認することも有効です。
さらに自炊が難しい場合、外食ではなく一人分の惣菜や冷凍食品を購入することでも節約につなげられるでしょう。
電気代やガス代を節約する方法
電気代やガス代は、日頃から電気やガスを使いすぎないよう意識することで節約できます。
電気代を節約するには、電気をつけっぱなしにしないことが大切です。
また省エネ家電に買い替えたり、契約している電力会社を見直したりすることも電気代節約につながるでしょう。
ガス代を節約する方法としては、一度に数食分作ったり電子レンジを活用したりすることなどが挙げられます。
他にも無駄な追い炊きをしないこともガス代の節約方法として有効です。
水道代を節約する方法
水道代を節約するには、日頃から節水を心がけることが大切です。
食器洗いやシャワーの際は、水を出しっぱなしにしないよう注意しましょう。
また洗濯の際、お風呂の残り湯を再利用することも水道代節約につながります。
ガソリン代を節約する方法
ガソリン代を節約したいのであれば、日頃からエコドライブを心がけましょう。
不要な荷物を降ろし、必要以上の速度で走らないようにすることでガソリン代の節約につながります。
なお発進時にはアクセルを踏まなくても自然に進む「クリープ現象」を助走に活用することでも、ガソリンの消費を抑えられます。
またハイブリッド車などの低燃費の車に買い替えることも、ガソリン代の節約に有効といえるでしょう。
その他の費用を節約する方法
家賃や保険費などの固定費の見直しは、長期的な節約につながります。
現在の家賃が高すぎる場合は、家賃が安い物件に引っ越すことも検討しましょう。
保険費に関しては、ネット保険に切り替えることで、毎月の保険料を節約できる可能性があります。
関連記事:ガソリン代がお得になるおすすめクレジットカード7選!選び方も解説!
節約することで得られるメリットとは
節約することで、金銭面だけでなく精神面でもさまざまなメリットを得られます。
ここからは節約することで得られるメリットを詳しくご紹介します。
生活に余裕ができる
節約することで生活に余裕が生まれます。
無駄遣いをせず収入の範囲内で生活すると金銭面での悩みが減り、精神的にも余裕ができるでしょう。
また貯金は非常時の備えでもあるため、安心感も得られます。
貯金がないと、失業や病気などのトラブルに対処できなくなる恐れがある点を覚えておきましょう。
人生の選択肢が増える
節約により貯金が増えると、人生の選択肢が増えます。
例えば、会社を辞めて独立しようと考えている場合、貯金を元手に事業を始める必要があります。
貯金がないと、事業を始められない可能性が高いでしょう。
また事業以外でも何か新しいことを始める際には、ある程度のお金が必要です。
お金を上手に使えるようになる
節約を習慣にすると、お金を上手に使えるようになります。
計画的にお金を使うことで給料日前にお金が不足することもなくなるでしょう。
お金を上手に使えるようになると、将来的にもお金のことで悩むことなく余裕のある生活が送れます。
若い頃から節約する習慣を身につけておきましょう。
物欲に支配されなくなる
日頃から節約を心がけておくと、物欲に支配されることが減ります。
本当に必要な物かを考えられるようになるため、衝動買いをすることが少なくなるでしょう。
物欲に負けて衝動買いを繰り返していると、多額の借金を抱えたり買い物依存症になったりすることも考えられます。
関連記事:車を欲しいと思っている人必見!販売店の特徴や購入方法について解説します
まとめ
目標貯金額を決めて先取貯金をしたり、家計簿をつけて無駄な支出を減らしたりすることが一人暮らしの人の節約術として有効です。
具体的な節約方法としては、固定費を見直すことや節電・節水をこころがけることなどが挙げられます。
また車関連にかかる費用も見直してみましょう。
ガソリン代を節約したいのであれば、低燃費のハイブリッド車に乗り換えることも方法の一つです。
またガソリン車に乗り続ける場合は、日頃からエコドライブを心がけることが大切といえます。
なお節約することのメリットは、さまざまです。
具体的には、人生の選択肢が増えることやお金を上手に使えるようになることなどが挙げられます。
節約を始めようとしている人は、まず簡単なことから始めてみましょう。