カーリースは実際どうなの?カーリースを利用する際は失敗例も把握しておこう!

カーリースとは月々定額のお金を支払うことで、契約期間内に車に乗れるサービスです。

そのため、初期費用がかからない、毎月の車に関する支出が一定になりやすいという利点があります。

しかし、車を購入する人はいるものの、カーリースを利用している人が少ないことから、カーリースについて実際どうなのか不安に思っている人も多いでしょう。

この記事では、カーリースの利用は実際どうなのかについて、失敗例も交えて解説します。

カーリースがどのような人におすすめなのかも解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

関連記事:「カーリースはデメリットだらけ」は本当?そう言われる理由や向いてる人・向いてない人を解説

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カーリース利用におけるよくある失敗ケース

失敗するケース

カーリースを利用した人でよくある失敗ケースをいくつか紹介します。
事前対策の参考にしてください。

残価精算で高額請求されたケース

カーリースは定額制であるため、月々の支払いは抑えられるといった利点がある一方で、車の返却時の残価精算で高額請求される場合があります。

カーリースは、契約が満了した際の車の想定価値である残価を事前に設定することで、車両本体価格から差し引きして価格を抑えられるという仕組みです。

そのため、契約満了時に使用していた車の価値が仮に残価を下回っていた場合は、差額を請求されるケースがあります。

カーリースの契約方式は2種類あり、オープンエンド方式とクローズエンド方式があります。

オープンエンド方式は差額を請求される場合がありますが、クローズエンド方式はオープンエンド方式に比べて月々の支払いが高く設定されている分、もし契約満了時に車の価値が残価を下回っていても、差額は請求されません。

契約満了時に差額分を支払いたくない人は、クローズエンド方式で契約するのがおすすめです。

途中解約で違約金が発生したケース

カーリースは定額制であるため、契約期間内に発生する費用の総額を契約月数で割ることで計算します。
そのため、途中解約は原則認められていません

途中解約が認められているサービスでも、残りの契約期間内の支払いを違約金として一括で請求される場合があります。

このような事態を避けるためにも、自分のライフプランにもとづいた妥当な期間で契約することが大切です。

ただし、あらかじめ契約年数が定められている場合が多いため、1年単位で設定できるといったサービスを選ぶことも検討しましょう。

関連記事:カーリース(車のサブスク)の途中解約の違約金が払えない時の対処法を解説

予定外の支払いが発生したケース

カーリースは、新車を月1万円で乗れるサービスもあるため魅力的です。

しかし、いざ契約したら、「毎月定額だと思っていたのにボーナス月には10万円請求された」というケースがあります。

毎月定額で乗れるとカーリースを契約したにもかかわらず、ボーナス月には別途支払いを求められては困るでしょう。

契約も原則途中で変えられないため、最悪の場合支払いが困難になる可能性もあります。

ボーナス月に追加の出費があるかは、リース会社によって違います

月1万円で新車に乗れるリース会社の中には、ボーナス月支払いにすることで月の支払いを抑えられている場合も多いです。

月々の支払いの安さだけでなく、ボーナス月に支払いが別途あるのか確認した上で、家庭の事情に見合ったプランを選びましょう

原状回復費用が請求されたケース

車の返却時にへこみや傷、内外装の破損、汚れなどがあると、原状回復のために費用を請求されるケースがあります。

そのため、原状回復費用が気になり、運転する度に気を遣ってしまう、車のカスタマイズを楽しめなかったと感じる人もいるようです。

多くのカーリースの会社では原状回復を義務にしていますが、日常で車を運転した際に発生する小さい傷は原状回復費用として請求されない場合がほとんどです。

また、カスタマイズも原状回復ができる範囲であれば行えるケースも少なくありません。

カーリースによっては契約満了時に車をもらえるプランもあるため、その場合は自由にカスタマイズできます

走行距離制限により満足に乗れなかったケース

多くのカーリース会社では、車の価値を保障するために走行距離を月間で500㎞、1,000㎞などと制限をかけるケースが多いです。

契約する際に走行距離を気にせずに契約してしまうと、通勤やドライブなどで走行距離を超えてしまう場合があります。

走行距離を超えると超過した分の距離や、超過により下がった車の価値と同等の金額を請求されるため、走行距離に気を遣う、ドライブを楽しめないという意見も少なくありません。

カーリースの会社によって走行距離の上限は異なるため、車をどの用途で使用するのか、日常でどのぐらいの距離を走っているのかを事前に確認して、余裕をもって走行距離を設定することで走行距離の上限を超えるリスクを抑えられます。

また、カーリースによっては走行距離が無制限のプランもあります。

走行距離を気にせずに走りたい、通勤やドライブでよく使うという人は、そのようなプランがあるカーリースを選ぶとよいでしょう。

関連記事:カーリースで後悔する理由とは?後悔しないためのポイントについても紹介

カーリースを失敗せずに利用するには?

失敗しない

カーリースを失敗せずに利用するには、以下の3つの方法があります。

利用条件やプランをしっかり確認する

カーリースを利用する際は、利用条件やプランをしっかり確認して契約することが大切です。

たとえば、設定した走行距離をオーバーした場合は追加料金を請求されますが、実際は月間の走行距離の上限を超えても、契約期間内の走行距離が制限内なら請求されないケースが大半です。

過度に「設定した月間走行距離を超えてはならない」と神経質になる必要はなく、しっかり利用条件を把握した上で条件の範囲内で利用すれば、有意義にカーリースを活用できるでしょう。

また、カーリースの会社によっては、さまざまなオプションを付けられます。

メンテナンス費用や車検を定額にする、走行距離の制限を無制限にする、原状回復費用を気にせずに乗れるといったオプションがあるため、自分に必要なオプションをしっかり見極めて検討してください

残価精算があるかどうか確認する

残価精算があるかどうかも契約時にしっかり確認しておく必要があります。

カーリースの契約方式は、オープンエンド方式とクローズエンド方式の2種類です。

クローズエンド方式なら月々の支払いは高くなりますが、残価精算はないため残価精算時のトラブルを避けたい場合におすすめです。

純正オプションを用いてカスタムする

カーリースにもよりますが純正オプションであれば、カスタムが認められている場合があります。

そのため、カスタムを楽しみたい人は事前にカーリースの会社に確認した上で、純正オプションの範囲内でカスタムするとよいでしょう。

関連記事:スズキ新型スペーシアの内装!コンテナモチーフのおしゃれなインテリアとは?カスタムも紹介!

カーリースの利用に向いている人

おすすめの人

カーリースは、特に車に乗りたいけど初期費用や維持費を抑えたい人に向いています

車の購入は頭金や税金などまとまった金額を用意する必要があるため、ハードルが高いと感じる人も多いです。

加えて、車は購入後にも車検費用や税金、メンテナンス費用など、さまざまな維持費がかかります。

カーリースなら初期費用を抑えられるほか、月額料金の中に維持費が含まれているため、まとまった金額を用意せずに自身が乗りたい車に乗れる可能性があります。

関連記事:カーリースがおすすめの人とは?カーリースが向いている人の特徴を解説

まとめ

この記事では、カーリースの実態について解説しました。

カーリースの利用には失敗を伴う場合もありますが、契約時に走行距離や残価精算といった条件をしっかり確認することで失敗する確率を抑えられるでしょう。

カーリースを上手に利用して快適なカーライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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