カローラアクシオは生産終了する?概要や魅力などについて解説
「カローラ」シリーズは、トヨタが製造・販売する車の中でも広く人気を集めているシリーズのひとつです。
カローラシリーズの中でもビジネス・プライベートの両方でおすすめできるのが「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」です。
この記事では、カローラアクシオの生産終了に関する情報と魅力について詳しく解説します。
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INDEX
カローラシリーズについて
トヨタの人気シリーズである「カローラ」は、1966年に初代が登場しました。
初代カローラの開発時は、「80点主義+α」という言葉が掲げられています。
これは、トータルバランスに優れていて、90点以上の高い性能も持ち合わせているという意味です。
その後、カローラは2代目、3代目とモデルチェンジが行われ、2023年8月現在は12代目までモデルチェンジを経ています。
現在販売されているカローラシリーズは、以下のとおりです。
- カローラ(セダン)
- カローラ アクシオ(セダン)
- カローラ スポーツ(コンパクト)
- カローラ ツーリング(ワゴン)
- カローラ フィールダー(ワゴン)
- カローラ クロス(SUV)
- GR カローラ(スポーツ)
カローラシリーズは、初代が登場した1966年から2016年9月までに、世界での累計販売台数4400万台以上を達成しています。
150以上の国と地域で販売されており、世界中で人気が高い車といえるでしょう。
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カローラアクシオの概要
カローラアクシオとカローラフィールダーはビジネスカーとしても販売されているのが特徴です。
控えめな価格ながら高い機能性を持ち、コストパフォーマンスに優れたバリエーションであるといえます。
カローラアクシオは、コンパクトなボディかつ余裕のある車内空間を持つタイプです。
また、デザインも流線型を採用していて美しくスマートな印象を受けます。
カローラアクシオのスペックは以下のとおりです。
メーカー | トヨタ |
車名 | カローラ アクシオ |
ボディタイプ | セダン |
ドア数 | 4 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,400×1,695×1,460 |
車両重量(kg) | 1,140 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | ガソリン(レギュラー) |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 前輪駆動方式 |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー(全4種) | スーパーホワイトⅡ シルバーメタリック ブラックマイカ アバンギャルドブロンズメタリック |
※紹介グレードは「ハイブリッド」
カローラアクシオは生産終了する?
カローラアクシオは2023年8月時点では販売が続いており、生産終了という情報は出ていません。
カローラアクシオは先代モデルにあたるため、生産終了されるのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、最新のモデルのシリーズと併売されている状況です。
先代モデルにもかかわらず販売が続いているのは、法人・個人問わず使いやすく一定の需要があるためと考えられるでしょう。
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カローラアクシオの魅力
カローラシリーズは、さまざまなバリエーションのある車です。
どのバージョンにも一定数のファンがおり、高い評価を受けています。
その中でも、カローラアクシオには、どのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、カローラアクシオの魅力を詳しく解説します。
コンパクトな車体
カローラアクシオの外観を見てみると、まず印象に残るのが「コンパクトさ」です。
カローラはこれまで12代のモデルが登場しており、モデルチェンジが行われると、そのたびにボディサイズが徐々に大きくなっていきました。
しかし、カローラアクシオについてはそこから逆行し、全長は4,400mm、全幅は1,695mmとやや小型化し、セダンタイプでありながら5ナンバーサイズとなっています。
コンパクトでも快適な車内空間
車体がコンパクトになれば、車内空間や収納も狭くなるのが一般的です。
しかし、カローラアクシオの場合は、コンパクトさと快適な車内空間を両立させています。
大人4人が十分にくつろげる空間となっており、ラゲッジスペースは461Lです。たとえば9.5インチ×46インチのゴルフバッグであれば、4つを収納できる広さを確保しています。
安全性能
カローラアクシオには、衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
「ぶつからない」をサポートする「プリクラッシュセーフティー」や「はみ出さない」をサポートする「レーンディパーチャーアラート」、夜間の見やすさをサポートする「オートマチックハイビーム」などの機能が付いており、安心して走行可能です。
走行性能
カローラアクシオにはハイブリッドタイプも用意されています。
モーターとエンジンの長所を最大限に活用して高い走行性能と低燃費を実現するハイブリッドシステムを採用しているのが特徴です。
2022年のマイナーチェンジによる変更点
カローラアクシオは、2022年8月に一部改良が行われました。
2022年8月の前には、2021年9月に一部改良が行われており、約1年ぶりのマイナーチェンジとなります。
ここでは、2022年8月に行われた一部改良の詳しい内容について解説していきます。
プロジェクター式LEDヘッドランプを標準装備
カローラアクシオのわかりやすい変更点として挙げられるのが、従来の「ハロゲンヘッドランプ」から、LEDヘッドランプへの変更です。
ハロゲンヘッドランプは、フィラメントが発光して光るタイプのランプです。
熱を持ち、比較的優しい光のため、対向車が眩しく感じづらいといえます。
LEDヘッドランプは、ハロゲンヘッドランプより性能が高いランプです。
光量が多く、白色でハロゲンヘッドランプよりも明るいランプといえます。
ヘッドランプがLEDヘッドランプに変更となったことで、夜間の視認性が向上し、カローラアクシオはより安全に運転できるようになったでしょう。
快適な車内環境へ
車内のインテリアとして、シート表皮のデザインの変更が行われました。
また、マニュアルエアコンには、快適装備となる「ナノイーX」が標準装備されています。
そのほか、車内でのビジネスシーンで使い勝手のよい、「充電用USB端子(Type-C)」も全車標準装備です。
これらの変更点は、車としてのカローラアクシオの走行性能などに影響を与えるものではありません。
しかし、より使い勝手のよい車となっています。
カローラアクシオはこんな人におすすめ
カローラアクシオは、快適な車内環境と「走る楽しさ」を両立させつつも、安定した走行性能を持っている車です。大人4人が乗っても広々とくつろげる車内環境は、ビジネスシーンではもちろんのこと、家族や友人など、自分以外の同乗者が快適に過ごせるといえます。
カローラアクシオは、商用車として利用したいと考えている人に向いているでしょう。
また、シンプルなデザインのため、使う人を選ばない車ともいえます。
さらに、十分な荷室スペースもあるため、車に載せる荷物が多い人や買い物に車を使う人にも向いています。
ビジネス向けとされるカローラアクシオですが、ビジネスユーザーだけではなく一般ユーザーにとっても魅力的な車です。
まとめ
カローラアクシオは、高い走行性能、快適な車内環境、広い収納にシンプルなデザインと、さまざまなドライブシーンでマルチに活躍できる要素を持った車です。
2022年のマイナーチェンジにおいて、さらに使いやすくなるよう見直しや改良が加えられました。
カローラアクシオを愛用している人にとっては生産終了の噂は気になるところでしょう。
2023年8月現在、カローラアクシオには生産終了の情報は出ていません。
ただし、すでに販売開始から相当の期間が経過しています。
購入を検討している場合は、早めに行動することが望ましいといえます。