アルファード・ロイヤルラウンジの値段は?エグゼクティブラウンジとの違いを解説
トヨタ自動車が製造・販売するアルファードは、高級ミニバンとして有名ですが、そのアルファードに最高級グレードの「アルファード・ロイヤルラウンジ」が存在することをご存じでしょうか。
残念ながら、このグレードは2019年に生産終了となっており、購入する場合は中古車のみとなります。
この記事では、アルファード・ロイヤルラウンジの概要やメリット・デメリット、さらにはほかのグレードである「エグゼクティブラウンジ」との違いについて解説します。
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INDEX
アルファード・ロイヤルラウンジとは?
最高級ミニバンであるアルファード・ロイヤルラウンジとは、どのような車なのでしょうか。
アルファード・ロイヤルラウンジの特徴や、メリット・デメリットについて解説します。
アルファード・ロイヤルラウンジの特徴
アルファード・ロイヤルラウンジは、アルファードの最上級グレードである「アルファード・エグゼクティブラウンジ」をベースにしたコンプリートカー(メーカーによって既にカスタマイズが完了している車)です。
初代モデルは2006年に発売されました。
車のコンセプトは「J Modern Lounge」であり、乗る人のくつろぎとおもてなしを追求しています。
外観はほかのグレードと変わりませんが、内装の豪華さと圧倒的な乗り心地のよさが大きな特徴です。
VIP向けの究極のミニバンといえるでしょう。
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メリット
アルファード・ロイヤルラウンジの大きなメリットは、前述したように快適な乗り心地ですが、そのほかのメリットとしては、コンプリートカーであるため自分でカスタムする必要がない点が挙げられます。
自分でカスタマイズする場合は、追加のパーツなどを別途購入する必要がありますが、コンプリートカーではそれが不要なため、カスタマイズ費用を抑えることができます。
また、自分でカスタマイズすると車検に通らない可能性もありますが、コンプリートカーならば車検も問題なく通ります。
デメリット
アルファード・ロイヤルラウンジのデメリットとしては、コンプリートカーとして豪華なカスタムが施されているため、車両価格がとても高いことが挙げられます。
また、既にカスタマイズが完了しているため、自分でカスタマイズする楽しみがないこともデメリットといるでしょう。
さらに、運転席と助手席の後ろにパーテーションがあるため、運転席と助手席のリクライニングができないこともデメリットです。
また、後部座席にゆとりを持たせた設計であるため、運転席は比較的狭くなっています。
そのため、長距離運転にはあまり適していないかもしれません。
アルファード・ロイヤルラウンジの値段
この章では、アルファード・ロイヤルラウンジの車両価格について、新車価格と中古車価格に分けて解説します。
新車価格
2019年にアルファード・ロイヤルラウンジの生産は終了していますが、当時の新車価格はガソリン車とハイブリッド車ともに1,500万円を超えるほど、高価な車でした。
アルファードのほかのグレードの新車価格は約350万円から750万円程度のため、アルファード・ロイヤルラウンジはまさにVIP向けのプレミアムな車といえるでしょう。
中古車価格
アルファード・ロイヤルラウンジは既に生産終了しており、台数が限られています。
そのため、中古車価格でも1,000万円を超えるものが存在します。
ただし、中古車の中でも状態があまりよくない車や年式が古い車、走行距離が多い車などは比較的低価格で取引されることもあります。
アルファード・ロイヤルラウンジの内装
アルファード・ロイヤルラウンジの内装は、とても豪華な仕様となっています。
ここでは、アルファード・ロイヤルラウンジの内装の特徴について解説します。
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後部座席が2シートのみ
通常のミニバンでは3列シートで7〜8人乗りが一般的ですが、アルファード・ロイヤルラウンジは前席が2シート(運転席と助手席)、後席が2シートの4人乗りとなっています。
そのため、車内には広々としたスペースがあり、贅沢な作りとなっています。
後部座席は本革のハイバックチェアで、体全体を包み込むような設計となっています。
座席には、マッサージ機能も備わっています。
フルリクライニングが可能なため、ゆったりと読書や休息が楽しめるでしょう。
車内の前後がパーテーションで仕切られている
アルファード・ロイヤルラウンジでは運転席と助手席の後ろには、後部座席との間を仕切るフルパテーションが設けられています。
そのため、運転席と後部座席との会話はインターホンを使用して行います。
後部座席の会話は運転席からはほとんど聞こえないほどの防音性があり、個室のようにくつろげる空間となっています。
集中コントロールタッチパネル
後部座席には、スマートフォンのような操作パネルが装備されています。
以下のような車内のあらゆる機能を、タッチパネルで操作することが可能です。
- テレビ、ラジオ、音楽
- リラクゼーションシステム
- 読書灯
- パワーリクライニングシート
- パワーオットマン
- 温熱シート
- パーテーションのスモーク
高級ホテルのような装備
集中コントロールタッチパネルのほかにも、アルファード・ロイヤルラウンジにはまるで高級ホテルのように車内で快適に過ごすことができる装備が充実しています。
主な装備は以下のとおりです。
- フットレスト
- 靴の収納
- ハンガーフック
- 24インチ大型ディスプレイ
- JBLサウンドシステム
- 500mlペットボトル5本が入る冷蔵庫
- 格納型大型テーブル
- 16色のルームライト
アルファードの「ロイヤルラウンジ」と「エグゼクティブラウンジ」の違い
アルファード・ロイヤルラウンジはアルファードの最上級グレードであり、エグゼクティブラウンジのコンプリートカーです。
では、両者は具体的にどのような点で異なるのでしょうか。
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後部座席のシートの構成
ロイヤルラウンジとエグゼクティブラウンジの大きな違いは、後部座席のシートの構成です。
ロイヤルラウンジの後部座席は後部座席が2シートであり、乗車定員は4人である一方で、エグゼクティブラウンジは2列目と3列目のシートがあり、乗車定員は7人です。
そのためエグゼクティブラウンジと比較すると、ロイヤルラウンジは後部座席にかなりの余裕があります。
パーテーションの有無
ロイヤルラウンジは、運転席と後部座席を仕切るパーテーションがあるのが大きな特徴ですが、エグゼクティブラウンジにはパーテーションはありません。
エンブレムの違い
ロイヤルラウンジとエグゼクティブラウンジと外観は、特徴的なエンブレムが装着されている点を除けば同じです。
ロイヤルラウンジのエンブレムは、車体側面の前輪上部に配置され、青い背景に金色の文字で「Royal Lounge」と書かれています。
まとめ
この記事では、アルファード・ロイヤルラウンジの主な特徴とエグゼクティブラウンジとの違いについて解説しました。
アルファード・ロイヤルラウンジは、車内空間が高級ホテルのような豪華さであり、車内であることを感じさせない快適さが特徴です。
最上級モデルであるエグゼクティブラウンジと比較しても、価格はかなり高額ですが、快適性は圧倒的に優れています。まさにVIP向けの車であり、移動時間を快適に過ごすことができるでしょう。
誰もが一度は乗ってみたいと思わせる車ですが、既に生産は終了しているため、興味のある人は中古車を探すことをおすすめします。