ワゴンRのグレードごとでどういった部分が違う?各グレードの特徴をご紹介
ワゴンRは人気が高い車の一つです。
この車は性能によって、さまざまなグレードに分けられています。
この記事ではワゴンRのグレードごとの特徴や選び方のポイントなどをご紹介します。
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INDEX
ワゴンRの概要
ワゴンRはスズキが製造・販売する軽自動車です。
1993年に誕生してから複数回のモデルチェンジを経た上で、20年以上人気を保っている車です。
また、現代では珍しく5MTのマニュアル車も用意されています。
2022年8月にマイナーチェンジされた新しいモデルが登場しました。
前席の高さが変更され、より乗り降りしやすくなっています。
また、後席ドアの内側に傘を収められるようになった点も変更点の一つです。傘についた雨水を車外に排出できる仕組みになっているため、濡れたままでも安心です。
ワゴンRのスペックは以下の通りです。
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メーカー | SUZUKI |
車名 | ワゴンR |
ボディタイプ | 軽自動車 |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,650 |
車両重量(kg) | 750 |
総排気量(cc) | 657 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 27 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |
※参考元:SUZUKI ワゴンR 主要諸元表
ワゴンRのグレードは5種類
ワゴンRのグレードは、以下の5種類です。
- FX
- HYBRID FX-S
- HYBRID ZX(カスタムZ)
- HYBRID ZT(カスタムZ)
- HYBRID T(スティングレー)
なお大きく分けると、以下の3つに分けられます。
- ワゴンR
- ワゴンR カスタムZ
- ワゴンR スティングレー
それぞれ顔のデザインが異なります。
また、FXにのみ近年では珍しい、マニュアル車が用意されている点も特徴として挙げられます。各グレードの車両価格は以下の通りです。
各グレードの車両価格
グレード | 価格(税込み) |
---|---|
FX | 1,219,900円 |
FX 5MT | 1,217,700円 |
HYBRID FX-S | 1,386,000円 |
HYBRID ZX | 1,474,000円 |
HYBRID ZT | 1,633,500円 |
HYBRID T | 1,688,500円 |
※参考元:SUZUKI ワゴンR 主要諸元表
グレード | 価格(税込み) |
---|---|
FX | 1,343,100円 |
FX 5MT | 1,340,900円 |
HYBRID FX-S | 1,509,200円 |
HYBRID ZX | 1,597,200円 |
HYBRID ZT | 1,756,700円 |
HYBRID T | 1,811,700円 |
※参考元:SUZUKI ワゴンR 主要諸元表
グレードごとの詳細をご紹介
ワゴンRのグレードについて、それぞれの特徴や違いを以下でご紹介します。
FX
1番安価なエントリーモデルです。
そのため標準装備は他のグレードよりも少なく、最低限のものしか装備されていません。
このグレードにのみ、マニュアル車が用意されている点が特徴として挙げられます。
コンパクトなマニュアル車を探している人にはおすすめです。
ただし、このグレードには全方位モニターやバックカメラなどのオプション装備を取り付けられない点には注意しましょう。
HYBRID FX-S
FXの一つ上のグレードです。
FXに搭載されている機能に加えて、以下の機能が搭載されました。
- 車線逸脱抑制機能
- アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)
- マイルドハイブリッド
- アイドリングストップシステム
- フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ
またこのグレードから全方位モニターやスズキコネクトなどがメーカーオプションとして対応しています。
スズキコネクトとは、エアバッグが展開する事故が発生した際に自動通報してくれたり、スマートフォンから駐車位置や運転履歴などを確認できたりする、スズキ独自のサービスです。
HYBRID ZX
ワゴンRカスタムZと呼ばれるモデルです。
標準装備がFX-Sよりも豪華になっていることに加えて、車の顔のデザインも変更されています。
ZXから追加された装備は以下の通りです。
- ヘッドランプやポジションランプがLEDに変更
- フロントスタビライザー
- リヤスタビライザー
HYBRID ZT
カスタムZのターボ車になります。ZTにはパドルシフト機能が追加されている点が特徴として挙げられます。パドルシフト機能とは、ハンドルでシフトチェンジできる機能です。シフトチェンジの爽快感を味わいたい人におすすめといえます。
HYBRID T
ワゴンRスティングレーと呼ばれるモデルで、こちらもターボ車になります。標準装備はZTと同じで充実しています。車の顔のデザインが違うため、自身の好みで選ぶとよいでしょう。
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ワゴンRのグレードを選ぶときの4つのポイント
ワゴンRのグレードを選ぶときのポイントは、以下の4つです。
- 車体価格
- 標準装備
- 燃費
- デザイン
それぞれ解説していきます。
車体価格
グレードによって車両価格が大きく変わる点には注意が必要です。
FXとHYBRID Tでは40万円以上違います。
グレードごとの違いを理解した上で、自身の予算にあったグレードを選びましょう。
標準装備
グレードごとに標準装備も異なります。基本的にグレードが上がるほど多くの機能が搭載されています。
LEDランプやアルミホイールを希望する場合はZX以上、パドルシフトやターボを希望する場合はZT以上を選びましょう。
また、ワゴンRにはマニュアル車も用意されています。
マニュアルで運転したい人はぜひ検討してみてください。
燃費
燃費の数値が気になる人は多いでしょう。
燃費のよいグレードを選ぶことで、燃料代や給油に行く手間などを削減できます。ワゴンRのグレードごとの燃費は以下の通りです。
ワゴンRのグレードごとの燃費
グレード | FX(5MT) | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTC(km/L) | 24.8 | 23.0 |
JC08(km/L) | – | – |
グレード | FX(CVT) | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTC(km/L) | 24.4 | 23.2 |
JC08(km/L) | 26.8 | 25.8 |
グレード | HYBRID FX-S/HYBRID ZX | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTC(km/L) | 25.2 | 24.2 |
JC08(km/L) | 31.0 | 29.4 |
グレード | HYBRID ZT/HYBRID T | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTC(km/L) | 22.5 | 20.9 |
JC08(km/L) | 26.6 | 25.0 |
デザイン
ワゴンRはグレードによって車の顔のデザインも異なります。
実際に店舗へ出向き、顔のデザインを確認するのがおすすめです。自身が好きなデザインの車に乗ることで日々の運転が楽しくなるでしょう。
またホイールのインチや細かいデザインも変わってくるため、そういった部分も確認してみてください。
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まとめ
さまざまなグレードのワゴンRが販売されていますが、グレードごとで搭載されている機能や燃費、車両本体価格などが異なります。購入前にどういった特徴があるのか押さえておくことで、自身に適したグレードがどれかを判断できるでしょう。
またグレードによってデザインも異なるため、実物を店舗で確認するのがおすすめです。Webサイトやカタログでは確認できない、細かな部分を確認できます。
自身が好きなデザインのワゴンRを購入して、日々の運転を楽しみましょう。